2010年09月27日
ナダル対ジョコビッチ
今回の全米でフェデラー時代から次の時代へ移ろうとしている何かを感じました 決勝について考えてみたいと思います
ナダルは何年か前の全仏で強烈なバックハンドのクロスコートを武器にフェデラーを倒しました。そのクロスコートが今度はストレートにも強烈に突き刺さるように放たれて序盤がスタートしました。これはナダルがバックのヘビースピンを習得して次の段階まで更に来てることを表してると思います。ずっとナダルは「バックハンドにはまだまだ改良の余地がある」と言っています。確実にレベルを上げていることの証だと思います
ジョコビッチ が勝つにはソダーリンのようにバックの高い球をガツンガツン打っていくことが最低条件でした。逆に言うとこれができたらナダルと対等に近い状態で打ち合えるからです。またジョコビッチはストロークで崩してネットへの狙いも初め見せていました。ナダルがどれだけ守備が良くても気にせずドンドン行くことが必要でした。
ナダルは改良されたサーブで押すことと、できるだけフォアで回り込んでジョコビッチにストレートに来るか逆クロスに来るか分からなくすることが大きな作戦の軸です。実際にバック側にジョコビッチを振った時に高く弾んでというよりはキックして伸びたその伸びの速さ でジョコビッチが打点をずらされてミスをする場面がよくあったのを今までにほとんど自分は見ていなかったのでこれもナダルがハードコート用 に打ってるものだろうか..と思いました。とても効果的でした。。
ジョコビッチがナダルにストローク戦で勝つ場合にクエルテンのようにコートの隅に打って崩すより、真ん中あたりに打っても球の威力で相手のラケットを弾いてミスさせるシーンがいくつもありました。性格的に自然とやってた?かもしれませんが意図的に、戦術的にやっていたのではないかと思います
ジョコビッチがセットを取った時は自分が攻めるんだと強気が前面に出ていたから取れたんだと思います。その時ナダルは逆に受け身一方でそれに対抗するような気迫が感じられませんでした しかしそのあとジョコビッチに疲れがどっと出たようで急に粘りや精度が落ちてしまいました。。しかし取られはしましたがそのセット内で復活してきたのはさすがでしたね~ 最後は終始体力的にも強かったナダルがやはり第4セットに疲れの出たジョコビッチを攻め続けてグランドスラム達成でした
この試合を見て戦術的には先ほどのような感じだと思いますが、疲労度の差を抜きにしても勝敗を分けたのは「自分から攻めて打ってくんだ」という強い気持ちでずっと、もしくは長くいれたかどうかだったように思いました。最後の方のナダルはジョコビッチに打って来られても逆に自分からも打っていってましたね、このあたりに勝者のメンタルがウカガエます。
でもジョコビッチの時代もあと数年で来ることも予感されました。確実に今後のテニス界をリードする2人でしょうね..
昨日はうちのスクールの子供たちが多く通ってる小学校の運動会でした 「コーチ見に来てね」なんてかわいいこと言ってくれる子もいたので何としても見に行きたかったのですが、仕事を自分で前々から入れてしまっていたので昼休みに20分だけしか見れませんでした ホントは見る時間がたっぷりあったおとといに運動会だったのに雨で昨日になってしまったのです。。
短かったけど必死にカケッコで誰が走ってるか目で追いましたが紅白の帽子かぶってるし見慣れない体操着姿だし誰が誰だか全然分かりませんでした
ウチの子たちはラケット持って走りなさい
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ナダルは何年か前の全仏で強烈なバックハンドのクロスコートを武器にフェデラーを倒しました。そのクロスコートが今度はストレートにも強烈に突き刺さるように放たれて序盤がスタートしました。これはナダルがバックのヘビースピンを習得して次の段階まで更に来てることを表してると思います。ずっとナダルは「バックハンドにはまだまだ改良の余地がある」と言っています。確実にレベルを上げていることの証だと思います
ジョコビッチ が勝つにはソダーリンのようにバックの高い球をガツンガツン打っていくことが最低条件でした。逆に言うとこれができたらナダルと対等に近い状態で打ち合えるからです。またジョコビッチはストロークで崩してネットへの狙いも初め見せていました。ナダルがどれだけ守備が良くても気にせずドンドン行くことが必要でした。
ナダルは改良されたサーブで押すことと、できるだけフォアで回り込んでジョコビッチにストレートに来るか逆クロスに来るか分からなくすることが大きな作戦の軸です。実際にバック側にジョコビッチを振った時に高く弾んでというよりはキックして伸びたその伸びの速さ でジョコビッチが打点をずらされてミスをする場面がよくあったのを今までにほとんど自分は見ていなかったのでこれもナダルがハードコート用 に打ってるものだろうか..と思いました。とても効果的でした。。
ジョコビッチがナダルにストローク戦で勝つ場合にクエルテンのようにコートの隅に打って崩すより、真ん中あたりに打っても球の威力で相手のラケットを弾いてミスさせるシーンがいくつもありました。性格的に自然とやってた?かもしれませんが意図的に、戦術的にやっていたのではないかと思います
ジョコビッチがセットを取った時は自分が攻めるんだと強気が前面に出ていたから取れたんだと思います。その時ナダルは逆に受け身一方でそれに対抗するような気迫が感じられませんでした しかしそのあとジョコビッチに疲れがどっと出たようで急に粘りや精度が落ちてしまいました。。しかし取られはしましたがそのセット内で復活してきたのはさすがでしたね~ 最後は終始体力的にも強かったナダルがやはり第4セットに疲れの出たジョコビッチを攻め続けてグランドスラム達成でした
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