2013年08月13日
テニス 試合で力を発揮する方法。。
しばらくテニスネタがなかったので書かなきゃいけませんね

この前、年に2回開催になった元ジュニアの子達とのテニスの集まりがありました

地方の大学に行った子が帰ってきたりして、みんな少しずつ顔つきが大人になり始めています

自分は終わった後に焼きそば
を振舞わなきゃいけないので、その準備でそんなにテニスはできませんでしたが、自分のテニスや集まった子達を見て改めて気づくことがありました
それは「自分の力をより発揮したいなら
楽ぅ~に
やること」だということです。自分もそうですが、みんな練習不足だからゲームになると余計に力が入り、フルショットをしようとします
でも入るわけないですよね
でもやってしまうのが人間の性.. 自分の体をより思い通りに動かすには、イメージがあることが大事です
でも力みとイメージが同居すると、体が突っ込んだりボールを見ないで打ったり
いいことはあまりありません。。
個人的な表現ですが「イメージに乗って
打てる」とショットが思い通りに行く感じがします
いいイメージを遮る「力み」や力みを生む「ガッと行きたい気持ち
」を「気楽さ=気楽にやる気持ち」に変えると急に力みが消えて、思ったことがやりやすくなるのです
途中で「あ、コレだった
」と思い直してやり始めました
よくコーチや選手の世界では「ダブルスは特に力を抜け」という格言みたいな言葉があります
自分は「抜く」という言葉を「楽」に変えた方がピタッと来たので、こんな表現になっています
どんな機会でもミスはいろんなコトを教えてくれます
テニス
が終わって、バイトがあるからそんなに時間がない子もいたので、急いで焼きそばを作りました
ちょうど昼だし、いっぱい食べさそうと思ったら
自分の分も子供達のお皿に入れて結局自分は食べれずジマイでした。。
お腹減ってたけど、モリモリ食べてるのが親みたいにナンカ嬉しく って。。
ワシャ ビッグダディか
子供と田んぼで泥んこ相撲とかするかっ

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「ブログを見た」で通常から500円引きになります


この前、年に2回開催になった元ジュニアの子達とのテニスの集まりがありました





自分は終わった後に焼きそば


それは「自分の力をより発揮したいなら




でも入るわけないですよね



個人的な表現ですが「イメージに乗って




途中で「あ、コレだった





テニス



お腹減ってたけど、モリモリ食べてるのが親みたいにナンカ嬉しく って。。
ワシャ ビッグダディか
子供と田んぼで泥んこ相撲とかするかっ


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2013年07月05日
しこらー対策。。
もうすぐ梅雨明けとか言われてますね
今年は暑いのかなぁ。。 今から急いでココロの準備しないといけないな
よくシングルスの試合で「ただ繋いでくる相手にどーしたらいいか
」っていうのがあると思います。
もしロブでずっと打ってくる相手には「1時間でも2時間でもやってやるぞ
」と強い気持ちを持ってないとマズいけないと思います
で自分は「チャンスがあったらドロップショットで前後に動かす」ことを頭に入れておきます


普通のラリー
でただ繋いでくるなら「2球以上連続して相手を左右に振れたらチャンスが出てきます」
この2球以上というのがポイントです
どっちかには振ってるけど1球だけになってませんか
意外ですが、こんなことで状況は変わってきたりすることがあります
この前レッスンをしていたら、貸しコートのビジターのお客様に「ブログいつも見てますよ
」とお声をかけていただきました
恥ずかしいと言うか、ナント言うか
照れるなぁぁ~
そのあと どーしてイーカ分からなくて上手く話せませんでした。。
会話のラリーはネットしました



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よくシングルスの試合で「ただ繋いでくる相手にどーしたらいいか

もしロブでずっと打ってくる相手には「1時間でも2時間でもやってやるぞ



で自分は「チャンスがあったらドロップショットで前後に動かす」ことを頭に入れておきます



普通のラリー


この2球以上というのがポイントです



この前レッスンをしていたら、貸しコートのビジターのお客様に「ブログいつも見てますよ



恥ずかしいと言うか、ナント言うか
照れるなぁぁ~

そのあと どーしてイーカ分からなくて上手く話せませんでした。。
会話のラリーはネットしました




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2013年07月02日
積極性って。。
錦織残念でしたね
確かに本人が記者会見で「守りに入ってしまった
」と積極的に行けなかったのが分かれ道でしたが、他の選手たちの間に
「錦織にはこう攻めろ
」
ができつつあるんだなとも思いました
相手に対する作戦
を考える場合に「得意な方のショットを打たせない」とか「苦手な方を攻める」とかがありますが、錦織はフォアとバックのどちらが苦手でしょうか
どちらも得意ですね
コテンパンにされた後、一杯やって「強ぇ~からショーガねぇーなぁ
」って帰るとしますか..


こういう相手には「リズムを作ってる方のショットを封じればいい
」のです。 錦織の場合フォアでエースを取る数が多い
と思いますが、バックでストレートとクロスに展開してくるのがとても上手く、これで崩していく感じです。。
なので勇気がいりますが
錦織のフォアに集めてバックの数を減らすと、こちらが相手のバック側を突けるようになるので意外と優位に立ちやすいのです
ただ錦織はこうしてきたセッピに対して、フォアのストレートを打ち合いの中で
もっと早く打てば良かったなぁ..と個人的には見ていて思いました
「積極的に行けなかった」と言ったのは、こんなところに表れていたと思います。。
今「結婚しない大人たち」がよく取り上げられますね。 結婚どころか恋愛さえしようとしないと..
「出会い」ってなんでしょう..
「sugijiroさん、この前飲んでる時に女性に声かけるチャンスがあったのに、どーしてゲットできなかったんですか
」
せ 積極的に行けませんでした


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「錦織にはこう攻めろ

ができつつあるんだなとも思いました

相手に対する作戦


どちらも得意ですね





こういう相手には「リズムを作ってる方のショットを封じればいい


なので勇気がいりますが


ただ錦織はこうしてきたセッピに対して、フォアのストレートを打ち合いの中で



今「結婚しない大人たち」がよく取り上げられますね。 結婚どころか恋愛さえしようとしないと..
「出会い」ってなんでしょう..
「sugijiroさん、この前飲んでる時に女性に声かけるチャンスがあったのに、どーしてゲットできなかったんですか


せ 積極的に行けませんでした



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2013年06月08日
世界一の犠牲。。
ナダル強いですね~
こうなるためにどれだけ体をイジメてるか..考えるとちょっと怖いです
水泳の王者
マイケル・フェルプスはインタビューの中で
「水泳の練習と敷地内の寮から歩いて行ける大学との往復
だけしかない毎日で本当にイヤになるくらい退屈だよ」
と言っていましたが、犠牲にしてるものがたくさんあるんでしょうね
また思うのはどのスポーツも「世界一の選手は普通では考えられないような練習をしてる
」ということです。フェルプスの練習風景もそうでした
今回の全仏で一番の驚きはツォンガです
オーストラリア人のロジャー・ラシード
をコーチに迎えてテニスが変わったようですね
ラシードはヒューイットを育てたピーター・スミスの教え子で、15歳で全豪の予選
を勝ち上がって本戦入り
した実績があります。ダーレン・ケーヒルのあとにヒューイットのフィットネスコーチ、ツアーコーチもやっていて、前はモンフィスのコーチでした
たまに名前を聞くぐらいでどんなコーチングなのか自分は知りませんでした。
フィットネスの面では鬼コーチ
らしーですが見るととても頭の良いコーチだと分かります
ツォンガのような野性でプレーしがちな選手はキチンと頭使ってプレーすることを教えたら、効果はすぐに出ます
でもその中でツォンガに
「最初からサービスエースを狙わず、それをゲームの終盤に取っておけ
」
とアドバイスしたというのにはすごいと思いました
それによってツォンガは「自然と頭を使って試合を始める
」ことになるからです。
①始めからエースを狙っていき、入らなくなるとイライラする
②他のショットも悪くなる
③余計にサービスや一発ショットに頼り始める
の悪循環を簡単に断ち切れます
フェデラー戦でツォンガは最初から頭を使ったテニスをしていました
見た目にすぐ分かるのが「バカ打ち」しなくなった点です、野性的な男が知性を身につけたら女はメロメロでしょ
それとテニスも同じです
今後のツォンガがこのままイケるのか注目したいと思います
昔、兄に言われた言葉で「何かを獲ようと思ったら何かを犠牲にしなくてはいけない」という言葉がありました
外資系でバリバリ働いてる兄らしいなと思いましたが、それまでそういう考えは自分の中にはありませんでした
確かに人生はその連続ですね
何かをしてたらその時は他のことはできない、決断をしなければ新しい道は開けない..
ケーキを選んだらその日は和菓子はやめなくてはいけない
スポーツ中継を選んだらお笑い番組はタイマー録画にしなきゃいけない
彼女を顔で選ぶんだったら性格は我慢しないといけない
コレじゃ鬼コーチが来ちゃうな

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「水泳の練習と敷地内の寮から歩いて行ける大学との往復

と言っていましたが、犠牲にしてるものがたくさんあるんでしょうね



今回の全仏で一番の驚きはツォンガです



ラシードはヒューイットを育てたピーター・スミスの教え子で、15歳で全豪の予選



フィットネスの面では鬼コーチ



「最初からサービスエースを狙わず、それをゲームの終盤に取っておけ

とアドバイスしたというのにはすごいと思いました


①始めからエースを狙っていき、入らなくなるとイライラする
②他のショットも悪くなる
③余計にサービスや一発ショットに頼り始める
の悪循環を簡単に断ち切れます

フェデラー戦でツォンガは最初から頭を使ったテニスをしていました



今後のツォンガがこのままイケるのか注目したいと思います

昔、兄に言われた言葉で「何かを獲ようと思ったら何かを犠牲にしなくてはいけない」という言葉がありました


確かに人生はその連続ですね


ケーキを選んだらその日は和菓子はやめなくてはいけない

スポーツ中継を選んだらお笑い番組はタイマー録画にしなきゃいけない

彼女を顔で選ぶんだったら性格は我慢しないといけない

コレじゃ鬼コーチが来ちゃうな



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2013年06月06日
ナダル対錦織。。
見ました
ご覧になった方はいかがでしたでしょうか..
「やっぱりナダルは強かった
」
「完全にやられたな
」
「世界との差はまだまだ..No.1には程遠い
」
いろんな声があると思います。では自分はというとテレビのセンターコートが映し出された画面
を見て最初に思ったことは
「あぁ ついに日本人がここに立ったぁ。。」
というものでした。それは初めて日本
がサッカーのワールドカップ
に出た試合を、サッカーをずっとやってきた友達と一緒に見た時に彼が初めに言った言葉と偶然にも同じでした。
もちろん過去に日本人は立っていると思いますが、史上最強クラスのプレーヤーが複数
出てる全仏の第2週目、ベスト16のセンターコート
ということを考えたら、しかも相手がナダルということを考えたら「ついに..」という言葉が出てきてしまいました。。
また過去にも書きましたが
テレビカメラの向正面の客席の左側最前列に座ってる髭のおじい様
ボリスベッカーの元マネージャーでレジェンドプレーヤーの1人、イオン・ティリアック
が錦織を見ているのも
「あぁ ティリアックが見てるよ~~

」
と感じ入りました
試合の中身についてはというと、意外だったのが、錦織がフォアのスピン=エッグボール
をナダルのバック側に、そんなに端っこでもないところに打ったのをナダルは自分の予想より打ちアグネタ
ということです。
見た感じこのボールを錦織
は最初から打つつもりでいたようで、これによってラリーのペースをゆっくりにすることができ、甘くなったボールを錦織が叩きやすくなっていたのは「ナダル相手にこうなるように最初から作戦として意図してやっていたらスゴイ
」と思います。
バックのアングルショットも良かったですね
ナダルをバック側に追いやってからバックのクロスを叩き込んでポイントを多く取っていました
これは今後も通用していきますね
ただ、負けたのはナダルのサーブがフォアに来た時に
ほとんど返せなかったゲームがいくつかあり
、これが敗因の大きな一つだと自分は思います..
以前の記事にも書きましたが、レシーブをフォアのスライスにして返していたら良かったのではないかと。。
ナダルのサーブは錦織からしたら、そんなに速くなかったはずです
速くないと思うサーブをフォアのスライスで返すことは、ボールがグィーーン
と曲がって来てもよく見えるから厚く持って強打
するよりずっと打ちやすいハズです
しかもバウンド後に浮かないようにキレを出すこともできるでしょうし、これでラリーを始められたらチャンスはあったなぁ。。と自分は想像しました
本人の談にもありましたが、最後はホントに疲れたんでしょうね
でもスコア以上に今後への光
はたくさん見られた試合でした、お疲れ様でした



画面に錦織の彼女
映ってましたよね
こういうの見ると「いいなぁ、自分も関係者席に彼女座らせて画面に抜かれたい
」って思います。。
「あ これはsugijiroのチームが映ってますねぇ。コーチのボブ・ブレッドさん、ご両親、そしてぇ~ ガールフレンドでセルビア人のヤタラ・カワイコビッチさん
ですねぇ~
」
って試合ドコじゃない
ボールじゃなくてずっと彼女の方見ちゃう


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「やっぱりナダルは強かった

「完全にやられたな

「世界との差はまだまだ..No.1には程遠い

いろんな声があると思います。では自分はというとテレビのセンターコートが映し出された画面

「あぁ ついに日本人がここに立ったぁ。。」
というものでした。それは初めて日本


もちろん過去に日本人は立っていると思いますが、史上最強クラスのプレーヤーが複数



また過去にも書きましたが



「あぁ ティリアックが見てるよ~~



と感じ入りました



見た感じこのボールを錦織



バックのアングルショットも良かったですね




ただ、負けたのはナダルのサーブがフォアに来た時に



ナダルのサーブは錦織からしたら、そんなに速くなかったはずです





本人の談にもありましたが、最後はホントに疲れたんでしょうね







画面に錦織の彼女



「あ これはsugijiroのチームが映ってますねぇ。コーチのボブ・ブレッドさん、ご両親、そしてぇ~ ガールフレンドでセルビア人のヤタラ・カワイコビッチさん


って試合ドコじゃない

ボールじゃなくてずっと彼女の方見ちゃう



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2013年06月03日
さぁナダル対策。。
えらそーなタイトルですが、錦織
がナダルに勝つための作戦
について書いてみたいと思います
こういった戦術の記事は久しぶりかな..いつもライトなブログですみません
では、え~「ナダルに勝つにはどうしたらいいか」 実は世界のテニスシーン
ではもうだいたい知られていることです
錦織にとって一番ダメな形はナダルのエッグボール(ものすごく跳ねるトップスピン
のこと)がバック側に来て、それをスライスで返す形になること
そうなったらナダルはローラースケートでも履いてるのかってくらいサーっと回り込んで
フォアでストレートでも逆クロスでも打ち込んで来ます
これはみなさん知ってますね
じゃどーすんのか。。 要は「ナダルに十分な回転のエッグボールを打たせなきゃいいのです」ナダルはバックも上手いし、足も速いですが
錦織ならエッグボールが来なかったら、何とかなるかもしれません
ストロークで回転をかけやすい状況とはどんな時でしょうか
それは相手のボールのバウンドが高めで速くない時です
だからナダルにはそれと逆のボールを打てばいいということになります
「速くて強いフラット系のフォアをナダルのフォア側に数多く打ち込むこと」
するとナダルはリバースフォアの形で何とか回転をかけようとしても、球威に圧されるので必ずいつも跳ね上がる球にはできないはずです
そうして甘くなったトコロを叩き込んでいけばいいのです
こうすれば戦えます
でも気をつけないといけないのはバックのクロスコートを打った時に、その球のバウンドが回転のかけやすい高さや球威になってはいけません
ガツンと強打してストレートとクロスを織り交ぜ、ナダルに「あいつのバックどっち来んだ
」と思わせないといけません
でもナダルがこれに対して、エッグボールに頼らなくても対応してくる
でしょうからもう1つ
「フォアのスピンでクロスに打ち
ナダルをコートの外に出すか、クロスにフラット系で叩き込んでナダルがバックで返し損ねた甘い球をさらに叩き込む
」ことも用意しとかないといけないでしょうね..
バック側に切れていくスライスサーブを必ずナダルは打って来ますから、その返球もスライスで甘くならないように警戒が必要です
これらがいろいろ噛み合ったらナダルに土をつけれることに..
大変なことですが、ナダルは史上最強のクレーコーターですから
錦織
勝って欲しいです

あー朝からマジメに書いたら疲れた
スクランブルエッグにしてエッグボール(小さいタマゴのボール)いっぱい作って、ハムをスライスして朝ごはんにするか
え タマゴないからローラースケート履いてコンビニ行くか

財布忘れて家に帰る

これがホントのリバースホーム(=リバースフォア)
ちょっと無理あるな


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こういった戦術の記事は久しぶりかな..いつもライトなブログですみません

では、え~「ナダルに勝つにはどうしたらいいか」 実は世界のテニスシーン




そうなったらナダルはローラースケートでも履いてるのかってくらいサーっと回り込んで



じゃどーすんのか。。 要は「ナダルに十分な回転のエッグボールを打たせなきゃいいのです」ナダルはバックも上手いし、足も速いですが



ストロークで回転をかけやすい状況とはどんな時でしょうか



「速くて強いフラット系のフォアをナダルのフォア側に数多く打ち込むこと」
するとナダルはリバースフォアの形で何とか回転をかけようとしても、球威に圧されるので必ずいつも跳ね上がる球にはできないはずです




でも気をつけないといけないのはバックのクロスコートを打った時に、その球のバウンドが回転のかけやすい高さや球威になってはいけません




でもナダルがこれに対して、エッグボールに頼らなくても対応してくる


「フォアのスピンでクロスに打ち


バック側に切れていくスライスサーブを必ずナダルは打って来ますから、その返球もスライスで甘くならないように警戒が必要です







あー朝からマジメに書いたら疲れた

スクランブルエッグにしてエッグボール(小さいタマゴのボール)いっぱい作って、ハムをスライスして朝ごはんにするか

え タマゴないからローラースケート履いてコンビニ行くか


財布忘れて家に帰る


これがホントのリバースホーム(=リバースフォア)

ちょっと無理あるな



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2013年04月01日
答え。。
こんばんはぁ
今日はジムに行ったのでお酒はダメでした
前回の記事の答え。。考えてくださった方いるかなぁ
当時見てた方は分かるかもですね
答えは「いきなり作戦・レンドルを慌てさせること
」です。具体的には「ゆっくり打ったらゆっくり返ってくる
」ので、レンドルにゆっくり打たせといて、そのゆっくりなボールをストレートやクロスのコーナーにいきなりハードヒットして体勢を崩し、前に出るのです
エドバーグはバックハンド
でフラットにパーンとストレートに打って、何度もというかこのパターンだけでストローク戦からポイントを取っていました
ベッカーはわざとゆっくりなボールを打ってネットに出たり、何ポイントもしばらく強打しないでおいて、いきなり強く打って出たり
してペースを自分のペースに持っていきます
そして試合の後半はボールを左右に散らして最後はネットに出て
レンドルのパスと勝負するのです
若い時のベッカーには緩急の配球
が活かされてなかったと思うのですが、後期のベッカーは名将ボブ・ブレッドによってとても戦略的な配球のテニスをしていました
ウィンブルドン
以外では無敵でホントにどうやったら勝てるのか見えなかったレンドルの負ける姿を見るのはホントに口を開けて、ただただ「あぁ~
」という感じでした。
これはあくまで自分から見た答えですから違った見方があるのは当然です
学生の頃から自然としてた、こういったテニスを読み取ること
が自分の今に活かされてるんだなぁと思います
去年からあるクラスだけ英語でレッスンをしています
日本語
が通じない生徒さんがいるので日本の方には日本語ですが、半々でやってます
でも段々キモチ的に英語の部分が増えてきて、日本語使うべきとこでも生徒さんが上手く打てた時
「イ~YES
」
とか大声で言っちゃいます
説明もその方に英語で話してる時は他の生徒さんに「コーチ違う人みたい、何言ってるか分かんなぁ~い
」とか。。
もちろんツタナイ英語で必死
そこをいきなり向こうから英語でそんなに難しくない言葉でもバーっと言われると急に
「ん゛...」 答えられなくなります
わしゃレンドルか

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是非ご覧ください。

今日はジムに行ったのでお酒はダメでした

前回の記事の答え。。考えてくださった方いるかなぁ


答えは「いきなり作戦・レンドルを慌てさせること



エドバーグはバックハンド




そして試合の後半はボールを左右に散らして最後はネットに出て




ウィンブルドン


これはあくまで自分から見た答えですから違った見方があるのは当然です



去年からあるクラスだけ英語でレッスンをしています



「イ~YES

とか大声で言っちゃいます


もちろんツタナイ英語で必死

「ん゛...」 答えられなくなります

わしゃレンドルか


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2013年03月30日
最強のストローク 最強のテニス。。
いつもできるショット
が今日は何故か上手くいかない
ちゃんと打てた
と思ったらすぐ当たりが悪くなる..ナンテいうことは世界中のテニスコートで起きています
最近自分はバックハンドがしっくり行かなくなって困っていました
昔はバックハンドで悩んだことなかったから戸惑います
コーチってレッスンで打ちやすいボールを軽く返してると
フォームが崩れてくるんです
レッスンのためにグリップは同じ厚さでは持てませんが、バックのフォームは昔ランキング1位
だったクエルテン(愛称グーガ)のイメージをしています。自分が思うに
「今までのテニスプレーヤー
で最高の片手バックハンド
を打つ選手は誰か
」
と聞かれたらグーガとエナンだと答えます
エドバーグやレンドルもいますが、安定感とスピンの場合の回転量
の多さ、大事な場面での決定力
、高い打点
の時に無理がなく強打できるのか、などを考慮すると残るのはこの2人ではないかと思います。。
興味深いのはグーガとエナンの2人はグリップの厚さ、持つ位置が同じなんです
バックハンドのフルウエスタングリップと表現していいと思いますが、これで打ったら自然にボールがドカーンと行きやすいんです
インパクト時に面がちゃんと立つ
からですね。
自分の不調
の原因はラケットを引き始める時のラケットを持つ高さが高すぎた
からでした。。これが分かったので明日からは「史上最強
のバックハンド」で打ちたいと思います
史上最強シリーズで言ったら、フォア部門
は誰でしょうね
ただ強い球じゃなくて「回転
が自在にかけれるか、苦手なサーフェスやコースがないか
、決定力
があるか」で考えたらやっパリ
ナダルとフェデラーが挙がるかな..
レンドルもこの条件にハマリますねぇ、でも常にラリー中
に自分からガンガン打ってく訳ではなかったから先の2人程じゃないか
レンドルの面白いところは相手が強く打ったら自分も強く打つ
相手が弱く打ったら自分も弱く打つ
ことが多い選手でした。
レンドルは85年から89年まで最強時代

でしたが、当時ランキングですぐ下にいたベッカーやエドバーグ(の陣営)は対戦しながら徐々にこの特徴に気付くのです
スピードある球でネットに出るとドカーンってパスで抜かれる
中ロブでつなぐと中ロブでつないでくる、バックのスライスでペースに変化をつけると落ち着いてスライスで返してくる
こうするとどーなるか..自分から仕掛けると切り返されて
じっくりつなごうとすると相手もじっくり来る
ラチが明かないのです
188センチの長身にもかかわらず、スゴイ足が速くて抜群のフットワーク
があるから可能なのですが、コレをシングルスでやると相手は自分から展開してるつもりなのに、結局手詰まりになってくることがあるのです。。 ではベッカー達はこのテニスをどう崩したのか
皆さん考えてみてください
次回答えを書きますね
え モッタイぶらないで早く書け
すみません、ココンとこ書いてる最中に眠気に勝てなくて最後まで書ききれないのです。。机に顔をうずめて口だけはムニャムニャ書こうとすることを言っています
「ん~レンドルは中くらいのロブスター.. スライスしてフライパン返してぇ すぐ下のベッカーズのハンバーグ2人で食べて..
」
どーやら寝たみたいです

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最近自分はバックハンドがしっくり行かなくなって困っていました




レッスンのためにグリップは同じ厚さでは持てませんが、バックのフォームは昔ランキング1位


「今までのテニスプレーヤー



と聞かれたらグーガとエナンだと答えます




興味深いのはグーガとエナンの2人はグリップの厚さ、持つ位置が同じなんです



自分の不調





史上最強シリーズで言ったら、フォア部門






レンドルもこの条件にハマリますねぇ、でも常にラリー中




レンドルは85年から89年まで最強時代






こうするとどーなるか..自分から仕掛けると切り返されて








え モッタイぶらないで早く書け

すみません、ココンとこ書いてる最中に眠気に勝てなくて最後まで書ききれないのです。。机に顔をうずめて口だけはムニャムニャ書こうとすることを言っています

「ん~レンドルは中くらいのロブスター.. スライスしてフライパン返してぇ すぐ下のベッカーズのハンバーグ2人で食べて..


どーやら寝たみたいです


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2012年10月06日
トップ選手と錦織の魔法。。
錦織よくやりましたね


かなり調子がいいようで
1stサーブが良くなったし、「ここ大事
」というところで短時間に続けていいプレーができるようになっているのがいいですね
これはトップ選手に共通した要素です
大事な場面が訪れるまでプレーは相手とさほど変わらなくても、ブレークチャンスやセットポイントの匂いがしたら、彼らは急にプレーのレベルを上げてポイントをさらってしまうのです

これはテレビで見るより生で試合を見るとよく分かります
ナントいうか肌で感じる雰囲気..ん~その瞬間「空気が変わった
」ように自分には感じます。。その瞬間はあっという間に過ぎて、気づくとスコアは広がっています
確かな技術が勿論前提で、それをツキナミに「集中力
」と表現してもいいですが、そこには「自分を信じる力」、もっとピタッとくると思う言葉は「自分を疑わないメンタル」がカギなんだと思います
これはここで少し前に書いた「自律神経」の話と同じです
「呼吸が落ち着いている、いいイメージの中に自分がいて、その実行だけに頭がいっている
」
これをオイシそーな匂い

がした時に自分にぐわっ
と持ってくるのです。。 これが明日もできたら錦織は優勝にかなり近づけるはず
ラオニッチのサーブをきちっと返せれば、あとはそんなに心配ないと思います
観にイケる方がホントに羨ましいです
会社でとってる新聞に入ってた不二家のチラシにペコちゃんの絵のマグカップが器になってるプリンが載っていました
初めは「ん~
」と見ていたのですが、急に思い出したことが。。
高校の時に事故にあって2ヶ月半も入院したのですが、その時付き合いかけの彼女がそのペコちゃんのプリンを2つ持って来てくれて
2人で食べながら「これ食べたあとはマグカップで使えるから歯磨きで使ってね
」と言われ、「うんっ
」とうなずいてたのを思い出しました
つい最近どっかでプリン食べた気もしますが、ナンだかすごくそのプリンが懐かしくなり、誰かがまたそんなコトを言ってくれるかもしれない気がして不二家でそのプリンを買って帰って食べてみました


ん~ おいしい
味はあの時のまま
誰かにナンカ言われるかなぁ。。
ナニモ言われない
一人暮らしダカラ

10月からの新メニュー発表
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是非ご覧ください。



かなり調子がいいようで




これはトップ選手に共通した要素です



これはテレビで見るより生で試合を見るとよく分かります




確かな技術が勿論前提で、それをツキナミに「集中力



「呼吸が落ち着いている、いいイメージの中に自分がいて、その実行だけに頭がいっている

これをオイシそーな匂い








会社でとってる新聞に入ってた不二家のチラシにペコちゃんの絵のマグカップが器になってるプリンが載っていました


高校の時に事故にあって2ヶ月半も入院したのですが、その時付き合いかけの彼女がそのペコちゃんのプリンを2つ持って来てくれて




つい最近どっかでプリン食べた気もしますが、ナンだかすごくそのプリンが懐かしくなり、誰かがまたそんなコトを言ってくれるかもしれない気がして不二家でそのプリンを買って帰って食べてみました



ん~ おいしい


誰かにナンカ言われるかなぁ。。
ナニモ言われない
一人暮らしダカラ


10月からの新メニュー発表



2012年07月02日
ナダルがジョコビッチに勝てたのは。。
お久しぶりです
すみません。ゆっくりしてる時間がなくて、だいぶ空いてしまいました..
あっという間に全仏からウィンブルドンになってコートが180度変わる時期になりましたね

クレーであれだけ強いあの選手が芝になるとテレビ放送される段階になる前にいつの間にか負けてるなんていうこともよくあるものです
錦織のデルポトロ戦を見ましたが、試合の前レッスンで「たぶん錦織勝つよ
デルポトロはなんか芝での動きがよくないし、錦織の調子ならイケるでしょ
」とか言って楽観していましたが、早々に嫌ぁな予感のするブレークされたのでまずいなとは思いました。。全豪のマレー戦でもありましたが、トップ選手
との試合でセットの初めにブレークを許すのは勢いに乗らなければいけない状況なのにとても良くない流れです
サッカーの試合
で「先制点をどちらが取るかによって、その試合は全く違う内容になる」というのと同じだと思います。
相手も強いわけだから相手のパターンでポイントを取られることは絶対にあります
でも錦織は自分のパターン
になった時にポイントを数多く取れなかったのが一番の敗因だったと思います。。またそれには内面的な「支え」が必要だったのではないかと思うのです..
え、じゃあ彼女がいればいいかってこと
そういうことじゃないんですけど。。
「試合をするときに必要なメンタル=試合に勝つ考え方」で大事なのは「攻めの気持ち
」です。ラリーでいくらイイ状況になったとしても、この気持ちがないと自分の体が動きません
チャンスなのに「ダイジョウブかな
」と自分を信じられなくなるからです。。
全仏の決勝
を見ましたがナダルが今年ジョコビッチに勝ってるのはこの部分が大きいように感じました。戦術的に見て分かるプレーで去年と違うなと思ったのは、解説者も言っていたようにファーストサーブを少し抑えてコントロールを良くしたフラットを打つことくらいでした。 あと大きく違ったのはナダルが以前よく言っていた「相手が強いんだから攻めなきゃ
」という気持ちだったと思います。去年と同じようなボールを打っているようでここが違いました
普通は相手が強かったら「守らなきゃ
」と思うかもしれません。でも自分の力を出さないとその相手には勝てないわけですから攻めないといけないのです
その気持ちが自分の体を自由に動かしてくれるのです
最近このことをレッスンでもよく言っています、みんな覚えてくれるといいけどな..
うちのスクールの子供達には自分がブログをやってることをずっと言わないできました。でも芸能人のブログとかyou tubeとか結構見てるようなので「あ、コーチもブログやってるよ
みんなの言ったこととか面白かったこと書いてるんだ。〇〇のことも△△のことも書いてるぞ」と言ってしまいました。。
そしてその次の週のことです。
向こうからニコニコしてる小学生の男の子が大きな声を出しながら走って来ます
「コ~チィ~ ブログみたよぉ~ スギジローでしょ~
」
「あ、ホントに見たの。で、どーだった
」
「うん、えっとね。(走ってきたからゼーゼーしてる) 〇〇のこと書いてあったよ
あとフェデラーとかナダラーとかテニスのこといっぱい書いてあった
」
それを聞いた瞬間爆笑してしまいました
「ナダラー」って。。 でも否定せずそのまま「そーかー、ナダラーのことも書いてあったかぁー
」と言っておきました。
お前のこと、今日は書いたぞ

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「ブログを見た」で通常から500円引きになります
是非ご覧ください。


あっという間に全仏からウィンブルドンになってコートが180度変わる時期になりましたね




錦織のデルポトロ戦を見ましたが、試合の前レッスンで「たぶん錦織勝つよ




サッカーの試合

相手も強いわけだから相手のパターンでポイントを取られることは絶対にあります


え、じゃあ彼女がいればいいかってこと

そういうことじゃないんですけど。。




全仏の決勝



普通は相手が強かったら「守らなきゃ




うちのスクールの子供達には自分がブログをやってることをずっと言わないできました。でも芸能人のブログとかyou tubeとか結構見てるようなので「あ、コーチもブログやってるよ

そしてその次の週のことです。
向こうからニコニコしてる小学生の男の子が大きな声を出しながら走って来ます


「あ、ホントに見たの。で、どーだった

「うん、えっとね。(走ってきたからゼーゼーしてる) 〇〇のこと書いてあったよ


それを聞いた瞬間爆笑してしまいました


お前のこと、今日は書いたぞ


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2012年01月31日
全豪に必要だったフォアハンド。。
全豪ものすごい決勝でしたね


あれだけハードヒットし合いながら走って取りまくるテニスをトップ4がやってるのを見ると「テニスはこれ以上どうやって進化するんだろうか
」と考えてしまいます。。
個人的には今回の全豪はフェデラーが勝ってくれないか、その可能性はまだまだ高い
ナダルに勝てたらあり得ると思っていました。まだナダル戦は見ていませんがデルポトロ戦のフェデラーを見たらバックハンドのテイクバックが変わってるではありませんか

それは以前からこのブログでも申し上げていたナダル対策にバックのテイクバックをこう変えるべきだと書いてきたものと同じでした
どう変えてるのかと言うとテイクバックからボールを打つまでの間にガツンと当てに行けるようにするためラケットを今までより少し高めに上げて、面が上を向くようにしたということです
この形誰かに似ていませんか
そうですピート・サンプラスですね
グリップも打ち方もスピンのかけ方もよく似ています
これがどうナダル戦に生きたのか、負けはしましたが楽しみに見たいと思います
個人的な見解ですが今回の全豪はフォアの強さ、とりわけリバースフォアの球質で勝敗が分かれた大会だったと思います。リバースフォアとは打った後ラケットが右利きの場合、通常は左肩や左肘の方に行って終わるのに対し右肩の上の方に終わるフォアのことです
ナダルがよくやってますね
ナダルはこのところスピンをかけ損ねて浅くなり叩かれるようになったのをどう対策してくるのか注目していました。ラケットを重くして重い球が行きやすくした(らしい)のもありますが、直線的なボールをジョコビッチに対して多くしていたのは見て取れます
しかしまだリバースフォアでスピン気味に打ったボールが甘くなる(=浅い、または回転がフラットドライブでスピードも速くないので強烈なボールではない)場面がいくつもあったので、そこを叩かれてジョコビッチに勝ちきれませんでした
そのボールをフラットでガツンと打ち、バウンドした後もグッと伸びていく重い球にしていたらナダルは勝ったのではと思います
押してる状況なのにナダルのリバースフォアがふわーンと伸びない球になった時はテレビの前で「あぁ..
そこも打たなきゃ
」と思わず声に出してしまいました
このことは錦織のマレー戦にも言えました
それまでの試合と違って錦織はリバースフォアがバウンド後に伸びがない球が多く、それがマレーを有利にする場面が多くありました
相手を左右に振る時ならリバースフォアがそんなに伸びなくてもいいかもしれませんが、相手が待ってる所に打つ状況なら苦しくてもフラットの強い球にしないとトップ4には勝てないくらい彼らには甘い球を1球も打ってはいけないのです
逆にマレーにはそういったリバースフォアの甘い球が錦織より少なかったというか、ほとんど無かったのではという印象です。。
他にもまだまだあるので今回の全豪を見て気付いた最新のテニスについては次回以降書いていきたいと思います

自分の勤めております海老名市のサンプラス杉久保テニススクールは歩道よりもくぼんだ地形にテニスコートがあるので歩いている人からはコート全体がよく見えます
そんなスクールではバレンタインも近いのか、最近ジュニアの小学生達は恋バナが多くなってきています

「〇〇は△△が好きなんだって」「え、それ□□と同じじゃん
」「アタシ☆☆と付き合いたい
たぶん向こうも分かってるし..」
そんなのを聞きながら話してると、「コーチは付き合ったことあるの
」 との質問が..
「そりゃ~あるさ
コーチだってもう大人だしな
」
「でも結婚してないじゃん
付き合うの失敗ばっかりなの
」
「う″..でもテニスは失敗なしの人生だからいいのさっ
」
「えーでもこの前歩いてる時見てたらコーチお客さんと試合して失敗してたよ
」
ぐぅ..ゴマかすのも失敗した

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あれだけハードヒットし合いながら走って取りまくるテニスをトップ4がやってるのを見ると「テニスはこれ以上どうやって進化するんだろうか

個人的には今回の全豪はフェデラーが勝ってくれないか、その可能性はまだまだ高い



それは以前からこのブログでも申し上げていたナダル対策にバックのテイクバックをこう変えるべきだと書いてきたものと同じでした


この形誰かに似ていませんか




個人的な見解ですが今回の全豪はフォアの強さ、とりわけリバースフォアの球質で勝敗が分かれた大会だったと思います。リバースフォアとは打った後ラケットが右利きの場合、通常は左肩や左肘の方に行って終わるのに対し右肩の上の方に終わるフォアのことです


ナダルはこのところスピンをかけ損ねて浅くなり叩かれるようになったのをどう対策してくるのか注目していました。ラケットを重くして重い球が行きやすくした(らしい)のもありますが、直線的なボールをジョコビッチに対して多くしていたのは見て取れます


そのボールをフラットでガツンと打ち、バウンドした後もグッと伸びていく重い球にしていたらナダルは勝ったのではと思います




このことは錦織のマレー戦にも言えました



他にもまだまだあるので今回の全豪を見て気付いた最新のテニスについては次回以降書いていきたいと思います


自分の勤めております海老名市のサンプラス杉久保テニススクールは歩道よりもくぼんだ地形にテニスコートがあるので歩いている人からはコート全体がよく見えます




「〇〇は△△が好きなんだって」「え、それ□□と同じじゃん


そんなのを聞きながら話してると、「コーチは付き合ったことあるの


「そりゃ~あるさ


「でも結婚してないじゃん


「う″..でもテニスは失敗なしの人生だからいいのさっ

「えーでもこの前歩いてる時見てたらコーチお客さんと試合して失敗してたよ

ぐぅ..ゴマかすのも失敗した


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2012年01月22日
ベネトー戦の分かれ目。。
こんばんは
錦織がミックスまで勝ちましたね
ホントに今年に入ってのプレーは第24シードどこではないと1回戦の第1ゲームを見た時に思いました
言い過ぎと言われるかもしれませんが、錦織は今第5シードのレベルにあると言いたいくらいです
去年からの体幹を強化し、バランスアップのトレーニングが良かったと盛んに言われていますね。ホントに見た目もテニスも大人になってきたように見えます
ベネトー戦は攻めていても相手の読みやすいコースに打っていったらやられてましたね
長いラリーになっても調子がいいんだから
焦らず攻め急がないつもりでいたら自然とポイントが取れていたので、それができたかどうかでセットを取れる取れないが分かれていたように思います
皆さんも早くポイントを取ろうと、やってもやっても通常のセオリー通りに攻めてるから相手も走っててカウンターで決められたことありませんか。。そういう時はそのあと少しの間はチャンスが来てから攻めるつもりでいた方がいいかもです
するとそのうち流れも自分の方に来てたりしますから
じっくり行くことですね
とにかく錦織は調子がいいみたいで今のところ安心しちゃってます
ツォンガ戦はレシーブを返せて、ラリー戦になれば勝機は十分あります
普段通りで行けばいーのでは。。
最近バーゲンになってるから
ちょっとなんか買ってもいいかも、と思って買ったりいろいろ見たりしています。。今後自分のコーディネートがちょっと変わりそうな買い物になったりもして楽しんでます
そう言えばテニスウェアもセール中
昔は男子の短パンって今の女の子のホットパンツみたいな丈の超ぉ短い、ウエストはゴムも入ってなくてボタンでとめるようなもの
今じゃ考えられないものでした
当時の部活の集合写真を見て見ると..
少女時代みたい




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去年からの体幹を強化し、バランスアップのトレーニングが良かったと盛んに言われていますね。ホントに見た目もテニスも大人になってきたように見えます

ベネトー戦は攻めていても相手の読みやすいコースに打っていったらやられてましたね



皆さんも早くポイントを取ろうと、やってもやっても通常のセオリー通りに攻めてるから相手も走っててカウンターで決められたことありませんか。。そういう時はそのあと少しの間はチャンスが来てから攻めるつもりでいた方がいいかもです



とにかく錦織は調子がいいみたいで今のところ安心しちゃってます

ツォンガ戦はレシーブを返せて、ラリー戦になれば勝機は十分あります

最近バーゲンになってるから



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2011年11月03日
試合に勝つ秘訣は。。
もう11月になりましたね。。寒くなってきたぁ~ って暑っっ

ばっちり布団も干しちゃいました
今日はシングルス
いやダブルスにも使える試合の考え方について書けたらなと思います。。
誰でもシングルスは(そもそもテニスは)好奇心みたいな気持ちから自分の打ちたいショットを打ってしまうことがあります
打った後に「やっぱりムリだったよな
」とミスしたことはないでしょうか..
戦略的な気持ちや、戦略的な必要性からコースを選択することが自分のテニスをまとめる(=入ったり入らなかったり
ではなく安定したテニスをする)のに必要だと思います。強打してもいいのですが、ここでそうするのが戦術として必要だから、このショットを使うのだ
という感じです。相手に効かないのにヤミクモに打ってるだけではストレス解消目的みたいなテニスになってしまいます。
自分の経験ですが、自制的な気持ちで将棋をしてるときみたいな頭の使い方をしてる試合はとても落ち着いています
何というか主役が「自分」ではないのです
主役は「自分のことを後ろから見ているもう1人の自分
」または「こう戦うと決めた戦術」です。そのもう1人の自分や戦術が自分を操ってる感覚と言えばいいのかなぁ。。
「自分はズドン
と気持ちよくフラットサーブを打ちたいけど、バック側にスピン系を入れた方がより確実にレシーブがコートの真ん中に返ってきて甘くなるから、スピンを選択しよう
」
っていう程度の簡単なものです。でもそうして進めているとテニスがどんどんクレバーになって、「面白い
」と思いながら自分はポイントが取れます。逆に自分の手に強く打った感覚を求めるようなテニスをした時は全くダメです
簡単な作戦でいいから1つ決めて試合に臨むことが落ち着いた、成功するゲームの第1歩です
「相手がスキを見せたら前出て決めよう~
」
とか、これだけでいいんです。自分の経験ではこれはとても重要なことですね
でも自分の人生が「シングルス」から「ダブルス
」になる秘訣はまだ分かっていません

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今日はシングルス

誰でもシングルスは(そもそもテニスは)好奇心みたいな気持ちから自分の打ちたいショットを打ってしまうことがあります


戦略的な気持ちや、戦略的な必要性からコースを選択することが自分のテニスをまとめる(=入ったり入らなかったり


自分の経験ですが、自制的な気持ちで将棋をしてるときみたいな頭の使い方をしてる試合はとても落ち着いています

何というか主役が「自分」ではないのです

主役は「自分のことを後ろから見ているもう1人の自分

「自分はズドン


っていう程度の簡単なものです。でもそうして進めているとテニスがどんどんクレバーになって、「面白い


簡単な作戦でいいから1つ決めて試合に臨むことが落ち着いた、成功するゲームの第1歩です

「相手がスキを見せたら前出て決めよう~

とか、これだけでいいんです。自分の経験ではこれはとても重要なことですね

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2011年09月20日
ナダルたちの三角関係。。
毎日まだまだ暑いよ~っ
と思っていたら台風で急に涼しくなって。。 うちのコートは大雨が天敵なので海側に曲がって行ってくれたらいいなぁ
全米の決勝
見ましたがナダルには屈辱的だったと思います。自分もかなりショックな試合でした
最近よく言われているように「ジョコビッチはナダルのスピン系のボールを叩き込める
ので、スピンで展開して追い込むナダルは自分から展開する前にやられてしまう」
「フラット系で強打されるとナダルはそのボールに強烈なスピンはかけられなくなるため、ますますナダルは自分のテニス
ができなくなる」
まさにその通りの形でした。
他の記事で知った方もいるかと思いますがジョコビッチは独自の食事療法と最近スポーツ選手間で使われている酸素カプセル?ではない、空気を圧縮して筋肉に刺激を与える?カプセル
に入り始めたことによって去年までなかったような動きの素早さ・安定感・力強さを手に入れたようですね。。
正直テニスプレーヤーであんな動きが年間通してできるなんて、スゴすぎてちょっと異常だ
とは思っていました.. やはりトレーニングやコンディショニングに秘密があったようです
今後このカプセルがスポーツ界に広まっていくことは確実なのではと思います。
ナダルはジョコビッチに対してできる作戦はとっていたと思います。それは「ラリーはフォアのストレートのエースで終わらせる
」というものです。バックの高い打点から来るジョコビッチの強烈なクロスとストレートのエースを封じるにはそれしかないと言ってもいいからです
でもジョコビッチはナダルのバック側に深く弾むスピン系のボール
を混ぜて、ナダルを後ろに下がらせることでナダルの返球を浅くさせます。そしてフォアで叩き込んでくる
そして最後にはジョコビッチは背中の痛みで7、80%くらいでしか打ってなかったのに6-1でやられてしまうという終わり方でした。。
手も足も出ず負けてしまったナダルが今後ジョコビッチに勝つには方法は2つ、今のところあると思います。
1つは「ストレートで仕留めることを頭に入れながら、高く弾むスピンを打たずにフラット系のフォアでガツンガツンいくこと

」
2つ目は「バックの高い打点からフラット系のボールを打ち込めるようにテイクバック完了の位置を今より少し高くすること
」
だと思います。この2つ目はフェデラーがナダルのスピンに対してバックの打ち方をマイナーチェンジしなければいけないと書いてきたのと同じことです
ナダルのバックはスイングが下から上への上昇のしかたが他の選手と比べて大きいのです
だから高い打点を叩き込む形にならずスピン系で返すことになり叩かれてしまうのです。。
フェデラーのナダル対策と同じでここを変えられたら勝てるし、変えなければ相手のコンディション不足などがない限り勝つのは難しいかもしれません
ジョコビッチがナダルを圧倒できるようになった今、ジョコビッチに勝てる選手は誰かと言えば.. そうフェデラーです

フェデラーはジョコビッチに対して高く弾むスピン系で打ち合わないので、上から叩き込まれることが少なく通常の打点で打ち合うことが多くなります
そうなると今回のベスト4の1、2セット目や今年の全仏
のように少ないミスで攻撃がガツガツできればフェデラーが今1番可能性が高い選手です
選手同士の相性というのは不思議なものでジョコビッチ・ナダル・フェデラーの間にも三角関係があり、それを崩すには「自分に足りないところを変える」しかないのです。柔軟に変えれるか、自分の形を変えずに挑み続けるかは本人次第です
フェデラーの復活優勝をまた見てみたいなァ。。
「現状に甘んじると成長はそこで止まり衰退の一途をたどる」と言われますがテニスでもナンデも通じるかもしれませんね。
かく言うワタクシも会社でよく社長に言われます..
あでも自分はまだアマンじれるだけの現状でもなかったか

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全米の決勝


最近よく言われているように「ジョコビッチはナダルのスピン系のボールを叩き込める

「フラット系で強打されるとナダルはそのボールに強烈なスピンはかけられなくなるため、ますますナダルは自分のテニス

まさにその通りの形でした。
他の記事で知った方もいるかと思いますがジョコビッチは独自の食事療法と最近スポーツ選手間で使われている酸素カプセル?ではない、空気を圧縮して筋肉に刺激を与える?カプセル

正直テニスプレーヤーであんな動きが年間通してできるなんて、スゴすぎてちょっと異常だ



ナダルはジョコビッチに対してできる作戦はとっていたと思います。それは「ラリーはフォアのストレートのエースで終わらせる



でもジョコビッチはナダルのバック側に深く弾むスピン系のボール



手も足も出ず負けてしまったナダルが今後ジョコビッチに勝つには方法は2つ、今のところあると思います。
1つは「ストレートで仕留めることを頭に入れながら、高く弾むスピンを打たずにフラット系のフォアでガツンガツンいくこと



2つ目は「バックの高い打点からフラット系のボールを打ち込めるようにテイクバック完了の位置を今より少し高くすること

だと思います。この2つ目はフェデラーがナダルのスピンに対してバックの打ち方をマイナーチェンジしなければいけないと書いてきたのと同じことです


フェデラーのナダル対策と同じでここを変えられたら勝てるし、変えなければ相手のコンディション不足などがない限り勝つのは難しいかもしれません

ジョコビッチがナダルを圧倒できるようになった今、ジョコビッチに勝てる選手は誰かと言えば.. そうフェデラーです


フェデラーはジョコビッチに対して高く弾むスピン系で打ち合わないので、上から叩き込まれることが少なく通常の打点で打ち合うことが多くなります



選手同士の相性というのは不思議なものでジョコビッチ・ナダル・フェデラーの間にも三角関係があり、それを崩すには「自分に足りないところを変える」しかないのです。柔軟に変えれるか、自分の形を変えずに挑み続けるかは本人次第です


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2011年05月24日
ナダル新しいテニスへ
前回の記事にしましたが病気のこともあり、体を休める為にしばらく記事をお休みしていました
すみません。。 病院が混んでいるので手術までまだ少しかかるようで、早く済ませたいやら来て欲しくないやら
でもナントカやっています
全仏始まりましたね
4大大会で一番好きな大会が始まって、しかも日本男子が2人も本線にインしてるなんて嬉しい限りです
添田は地道にチャレンジャーでポイントを稼いで来てここまで大変だったでしょうね..今後はツアーレベルのテニスに早く慣れてせっかく上がったランキングを落とさないように願うばかりです。
偉そうに聞こえたらすみません
去年ジャパンオープンのレポート記事に書きましたように日本人とトップグループの選手の違いはボールのスピードが上がったラリーでミスが先に出るかどうかだと思います
パワーももちろんなければいけませんが、それとともに動作のスピードアップと持続性に特化した練習をするしかないのではと
錦織はギルバートがついて初めての全仏ですから今までとの違いがどう出るのか楽しみです。森田はよく勝ちましたね
元々持っていたショットの切れの良さがポイントにつなげられるようになってきたんでしょうか、これまでは「さぁここから
」という仕掛け球でミスが多くて勝てなかったように思います。インタビューがあればきっかけをどう掴んだか聞きたいです。
優勝はジョコビッチがかなり有力な候補ですね~
以前と違い、あの落ち着きは不気味なほど。。相当な練習とトレーニングがあったのでしょう、サーブも改良されて自信満々ミナギっています
今回ナダルは決勝でジョコビッチと当たったらどうするでしょうか? 見方は様々ですが、自分的にはナダルがトップになったのは対フェデラーのテニスを完璧に作り上げたことが1番の要因だと思います

まだフェデラー以外がここまで成長する前はフェデラーに勝てるテニスをしていれば他の選手に勝てる目算が立ったと思います。しかし今ナダルに勝つ選手のほとんど?は背が高くてバックハンドが両手打ち
つまり相手のバック側に高くキックするトップスピンが逆に相手の打ちゴロになっている。。
まして力みや疲れでナダルのボールが浅くなったら、いいように打ちこまれてしまいます
数年前も浅い球でツォンガやソダーリン、マレーに負けてしまいましたが、その時は膝の怪我が大きかったように思います。でも今は怪我が原因とは言い切れない感があります。もうフェデラーに勝つテニスでは勝てないことを本人も当然認識しています。
「次はどうするか考えるよ」と言ってるように急成長したジョコビッチに対していくつか答えをナダルは出してくるはずです。今自分が思いつくのは2つの方向性です。
1つはクレーであってもサーブでまず有利な展開にすること
そしてもう1つはフォアバックともに強烈なスピンを相手バックの高い所ではなく、アングルショットで使うことです。追いつきたくても追いつけない状況を作ることで高いところから打ちこまれることを防げるからです。そして走り合いになったらナダルにも勝算が見込めます
ナダルが真の王者になれるかどうか、それはフェデラーを倒したテニスをホントに強くなった両手打ちの選手向けにアレンジできるかどうかにかかっています。このアングル作戦は仕掛ける前に先に相手にストレート(ダウンザライン)のエース(またはエース級)を取られないことが肝心です。決勝では自分の予想を超すものもナダルは出してくるだろうと思いますが、これも頭にはあるはずです
今自分の勤務する「サンプラス杉久保テニススクール」は春の入会キャンペーンをしていまして体験レッスンには新しい方が来てくださり出会いがあります。
そんな中、子供のクラスにやる気満々のちびっ子が来てくれました
なんでも自分から親に
「ねぇテニスやりたい
」
と言って受けに来たんだそうです。レッスンが始まる前に
「そうなのぉ、テニスやりたいの~
」
と聞くと
「うんっテニスやりたい
」
「...でもテニスってナニ?
」
..んっ、そっからダッタのかっ


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全仏始まりましたね


偉そうに聞こえたらすみません



錦織はギルバートがついて初めての全仏ですから今までとの違いがどう出るのか楽しみです。森田はよく勝ちましたね


優勝はジョコビッチがかなり有力な候補ですね~


今回ナダルは決勝でジョコビッチと当たったらどうするでしょうか? 見方は様々ですが、自分的にはナダルがトップになったのは対フェデラーのテニスを完璧に作り上げたことが1番の要因だと思います




まして力みや疲れでナダルのボールが浅くなったら、いいように打ちこまれてしまいます

「次はどうするか考えるよ」と言ってるように急成長したジョコビッチに対していくつか答えをナダルは出してくるはずです。今自分が思いつくのは2つの方向性です。
1つはクレーであってもサーブでまず有利な展開にすること


ナダルが真の王者になれるかどうか、それはフェデラーを倒したテニスをホントに強くなった両手打ちの選手向けにアレンジできるかどうかにかかっています。このアングル作戦は仕掛ける前に先に相手にストレート(ダウンザライン)のエース(またはエース級)を取られないことが肝心です。決勝では自分の予想を超すものもナダルは出してくるだろうと思いますが、これも頭にはあるはずです

今自分の勤務する「サンプラス杉久保テニススクール」は春の入会キャンペーンをしていまして体験レッスンには新しい方が来てくださり出会いがあります。
そんな中、子供のクラスにやる気満々のちびっ子が来てくれました

「ねぇテニスやりたい

と言って受けに来たんだそうです。レッスンが始まる前に
「そうなのぉ、テニスやりたいの~

と聞くと
「うんっテニスやりたい

「...でもテニスってナニ?

..んっ、そっからダッタのかっ



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2011年04月05日
錦織・フェデラーのナダル戦
みなさんもいろんな気持ちで日々過ごされてるかもしれないですが、でも元気出して行かないといけませんね、自分にも「ガンバロウ日本
じゃないか」と言い聞かせていきたいと思います。
では久しぶりにテニスについて書こうと思います。
今年のジョコビッチの好調ぶりにはホントに驚くべきものがありますね

やはりデビスカップの優勝が選手に与える影響は相当なものがありそうです。トロイツキも自己最高ランクに今ありますし、過去にはベルダスコがそうしてトップ10に入りましたね。今回のマイアミはフェデラー対ナダルを見て、その後にダイジェストでしたが錦織対ナダルを見ました。
正直ここまで困ってるフェデラーを見たことが自分はありませんでした。。ナダルが最初から飛ばして来たのもありますが何より敗因はフォアが入らないことでした。本人も「なんできちっといつものフォームが作れないんだ..
」と内心思っているのではないかと見ていて感じました。
ご意見は様々と思いますがフェデラーの最大の武器はフォアハンドの決定力の高さだと思っています
それがすべてのプレーの自信の源で、フォアで決められるから他のショットが多少落ちたとしてもポイントが取れたし多様な展開を繰り出せたのです。
しかしそれが入らないとなると、しかもナダルが相手となるとどうにもならなくなります
攻撃の柱がなくなったら精神的にもかなり不安な状態になりますし、技術的にも他のショットの精度まで落ちてしまってる絶不調の日だったと思います。逆にナダルのフォアがまともに入らなかったらと考えればどれほどのことか想像がつくのではと思います
でもこれはフェデラーの力が落ちたということではないはずです。フェデラーのフォアは体がまっすぐの状態で連動したラケットワークができないとスピンもかからないしフラット系も入らなくなるのですが、力んだり体が傾いたりすると本人でも制御不能になってしまう打ち方なのです
ナダルのボールがものすごいキックして来て打ちにくいのもありますが、力みがかなりあったのではと思います
この修正さえできたら元のフェデラーに戻れますからダイジョウブだとは思いますけども、心配ではありますね
一方錦織のナダル戦は見たのはダイジェスト版ですが素晴らしかったと思います
ファンの方には申し訳ありませんが今大会のナダル戦に関しては錦織の方がフェデラーより数段良かったのは否めません。
錦織本人も意識してガツガツ攻めたと言ってますが自信がかなりついたのではないでしょうか。また個人的にはナダルは錦織のテニスをやりにくいと思ってるように感じました。他の人がやらないようなAirやゲームセンス抜群のテニスが読めないんじゃないかと雰囲気的なところですが見えた気がします。錦織もまだ成長しなければなりませんが、何度か対戦したら勝つことも今後ある予感です
その瞬間をホントに楽しみにしています。。
うちのジュニア生はレッスンが始まる前に早く来てみんなで空き時間に遊んでからレッスンになることがあります。
「ねぇコーチ、ドッジボールしよっ」
とか
「コーチ鬼ごっこしよっ、コーチが鬼ね
」
とか
でもやってるうちにルールがグダグダになって気づくと自分が子供1人オンブしながら鬼やってたり


この前思ったんですが「一緒に走って」とか「ボールで遊ぼーよっ」とか飛びついてきたりとか..
お前たちは犬かぁーーっっ





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では久しぶりにテニスについて書こうと思います。
今年のジョコビッチの好調ぶりにはホントに驚くべきものがありますね



正直ここまで困ってるフェデラーを見たことが自分はありませんでした。。ナダルが最初から飛ばして来たのもありますが何より敗因はフォアが入らないことでした。本人も「なんできちっといつものフォームが作れないんだ..

ご意見は様々と思いますがフェデラーの最大の武器はフォアハンドの決定力の高さだと思っています

しかしそれが入らないとなると、しかもナダルが相手となるとどうにもならなくなります


でもこれはフェデラーの力が落ちたということではないはずです。フェデラーのフォアは体がまっすぐの状態で連動したラケットワークができないとスピンもかからないしフラット系も入らなくなるのですが、力んだり体が傾いたりすると本人でも制御不能になってしまう打ち方なのです



一方錦織のナダル戦は見たのはダイジェスト版ですが素晴らしかったと思います

錦織本人も意識してガツガツ攻めたと言ってますが自信がかなりついたのではないでしょうか。また個人的にはナダルは錦織のテニスをやりにくいと思ってるように感じました。他の人がやらないようなAirやゲームセンス抜群のテニスが読めないんじゃないかと雰囲気的なところですが見えた気がします。錦織もまだ成長しなければなりませんが、何度か対戦したら勝つことも今後ある予感です

その瞬間をホントに楽しみにしています。。
うちのジュニア生はレッスンが始まる前に早く来てみんなで空き時間に遊んでからレッスンになることがあります。
「ねぇコーチ、ドッジボールしよっ」
とか
「コーチ鬼ごっこしよっ、コーチが鬼ね

とか




この前思ったんですが「一緒に走って」とか「ボールで遊ぼーよっ」とか飛びついてきたりとか..
お前たちは犬かぁーーっっ






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2011年01月17日
攻略法と上行くテニス
錦織勝ちましたね
よくやってくれました
このくらいの選手に勝たないとやはりトップは目指せないから「よかったぁ」というより「さすがっ
」って感じでしょうか。。
しかも2回戦で当たるはず?のダビデンコが負けたので少しチャンスが広がったかもしれませんね。まあ誰とやっても厳しいツアーだから楽観できないのはもちろんですが、3回戦のベルダスコ戦だって結構期待できるんじゃないかと内心..
言いすぎと思う方もいられるとは思いますが「打ち合う形」になったら錦織は今のトップ4以外の相手なら互角の戦いができる能力はあるんじゃないかなと見ています。去年生で見ても感じましたし、それくらい錦織のストロークは潜在的に攻撃性と柔らかさを備えてると思います
あとは精神面も安定してたらその試合は安心して見ていられますね。
最近ジル・シモンとマリース、フェレールがかなりいいようです。フェレールはまたトップ10に返り咲いてますしホントに凄いっ
シモンは08年頃に7位とかでしたね。シモンの武器はフォアの逆クロスとストレートです。このストレートは回り込んでのストレートというよりフォアサイドからのストレートです
とにかくコートを動き回って
この組み合わせでトップの仲間入りをしたのを覚えています。
新しく上がってきた選手の試合を見た時に「ナンデ上がって来れたのか」をいつもじーっと見ています。そして逆に弱点や攻略法も見つけます。昔シモンを見た時は
「シモンのフォア側に深めに打ってシモンにフォアのクロスを打たせ、それをまたストレートに打ってシモンのバックを攻めると甘くなってくる率が上がるので、そのボールを決める
」
とシモンの長所が出せない形になるからこれを本線に展開するんだなぁと思ったりします。最初にシモンのフォアに打つボールは自分のバック側に来たのをストレートに打って深くできたらよりこの形になるでしょうね
逆にシモンはバックを強化して、クロスの打ち合いで負けない強さとストレートにエース級の球を展開できたら相手は自分の守備への準備が増えるので、先ほどの攻略法は使いづらくなってきます..
ずっとトップ選手でいる為にはこういった攻略法の上を行くテニス、対策がきちんとできることが必要です。現在トップ4の選手はこうした上を行くテニスができてるんですよね~
攻略法の作り方は1つではありませんが、皆さんも強い相手にはその選手の武器が出るラリーと逆の展開をしたらいいことがあります。是非お試しください
この前お年玉を甥と姪にあげました
小さいからそんなに大きな金額にならなくて助かるのですが一番下の小1の姪(仮称「ミキ」とします)には1,500円を入れました。あげた部屋とは別の部屋に行ってすぐ確認してきたらしいのですが、子供3人のうち自分だけ500円玉が一枚入っていたのがとても嬉しかったらしくみんなに小さい声で
「ミキだけ500円入ってた、ミキだけ500円入ってた
」
と言って回っていました。そして嬉しくて分かんなくなったのか自分にも小さい声で
「sugiちゃん、ミキねぇ1,500円で500円玉ひとつ入ってたの
」
って言って来ました。。
「おっ、おおぉ~..よかったねぇぇ
」
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是非ご覧ください




しかも2回戦で当たるはず?のダビデンコが負けたので少しチャンスが広がったかもしれませんね。まあ誰とやっても厳しいツアーだから楽観できないのはもちろんですが、3回戦のベルダスコ戦だって結構期待できるんじゃないかと内心..


最近ジル・シモンとマリース、フェレールがかなりいいようです。フェレールはまたトップ10に返り咲いてますしホントに凄いっ



新しく上がってきた選手の試合を見た時に「ナンデ上がって来れたのか」をいつもじーっと見ています。そして逆に弱点や攻略法も見つけます。昔シモンを見た時は
「シモンのフォア側に深めに打ってシモンにフォアのクロスを打たせ、それをまたストレートに打ってシモンのバックを攻めると甘くなってくる率が上がるので、そのボールを決める

とシモンの長所が出せない形になるからこれを本線に展開するんだなぁと思ったりします。最初にシモンのフォアに打つボールは自分のバック側に来たのをストレートに打って深くできたらよりこの形になるでしょうね


ずっとトップ選手でいる為にはこういった攻略法の上を行くテニス、対策がきちんとできることが必要です。現在トップ4の選手はこうした上を行くテニスができてるんですよね~


この前お年玉を甥と姪にあげました

「ミキだけ500円入ってた、ミキだけ500円入ってた

と言って回っていました。そして嬉しくて分かんなくなったのか自分にも小さい声で
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2010年10月20日
勝つ選手は何が違う..
遅れてすみません、前回のジャパンオープン観戦の続きです
ナダルの相手はヒラルド、錦織を全仏でさんざん苦しめた難敵ですね
知らない人が見たらヒラルドの方が上なんじゃないかと思うシーンもよくありました
ただナダルはガツンガツン来るヒラルドに1歩も引きませんでした
どれだけ攻撃されてもガツンと打ち返す気持ちの強さをちゃんと用意してコートに来たように思います。ナダルは最近のコメントで
「攻めなきゃダメだ」
とよく口にしています。トップ選手と当たる時に
「タフなゲームになるね、彼は強いから
だからボクはもっと攻めなきゃいけないんだ」
とも言っています。強かったら守ってからナントカ..と思ってもいいところを更に攻撃するんだ
と言うあたり現ナンバーワンたる所以ですね。
ヒラルドとの打ち合いは強打で長く続くことが多かったです。しかし最後にヒラルドが返しきれずにネットやアウトする形でポイントがナダルに行くことが少し多かったから6‐4 6‐4のスコアだったんだと思います。クリーンなエースもありましたがほとんどはエースより結果的にナダル
みたいなポイントでした。。錦織もトロイツキに対してそう戦って行ったら良かったんではないかと思います。序盤のようにきれいに決まらなくなってイラついてるみたいに感じるところもありましたし、それで最後は戦意も失われていったかもしれません。
難しい相手とは「ガツガツ打ち合ったり、仮に粘って粘ってでもとにかく最後に相手がネットやアウトする形でいいんだ」と思えたら最後まで攻めていけるのではないでしょうか、自分にも言い聞かせた内容ある試合でした
この日ガスケが錦織と同じ時間に試合だったので見れずにとても残念でした
遅くなるから帰ろうかなと思っていたら1番コートでメルツァーとモナコの試合がやってるのが分かり、これは見なきゃと駆けつけます
ガっツリ打ち合う見ごたえある試合でした。モナコは前から気になっていた選手でいい打ち方してるしいつも期待しています。メルツァーは今年全仏
でベスト4の強者、これが1回戦なんて自分的にはもったいなかったです。。
タイプもフラット系だし、かなり近くで見れたからもありますがナダル戦より速い球の打ち合いでした。どちらも互角かと思うような展開ですが実は差は見て取れました。テイクバックする間もないような打ち合いの中、メルツァーのボールはきちっと深かったり、コーナーによく飛んでいくのに対しその日のモナコのボールはパパーンと返してるように見えて相手の態勢を崩すようないいとこにあまり行っていませんでした。最後に見たツォンガ対ニーミネンもそうです、ニーミネンは速い球に対する対応がすばらしく
しかもコーナーにいいとこに入っていました。
今回「テレビ画面では分からなかった重要なこと」がこれです。自分からいいショットが打てるのは当たり前の世界ですがそこで上位になるには「速い球に対しての対応がホントに素早くてボールが甘くない」ことが最低条件だということでした。ラリー中にちょっとアップアップしてきて返してる選手はこの日全員負けていました。このアップアップ感は生でも遠くからやテレビでは感じられなかった部分です
選手たちにはよりレベルの高いトレーニングが求められていることが分かりました。。
偉そうなことを言うつもりありませんが、日本人選手もこの部分なのではないでしょうか..速くない球、遅い球を打ち返すだけなら世界と変わらない部分もあると思います
伊藤とロディックの試合もそうでした。普通のラリーでは何も変わりありません、ただペースが上がると先にミスしてしまうのです。ここを克服することがカギなんだなと..頑張ってほしいです。
試合を見に行った時の1番の楽しみは場内に並んでる各ブランドのブースです

どこもかなり安くなってるし
ウインザーのブースで欲しかったなぁと思っていた少し前のウエアを見つけて何度も肩幅を合わせたり、レジに持っていこうとしたり、店を出たり入ったりしましたが結局「いっぱいウエア持ってるしなぁ~」とあきらめました。ディアドラやヘッドのブースでもワゴンセールの小物をカチャカチャ「取っては次取っ手は次」して楽しかったです
でもその時ナニか気配を感じて顔を上げると
「買うの買わないの..」
という店員さんの目線が
ハイハイ買いますよ~グリップテープぅ

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ナダルの相手はヒラルド、錦織を全仏でさんざん苦しめた難敵ですね



「攻めなきゃダメだ」
とよく口にしています。トップ選手と当たる時に
「タフなゲームになるね、彼は強いから

とも言っています。強かったら守ってからナントカ..と思ってもいいところを更に攻撃するんだ

ヒラルドとの打ち合いは強打で長く続くことが多かったです。しかし最後にヒラルドが返しきれずにネットやアウトする形でポイントがナダルに行くことが少し多かったから6‐4 6‐4のスコアだったんだと思います。クリーンなエースもありましたがほとんどはエースより結果的にナダル

難しい相手とは「ガツガツ打ち合ったり、仮に粘って粘ってでもとにかく最後に相手がネットやアウトする形でいいんだ」と思えたら最後まで攻めていけるのではないでしょうか、自分にも言い聞かせた内容ある試合でした

この日ガスケが錦織と同じ時間に試合だったので見れずにとても残念でした



タイプもフラット系だし、かなり近くで見れたからもありますがナダル戦より速い球の打ち合いでした。どちらも互角かと思うような展開ですが実は差は見て取れました。テイクバックする間もないような打ち合いの中、メルツァーのボールはきちっと深かったり、コーナーによく飛んでいくのに対しその日のモナコのボールはパパーンと返してるように見えて相手の態勢を崩すようないいとこにあまり行っていませんでした。最後に見たツォンガ対ニーミネンもそうです、ニーミネンは速い球に対する対応がすばらしく

今回「テレビ画面では分からなかった重要なこと」がこれです。自分からいいショットが打てるのは当たり前の世界ですがそこで上位になるには「速い球に対しての対応がホントに素早くてボールが甘くない」ことが最低条件だということでした。ラリー中にちょっとアップアップしてきて返してる選手はこの日全員負けていました。このアップアップ感は生でも遠くからやテレビでは感じられなかった部分です

偉そうなことを言うつもりありませんが、日本人選手もこの部分なのではないでしょうか..速くない球、遅い球を打ち返すだけなら世界と変わらない部分もあると思います

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2010年10月03日
伊達とドロップショット
伊達頑張りますね~
東レのレベル(プレミア5)の大会で3回戦まで来るなんてスゴイ
でもどうでしょうか、「40歳、40歳」と言いますがもう彼女に対して年齢のわりにスゴイと言うのは失礼になってくるんじゃないかと思うのです。。
確かに本人も言ってる通り「やれるとこまでやってみる」という限界と隣り合わせの感覚と「これで世界トップの仲間入りなんて甘い世界じゃない」かもしれませんが、森田や奈良がスコーンと伊達に勝てるかと言えば疑問符
は付きます。テニスそのものは杉山も言うように世界の30位代にはいれるのではと思います。
新聞で見ましたが、毎日飲む水も日本中
から探して成分分析してもらって一番合うものを選んでるとか、ランキング順の出場だから出れるか分からないけど飛行機乗って海外の大会までわざわざ行って、とりあえず待機しに行くとかテニスにかけるストイックさは真似できない程だということです
だから「40歳の女性がテニスやってる」じゃなくて単に「一人のプロテニス選手」として評価していかなきゃいけないなと。。本人も丸くなったから言わないでしょうけど昔なら「40、40ってやかましワ~
」って思うでしょうね
東レはまだ見ていないので伊達の全米の試合について書きたいと思います。相手はクズネツォワでしたね~
でもドカンドカン1発があるテニスではないから打ち合いになったらチャンスあるかもと思っていました
クズネツォワに対しては
「速い展開とドロップショットの組み合わせで気持ちもガツッと行く
」
のが軸のようでした。ドロップショットを打つ前に強打の展開をしておくと相手はだんだんベースラインから少し後ろ目にポジションを取るようになります
そこを前に落としてエースを取るパターンです。
「ドロップは攻めてる時に打て
」
とよく言われますが、左右に振ったり深く打って後ろに下げて..だけでなく、こういった強めのヒッティングでそもそも相手を下げておくことができますね。普段強めに打てる方は意識して使ってみていただきたいです。全仏でドロップショットが多いのは下がることによって跳ねたり強打してきたボールを返せるようにするために前が空いて決まりやすいのもあると思います。自分の中ではクエルテンのフォアのドロップショットが印象的です
試合の話に戻りますと伊達のボールが中途半端な球になったらいいようにやられる展開でした。追い込まれてしまったからもあるでしょうが、「自分から攻める気持ち
」が感じられないストロークの時はポイントを取られていたように思います。ましてやスピン系で球が伸びるから余計に取りづらいし追いつきづらい、さすがトップ選手のストロークです
逆に言えば気持ちを強気に伊達からガツガツ行ったら先ほど言ったパターンがハマっています。これが出来たからセットも取れたかな
ファイナルセットは体力勝負の割合が増したのもあるから「先にオープンコートを突いた方が勝つ」ようになりました。頑張りましたが終盤クズネツォワがペースを上げてきて追いつけませんでした。。伊達はフラット系の選手なので「自分から」の気持ちがないと余計に攻めにくいテニスになります
この辺りが最初の現役の頃と課題は同じです。でも伊達のペースに相手が馴染めなくて嫌がったらコッチのものになる率は昔より時代的に上がっています
そしてトップ選手にはライジングテニスにもう一味加えるテニスができたらシードがいつも付く位置まで行けると思います
その一例は「普通の打点でベースラインからダウンザラインのエースをもっと取りにいくこと」です。ライジングにしない時はガツッと来ないと思わせてエースを取りに行く、でこれとライジングとドロップショット・ネットプレーを混ぜていくなどです。
ずっと好きなのですが今日つぶやきシローのツイッターを初めて見ました
つぶやきの口調で読んでるとホント面白いです。
「修学旅行の時、やたら北枕気にする人いたね。。」
じゃあ「つぶやきスギジロー」は..
「草トーの試合でエース決めたあとちょっと興奮して次のサイド間違える時あるよね
」
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確かに本人も言ってる通り「やれるとこまでやってみる」という限界と隣り合わせの感覚と「これで世界トップの仲間入りなんて甘い世界じゃない」かもしれませんが、森田や奈良がスコーンと伊達に勝てるかと言えば疑問符

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東レはまだ見ていないので伊達の全米の試合について書きたいと思います。相手はクズネツォワでしたね~


「速い展開とドロップショットの組み合わせで気持ちもガツッと行く

のが軸のようでした。ドロップショットを打つ前に強打の展開をしておくと相手はだんだんベースラインから少し後ろ目にポジションを取るようになります

「ドロップは攻めてる時に打て

とよく言われますが、左右に振ったり深く打って後ろに下げて..だけでなく、こういった強めのヒッティングでそもそも相手を下げておくことができますね。普段強めに打てる方は意識して使ってみていただきたいです。全仏でドロップショットが多いのは下がることによって跳ねたり強打してきたボールを返せるようにするために前が空いて決まりやすいのもあると思います。自分の中ではクエルテンのフォアのドロップショットが印象的です

試合の話に戻りますと伊達のボールが中途半端な球になったらいいようにやられる展開でした。追い込まれてしまったからもあるでしょうが、「自分から攻める気持ち



ファイナルセットは体力勝負の割合が増したのもあるから「先にオープンコートを突いた方が勝つ」ようになりました。頑張りましたが終盤クズネツォワがペースを上げてきて追いつけませんでした。。伊達はフラット系の選手なので「自分から」の気持ちがないと余計に攻めにくいテニスになります



その一例は「普通の打点でベースラインからダウンザラインのエースをもっと取りにいくこと」です。ライジングにしない時はガツッと来ないと思わせてエースを取りに行く、でこれとライジングとドロップショット・ネットプレーを混ぜていくなどです。
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2010年09月27日
ナダル対ジョコビッチ
今回の全米でフェデラー時代
から次の時代へ移ろうとしている何かを感じました
決勝について考えてみたいと思います
ナダルは何年か前の全仏で強烈なバックハンドのクロスコートを武器にフェデラーを倒しました。そのクロスコートが今度はストレートにも強烈に突き刺さるように放たれて序盤がスタートしました。これはナダルがバックのヘビースピンを習得して次の段階まで更に来てることを表してると思います。ずっとナダルは「バックハンドにはまだまだ改良の余地がある」と言っています。確実にレベルを上げていることの証だと思います
ジョコビッチ
が勝つにはソダーリンのようにバックの高い球をガツンガツン打っていくことが最低条件でした。逆に言うとこれができたらナダルと対等に近い状態で打ち合えるからです。またジョコビッチはストロークで崩してネットへの狙いも初め見せていました。ナダルがどれだけ守備が良くても気にせずドンドン行くことが必要でした。
ナダルは改良されたサーブで押すことと、できるだけフォアで回り込んでジョコビッチにストレートに来るか逆クロスに来るか分からなくすることが大きな作戦の軸です。実際にバック側にジョコビッチを振った時に高く弾んでというよりはキックして伸びたその伸びの速さ
でジョコビッチが打点をずらされてミスをする場面がよくあったのを今までにほとんど自分は見ていなかったのでこれもナダルがハードコート用
に打ってるものだろうか..と思いました。とても効果的でした。。
ジョコビッチがナダルにストローク戦で勝つ場合にクエルテンのようにコートの隅に打って崩すより、真ん中あたりに打っても球の威力で相手のラケットを弾いてミスさせるシーンがいくつもありました。性格的に自然とやってた?かもしれませんが意図的に、戦術的にやっていたのではないかと思います
ジョコビッチがセットを取った時は自分が攻めるんだと強気が前面に出ていたから取れたんだと思います。その時ナダルは逆に受け身一方でそれに対抗するような気迫が感じられませんでした
しかしそのあとジョコビッチに疲れがどっと出たようで急に粘りや精度が落ちてしまいました。。しかし取られはしましたがそのセット内で復活してきたのはさすがでしたね~
最後は終始体力的にも強かったナダルがやはり第4セットに疲れの出たジョコビッチを攻め続けてグランドスラム達成でした



この試合を見て戦術的には先ほどのような感じだと思いますが、疲労度の差を抜きにしても勝敗を分けたのは「自分から攻めて打ってくんだ
」という強い気持ちでずっと、もしくは長くいれたかどうかだったように思いました。最後の方のナダルはジョコビッチに打って来られても逆に自分からも打っていってましたね、このあたりに勝者のメンタルがウカガエます。
でもジョコビッチの時代もあと数年で来ることも予感されました。確実に今後のテニス界をリードする2人でしょうね..
昨日はうちのスクールの子供たちが多く通ってる小学校の運動会でした

「コーチ見に来てね
」なんてかわいいこと言ってくれる子もいたので何としても見に行きたかったのですが、仕事を自分で前々から入れてしまっていたので昼休みに20分だけしか見れませんでした
ホントは見る時間がたっぷりあったおとといに運動会だったのに雨で昨日になってしまったのです。。
短かったけど必死にカケッコで誰が走ってるか目で追いましたが紅白の帽子かぶってるし見慣れない体操着姿だし誰が誰だか全然分かりませんでした
ウチの子たちはラケット持って走りなさい

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ナダルは何年か前の全仏で強烈なバックハンドのクロスコートを武器にフェデラーを倒しました。そのクロスコートが今度はストレートにも強烈に突き刺さるように放たれて序盤がスタートしました。これはナダルがバックのヘビースピンを習得して次の段階まで更に来てることを表してると思います。ずっとナダルは「バックハンドにはまだまだ改良の余地がある」と言っています。確実にレベルを上げていることの証だと思います

ジョコビッチ

ナダルは改良されたサーブで押すことと、できるだけフォアで回り込んでジョコビッチにストレートに来るか逆クロスに来るか分からなくすることが大きな作戦の軸です。実際にバック側にジョコビッチを振った時に高く弾んでというよりはキックして伸びたその伸びの速さ


ジョコビッチがナダルにストローク戦で勝つ場合にクエルテンのようにコートの隅に打って崩すより、真ん中あたりに打っても球の威力で相手のラケットを弾いてミスさせるシーンがいくつもありました。性格的に自然とやってた?かもしれませんが意図的に、戦術的にやっていたのではないかと思います

ジョコビッチがセットを取った時は自分が攻めるんだと強気が前面に出ていたから取れたんだと思います。その時ナダルは逆に受け身一方でそれに対抗するような気迫が感じられませんでした






この試合を見て戦術的には先ほどのような感じだと思いますが、疲労度の差を抜きにしても勝敗を分けたのは「自分から攻めて打ってくんだ

でもジョコビッチの時代もあと数年で来ることも予感されました。確実に今後のテニス界をリードする2人でしょうね..

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2010年09月20日
ナダルとフェデラーどっちが上?
ちょっと加筆して改訂版です
ナダルがグランドスラムを達成して最近ネットなどでこの話をちょくちょく見るようになったなぁと思うので自分なりに書いてみたいと思いまして。。
もちろんどちらかをおとしめる為に書くのではないので意にそぐわない方はご容赦ください
自分はどちらも素晴らしいと思っています
フェデラーは2003年にフィリポーシスに勝ってウインブルドンに初優勝してから史上最強への道が始まりましたね。とにかく初めに目についたのが絶対的な決定力を持ったフォアハンドでした
自分がテニスを見てきてこれほど確実にどのサーフェスでもフォアでエースを取れる選手は見たことありませんでした。今まで絶対的王者と言われたレンドルを始め、ベッカー・エドバーグ・サンプラス達のテニスにはあまり見られなかったエースの取り方ができるのです。もちろんその後に続くアガシ・クーリエ・カフェルニコフ・ブルゲラ・クエルテン・モヤ・サフィン達も決まり方はフェデラーに遜色ありませんがより高い決定力という点とサーフェスを問わずという点ではフェデラーが上かなと思います。。
そのエースのより優れた点とは「バウンドの低い浅いボールでも相手コートのライン際にコントロールして決めれる」というところです
サービスラインとサービスセンターラインがTの字を作ってるあたり=Tゾーンに高めに弾んだボールは決めやすいですが、低くバウンドするボールはミスをしやすいので過去においては簡単には決められないショットでした。しかしフェデラーは「朝メシ前
」と言わんばかりにエースの山
を築いてしまうんですよねぇ。あ、この辺りは「コナーズからフェデラーへ1~5」にも書いていたのでここまでに..
一方ナダルは何が強いのかと言えばまず「その最強王者フェデラーに勝ってしまうところ」ですよね
フェデラーよりもフォアのエッグボールは弾んでそうですし、やはり左だという利点は否めないと思います。でも2人が戦ってどっちが勝つかという話は今日の本筋から離れてしまいますね、気をつけなきゃ。。誰と対戦しても展開してるテニスという点から見ると2人のテニスには印象の違いから好みや評価が分かれるのかなと思ったりしています。
フェデラーは「サービスでポイントが取れる」
「浅いボールからのフォアのエースが確実」
「ナダルよりも最終的にネットでポイントを取る回数が(たぶん)多い」
という点から自分から攻めて前めでポイントを取る印象があります。
ナダルは「フォアのエッグボールでチャンスを作ってバウンドの高いチャンスボールを決める」
「バック側に走りこんでまさか
というところからパッシングが抜ける」
「回り込んでのフォアの逆クロスでエースを取る」
印象が強いのでコートの後ろめからポイントを取るように見えるのです。だからポイントを取るのに手間がかかるのはナダルだと思います。でも彼は素晴らしいフィットネスでそれを可能にしています。
両者とも素晴らしいテニスで申し分ない実績ですからどちらが上かはもう好みでいいと思います
(無責任か
) ただ何度もこのブログで申し上げてるようにナダルは毎年と言っていいほどフォーム改良をして「より史上最強」になろうとしています
「まだ足りないところがあるからさ
」と本人も言うように今まで打ってなかった球種のボールを打つようになったりするのを見ると「うわー
また進化してる
」と驚きます。。今回全米でフォームを変えて弾丸サーブが新たな武器であることを証明してるようにナダルは今後「前めでもポイントを取れる」選手になるんじゃないでしょうか、それもできるようになってしまったら真の史上最強
かもしれません。
「今はまだフェデラーだ」という方の中には長年№1に居続けた記録の長さもありますね、きっと。確かにナダルがフェデラーのように長い間王者でいられるか、それによって本当の評価
ということになりますね。
ちょっと更新が遅れてしまっています
職場で大雨があったり、車がオーバーヒート
したり..
最近のワシャ今ごろのソーメンかい
冷たいのか熱いのかハッキリせい

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ナダルがグランドスラムを達成して最近ネットなどでこの話をちょくちょく見るようになったなぁと思うので自分なりに書いてみたいと思いまして。。
もちろんどちらかをおとしめる為に書くのではないので意にそぐわない方はご容赦ください


フェデラーは2003年にフィリポーシスに勝ってウインブルドンに初優勝してから史上最強への道が始まりましたね。とにかく初めに目についたのが絶対的な決定力を持ったフォアハンドでした

そのエースのより優れた点とは「バウンドの低い浅いボールでも相手コートのライン際にコントロールして決めれる」というところです





一方ナダルは何が強いのかと言えばまず「その最強王者フェデラーに勝ってしまうところ」ですよね

フェデラーは「サービスでポイントが取れる」
「浅いボールからのフォアのエースが確実」
「ナダルよりも最終的にネットでポイントを取る回数が(たぶん)多い」
という点から自分から攻めて前めでポイントを取る印象があります。
ナダルは「フォアのエッグボールでチャンスを作ってバウンドの高いチャンスボールを決める」
「バック側に走りこんでまさか

「回り込んでのフォアの逆クロスでエースを取る」
印象が強いのでコートの後ろめからポイントを取るように見えるのです。だからポイントを取るのに手間がかかるのはナダルだと思います。でも彼は素晴らしいフィットネスでそれを可能にしています。
両者とも素晴らしいテニスで申し分ない実績ですからどちらが上かはもう好みでいいと思います







「今はまだフェデラーだ」という方の中には長年№1に居続けた記録の長さもありますね、きっと。確かにナダルがフェデラーのように長い間王者でいられるか、それによって本当の評価

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2010年09月10日
錦織対チリッチ
「錦織はやっぱりやってくれるんだ
」
テレビの前でそう思った方多いんじゃないでしょうか
勝った試合を最近見ていなかったので余計に自分は思いましたね。。2回戦がチリッチと聞いて「まずいな」と正直思いました。伊達もそうですが錦織も1発で楽にポイントを決めてくるような相手はまだちょっときついかな
と思うからです。世界のテニスを見ていて1発には1発で対抗するのがある程度は必要です。
錦織のテニスで以前と違って見えたのが
「フォア・バック共アングルショットでコートを空けさせようとする意図が強くなってること」
「気のせいかサービスエースが多くなってること」
です。サービスエースの数は絶対に必要です。フェデラーだってあのサーブがあるからこそのナンバー1ですよね
一方良くないのは
「1度やるとフレームショットが続く時がある」
「リターンミスが多い」
フレームショットに関してはフォロースルーを右肩の上のほうにするリバースフォアの時に多い気がします、緊張があったりしてうまく体が動かなかったり相手のボールがバウンド後に伸びたりしてちょっと無理してやってる時にあるでしょうか
普通のフィニッシュの仕方をすればナンテコトないと思いますが、それが彼のやり方なんでしょうね。リターンミスに関してはチリッチ戦は打ちにくくキックしてくるのを積極的に攻めていく作戦だから仕方ないにしても、1回戦でもつまらないミスが目についた気がしています。。
第1~第4セットは「コートの真ん中に先に打ったほうの負け」みたいなストローカーらしい展開だったと思いますが、ファイナルはまさに本能だけみたいなテニスでしたね
そこで錦織がリターン、フォアに特に調子が出てきたところが天才たる所以、勝負の分かれ目になったでしょうか。。チリッチは消耗と背中の痛みでどうしようもなくなってしまい負けましたが最後の錦織のテニスは良かったです
チリッチはフォアがちょっと特徴的に見えます。一見軟式みたいに横振りっぽい感じですが、よく見るとジョコビッチのラケットの動きと同じ部分があり、そこがあのナントモ言えないいーショットを生む原因です。厚い握りのタイプにたまにあるのですが、ラケットを立てるようにテイクバックした後フォワードスイングしていく時に打つ面を地面に向けるように意識的にラケットを90度倒してから打ちにいくのです
これがウエスタン系の選手に見られる時があります。。
ジョコビッチとはラケットを引く深さが違うからフォロースルーも違ったものになりますが力を生む部分は同じです。
これから錦織がほんとにトップ10くらいにいつもいる時期が来るんではないでしょうか、そしてグランドスラムの決勝にも..
その夢を見させてくれた1戦でした
あ、ハチに刺された件..ご心配くださった方もいてありがとうございました
やはりあの後ちっと顔が腫れました
左のまぶたが目にかかるように腫れてびっくりしましたが今は大丈夫です。
逆に腫れて良かったのかも?
今日ジュニアに
「あれ、コーチ..錦戸リョウに似てない?」って。。
ホントは山ピーが良かった

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テレビの前でそう思った方多いんじゃないでしょうか


錦織のテニスで以前と違って見えたのが
「フォア・バック共アングルショットでコートを空けさせようとする意図が強くなってること」
「気のせいかサービスエースが多くなってること」
です。サービスエースの数は絶対に必要です。フェデラーだってあのサーブがあるからこそのナンバー1ですよね

一方良くないのは
「1度やるとフレームショットが続く時がある」
「リターンミスが多い」
フレームショットに関してはフォロースルーを右肩の上のほうにするリバースフォアの時に多い気がします、緊張があったりしてうまく体が動かなかったり相手のボールがバウンド後に伸びたりしてちょっと無理してやってる時にあるでしょうか

第1~第4セットは「コートの真ん中に先に打ったほうの負け」みたいなストローカーらしい展開だったと思いますが、ファイナルはまさに本能だけみたいなテニスでしたね


チリッチはフォアがちょっと特徴的に見えます。一見軟式みたいに横振りっぽい感じですが、よく見るとジョコビッチのラケットの動きと同じ部分があり、そこがあのナントモ言えないいーショットを生む原因です。厚い握りのタイプにたまにあるのですが、ラケットを立てるようにテイクバックした後フォワードスイングしていく時に打つ面を地面に向けるように意識的にラケットを90度倒してから打ちにいくのです


これから錦織がほんとにトップ10くらいにいつもいる時期が来るんではないでしょうか、そしてグランドスラムの決勝にも..


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2010年07月07日
左利きのサーブが世界を獲った日
ベルディヒ対ナダルは順当にナダルの勝利でした
それまでのベルディヒのテニスは右利きのビッグネームには通じても世界一の左利きには通じなかったのか?というのが正直な感想です。。対戦成績もかなりブが悪いから元々仕方ないですが、あのサーブを返しづらそうにしてたのを除いたら第2セットの後半に生命線のフォアの逆クロスが全くというほど入らなかったのが勝負の分かれ目になりました
あれが入っていたらナダルからもっとポイントを取れたと思います。
でも、とにかくこの試合は左利きのサーブがいかに有利かというのをマザマザと見せつけられました
しかも王者ナダルのサーブです
アドサイドからのボデー(あえてボデー)への速いサーブがかなりベルディヒを苦しめていました。このサーブにはやはり錦織もやっていたようにフォアで返す場合はスライス系でストレートに返すのが1番簡単です
フラット系で打ちに行くとラケットの根元に当たりネットを越えません
つまりレシーブからのガツンという攻撃がしにくいんです。 まぁスライスじゃなくても体を左に逃がしながらストレートもありですが、バック側への切れるのもありますから両方に対応するのは大変です。なんせスピードがありますからね~
またデュースサイドでフォア側にちょっと食い込んでくるスライスサーブも嫌です
これも打ちに行くと根元に当たるのでスライスで対応するか、打ちに行くならクロスのダブルスコートを狙うくらいのつもりで面をクロスに向けないと返らないかな。。とにかく頭で考えてるうちに食い込んで来てしまうから気をつけないといけません。
テニスはどんなにサーブが良くてもレシーブしてブレーク出来なかったら試合には勝てないスポーツなんだなと改めて思い知りました
ベルディヒは今週発表のランキングで8位に入ったんでしたっけ
ここまで来たんだからしばらく維持してほしいです。
そういえば決勝は彼女のルーシーサファロワは何も食べてなかったかな?
「トマーシュ、お疲れ様
ホントによく頑張ったわ
アタシも決勝戦はストロベリー&クリーム食べずに我慢したわよ、偉いでしょ
二人とも頑張ったからご褒美ちょーだいねっ。えーっと、アタシは~..


」
ルーシーのわがままもスライスでコンパクトにかわせたらいいのにと思うベルディヒなのでした

新メニュー発表
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でも、とにかくこの試合は左利きのサーブがいかに有利かというのをマザマザと見せつけられました




またデュースサイドでフォア側にちょっと食い込んでくるスライスサーブも嫌です

テニスはどんなにサーブが良くてもレシーブしてブレーク出来なかったら試合には勝てないスポーツなんだなと改めて思い知りました


そういえば決勝は彼女のルーシーサファロワは何も食べてなかったかな?
「トマーシュ、お疲れ様







ルーシーのわがままもスライスでコンパクトにかわせたらいいのにと思うベルディヒなのでした


新メニュー発表

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2010年06月08日
(改)フェデラーを崩したショット
読み返してみて内容的に足りない気がしたので書き加えました
よろしければまたお読みください
今回の全仏でフェデラーの記録が止まってしまいました。「グランドスラムの23大会連続ベスト4」もうコレだけでも十分ですよね、6年間続けてこんな記録強すぎです
今回のソダーリン戦のスタートは「カンパツ入れずにどんどん攻める」いつものフェデラーらしいものでした
どうしてあそこから負けたのか不思議なくらいです。。
元々は「ソダーリンがフォアで攻撃したらポイントはソダーリンに、そうでなければフェデラーに」と言うのがこの2人の形ですがフェデラーを最初に崩し始めたショットはフォアではありませんでした。 それはソダーリンのバックハンド
去年ナダルを倒したようにソダーリンはバックも攻撃力あるモノを持っています。つなぐ時は普通ですが、きちっと打ってくる時はクロスへのコーナーとストレートと威力・切れ味共にいいショットになります
このバックハンドを3ポイント連続で攻撃に使ってまず最初のブレークをしました。ソダーリンは「数は少なくても必ずチャンスが何回かは来る。そのチャンスをモノにしよう」と思っていたようですね。この試合ソダーリンはチャンスが来た場合の集中力が凄かったように思います
そのあとはサーブがだんだん入ってきてブレークさせるチャンスをフェデラーに与えなかったですね、この時にはバックではなくフォアがフェデラーを崩すショットになっていました。最後の方はホントに凄くて「テニスそのもので上回った
」のはうなずけます。雰囲気的にも圧されていたし、ちょっといつもよりフェデラーにミスが多かったのも重なって「ソダーリンを動かして有利に立つ」当初の作戦も後半はできなくなっていきました。
この日はそういう流れでフェデラーには仕方のない敗戦だったと思います
ずっとカンパツ入れない攻撃を続けていたら分からなかったですね、フェデラーは「試合の最初でつまらないミスをしないように気をつけていた」そうですが簡単に第一セットを取れて、そこでちょっとギアを落とした感もしないでもありません。特にフォアを警戒しなければいけない相手がバックもいいとなるとホントに困ります
こうなってフェデラーができるとしたら「スライスで低い打点の球を打たせて少しでも甘くなったら左右に振ってネットに詰める」作戦くらいしかなかったかもしれません。。
トマーシュ・ベルディヒとユーズニーが何でこんなに大差で終わったか?見てみましたがモトモト球威に勝るベルディヒがユーズニーのボール浅かったらすぐにコートの隅をついて攻撃し、ユーズニーの体勢を崩す機会が多かったです。ユーズニーはラリーの中でストレートに展開して崩すので、その前にやられてしまったかな。。今までのちょっと気の弱い?ところも見え隠れするベルディヒも彼女のルーシー・サファロワ
に支えられて本来の才能が発揮できたようですね。ツアー生活を選手同士の彼女と回ってるなんて気分転換もできていいかもしれません。2人ともいいテニスするし羨ましいことナクもナイ..
「ねえトマーシュ、今日の試合終わったらセーヌ通りにあるジェラール・ミュロでケーキ
食べない?あそこ行きたかったのよねー」
「そうだねルーシー、あの店『地球の歩き方』にも載ってたよ
星が5つもついてたし
名物のクロワッサンも買って練習の合間に食べようかねっ」
あーダメだ。。 この会話、ドーシテモなだぎ武と友近の2人にしか思えない
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今回の全仏でフェデラーの記録が止まってしまいました。「グランドスラムの23大会連続ベスト4」もうコレだけでも十分ですよね、6年間続けてこんな記録強すぎです

今回のソダーリン戦のスタートは「カンパツ入れずにどんどん攻める」いつものフェデラーらしいものでした

元々は「ソダーリンがフォアで攻撃したらポイントはソダーリンに、そうでなければフェデラーに」と言うのがこの2人の形ですがフェデラーを最初に崩し始めたショットはフォアではありませんでした。 それはソダーリンのバックハンド



そのあとはサーブがだんだん入ってきてブレークさせるチャンスをフェデラーに与えなかったですね、この時にはバックではなくフォアがフェデラーを崩すショットになっていました。最後の方はホントに凄くて「テニスそのもので上回った

この日はそういう流れでフェデラーには仕方のない敗戦だったと思います


トマーシュ・ベルディヒとユーズニーが何でこんなに大差で終わったか?見てみましたがモトモト球威に勝るベルディヒがユーズニーのボール浅かったらすぐにコートの隅をついて攻撃し、ユーズニーの体勢を崩す機会が多かったです。ユーズニーはラリーの中でストレートに展開して崩すので、その前にやられてしまったかな。。今までのちょっと気の弱い?ところも見え隠れするベルディヒも彼女のルーシー・サファロワ

「ねえトマーシュ、今日の試合終わったらセーヌ通りにあるジェラール・ミュロでケーキ

「そうだねルーシー、あの店『地球の歩き方』にも載ってたよ


あーダメだ。。 この会話、ドーシテモなだぎ武と友近の2人にしか思えない

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2010年06月07日
自分のテニス≠相手に勝つテニス
ナダルが5度目の優勝
またまたムスクテールズ・カップを手にしましたね
4大大会が1つ終わる度に「あーあぁ..今年も全仏が終わっちゃったぁ」と喪失感が少しやって来ます。。
女子決勝はスキアボーネ
ストーサーとどちらも力を出したいい決勝でした
最後タイブレークの積極的なたたみ掛けはすばらしく優勝の瞬間は鳥肌が立ちました
今日は女子決勝について書きたいと思います。
スキアボーネの1番の勝因はストーサーのキックサーブを厚い握りのバックハンドでガツッと打って返したことだと思います。レシーブで崩れなかったことがストーサーのプランと気持ちを少し狂わせたように思います。
「あれ、結構レシーブ返してくんな」と..
スキアボーネはストーサーのフォアに行かないようにバックのクロスでラリーを展開することに努めて、甘くなってチャンスが来たらネットに出てプレッシャーをかけるテニスでした
バッチリ当たりましたね
一方ストーサーは「キックサーブを打ってフォアでどんどん攻める」ので悪いわけではありませんでしたが、1つだけ重要なことを見落としていたのか忘れていたのかと思います..
それは「スキアボーネのフォアにボールを集めること」でした。やっていないわけではありませんでしたし、これでかなりポイントを取っていましたが第2セットリードして以降もっとこの作戦でいけばセットを取れたのではないかと思います
スキアボーネのフォアは他の選手に比べれば前にボールを打っていくのにフォームを大きくしないと本来の「押す、飛ばす」力が出にくいタイプなのでベースラインのセンターからスキアボーネをフォア側に走らせて遠めで取らせたり、速いもしくは強い球でスキアボーネがちゃんとテイクバックする間を与えないようにしたら返球が甘くなるかミスの率が上がるのです。。
リードしていたのを追い上げられてきた時にそこを突かずにスキアボーネのバックに集めたからスキアボーネのパターンになったと思います。ストーサーは「自分のテニス」は展開しましたが「相手に勝つテニス」をしきっていなかったのかなぁ..と思いました。ファンの方すみません、でも次はこれで勝てるはずです
前から思っていましたがスキアボーネって髪が黒めなのとか、あのガッツポーズとか見てると日本の小学校の運動会でママ友たちと息子をガンガン応援してる若い肝っ玉母ちゃんみたいに見えてしまいます
いません?あんな感じの人~
ママさんバレーとかやらしても凄いんじゃないですか?相手がネットタッチでもしようもんなら
「今触った触ったぁ~
」と審判に猛アピールして認められると「イェ~イ」とか言ってみんなで走りながらハイタッチしそう..
本人にコレを知られたら
「はぁぁ?」とか言いながら近づいて来そう

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女子決勝はスキアボーネ



スキアボーネの1番の勝因はストーサーのキックサーブを厚い握りのバックハンドでガツッと打って返したことだと思います。レシーブで崩れなかったことがストーサーのプランと気持ちを少し狂わせたように思います。
「あれ、結構レシーブ返してくんな」と..
スキアボーネはストーサーのフォアに行かないようにバックのクロスでラリーを展開することに努めて、甘くなってチャンスが来たらネットに出てプレッシャーをかけるテニスでした


それは「スキアボーネのフォアにボールを集めること」でした。やっていないわけではありませんでしたし、これでかなりポイントを取っていましたが第2セットリードして以降もっとこの作戦でいけばセットを取れたのではないかと思います

リードしていたのを追い上げられてきた時にそこを突かずにスキアボーネのバックに集めたからスキアボーネのパターンになったと思います。ストーサーは「自分のテニス」は展開しましたが「相手に勝つテニス」をしきっていなかったのかなぁ..と思いました。ファンの方すみません、でも次はこれで勝てるはずです

前から思っていましたがスキアボーネって髪が黒めなのとか、あのガッツポーズとか見てると日本の小学校の運動会でママ友たちと息子をガンガン応援してる若い肝っ玉母ちゃんみたいに見えてしまいます

いません?あんな感じの人~

「今触った触ったぁ~

本人にコレを知られたら
「はぁぁ?」とか言いながら近づいて来そう


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2010年06月05日
サーブが苦手なのに..
ナダルとソダーリンの決勝が今年行われるとは予想できませんでした
ソダーリンはホントに力のある選手なんですね、「フォアでガツンガツン行くんだ
」と積極性を持っていけばかなりの威力がありますからナダルもラケットを弾かれるのではないでしょうか。。
前に記事にしたようにナダルのエッグボールを封じるには
「フラット系のハードヒットでナダルにスピンをかけるラケットワークをさせない」
ソダーリンはまさにそれができやすいタイプの選手です
選手本人もさることながらソダーリンのコーチ=元世界№2のマグヌス・ノーマンのコーチとしての資質も高く評価されていいのかなと思います。この師弟、プレースタイルもちょっと似てる気もします。あでもソダーリンの方がずっと攻撃的か..
そのコーチがホントに有能かは1人の選手を成功させただけでは分からないと思っています(もちろん自分はその舞台にも立てていない町のコーチ
批判的な意味合いで書いてるのではありませんので
) その選手と相性がよくてお互いに信頼しあえて、私生活も一緒にいて合うようでないとツアー生活長くできません。前にも書いたステファンキみたいに付く選手の多くがテニスを進化させる、みたいなのが能力の証だと思います。ノーマンの次の選手達でどれだけ成功できるか注目したいです
女子はスキアボーネ
私sugijiroが自分で勝手につけたのか誰かが言ってたかは忘れましたがこの選手を何年も前から「女クエルテン
」だと思っていました。もっと出てきてもいい選手だと思っていましたがとーとー来ましたね
特にあの片手のバックハンド大好きな感じです
ストーサーも強そうだからいい試合になるのではないでしょうか。
この前伊達の試合見たときにサフィーナのサーブがとても気になりました。
「ん?あんなに打ちにくそうにしてるのはトスが高すぎだからじゃない?」
トスを上げて時間を作ってゆっくり落ち着いて打てるように..とか言われる場合もありますがもっと低いトスの方がサフィーナは打ちやすいと思います。時間ができすぎて待ちすぎ、待ちきれてない気がします。サーブが得意な選手が高いトスで打つのは分かりますが意外とサーブは必要最低限のトスで「あ、この方がいい」となること結構あります
テイクバックの仕方で変わるから必ずとは言えませんが一応の目安で、打点から30センチ上くらいの高さのトスでゼンゼン大丈夫です。クイック気味に打つ人は打点の高さまでしか上げないトスにして、その最高点で打つのも1つの方法です
「待ちすぎ」と言えば..むか~しの話ですが上手くいってなくて「もう終わりかな
」と思っていた彼女が待ち合わせに来なくて、でもずっと何時間も改札で待っていたことがあったなぁと今思い出しました
もしその時の自分に会えるなら
「お前はサフィーナかい
」
とツッコミたいと思います。(ナンデやねん..)
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ソダーリンはホントに力のある選手なんですね、「フォアでガツンガツン行くんだ

前に記事にしたようにナダルのエッグボールを封じるには
「フラット系のハードヒットでナダルにスピンをかけるラケットワークをさせない」
ソダーリンはまさにそれができやすいタイプの選手です

選手本人もさることながらソダーリンのコーチ=元世界№2のマグヌス・ノーマンのコーチとしての資質も高く評価されていいのかなと思います。この師弟、プレースタイルもちょっと似てる気もします。あでもソダーリンの方がずっと攻撃的か..

そのコーチがホントに有能かは1人の選手を成功させただけでは分からないと思っています(もちろん自分はその舞台にも立てていない町のコーチ



女子はスキアボーネ




この前伊達の試合見たときにサフィーナのサーブがとても気になりました。
「ん?あんなに打ちにくそうにしてるのはトスが高すぎだからじゃない?」
トスを上げて時間を作ってゆっくり落ち着いて打てるように..とか言われる場合もありますがもっと低いトスの方がサフィーナは打ちやすいと思います。時間ができすぎて待ちすぎ、待ちきれてない気がします。サーブが得意な選手が高いトスで打つのは分かりますが意外とサーブは必要最低限のトスで「あ、この方がいい」となること結構あります


「待ちすぎ」と言えば..むか~しの話ですが上手くいってなくて「もう終わりかな


「お前はサフィーナかい


とツッコミたいと思います。(ナンデやねん..)
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2010年06月04日
ボールの深さってどこまで?
全仏はベスト16まではまず順当に来て楽しみだなぁと思っていたらそこから波乱の連続ですね
フェデラーの敗退に大きなショックを受けている人が多いのではないでしょうか
全仏を見て、毎日スクールのコートに立っていて思うのは「深い球は遅くてもホントに嫌だなぁ」ということです。いつでもそうなんですが今年の全仏は特にボールの深い・浅いが気になり、そこからほとんどのポイントが決まってくるのが見えます
錦織のジョコビッチ戦を見ましたが「全体の出来は5割」というように、もっとこのレベルで慣れて来たら錦織の切れ味が出てくるんじゃないでしょうか?
序盤からすぐジョコビッチは錦織のフォアを狙ってきていましたね、グリップの厚い錦織を右サイドに走らせてボールを浅くさせその球で攻め込むパターンですが、残念ながらバックも全体としては浅かったのが一番よくなかったなぁと思います
本人はバックは悪くなかったけどフォアが..というようなコメントをしていましたが中盤あたりからはバックの返球にもポイントがあったと思います。。フォアが良くなかったというのは本来の力がすごい
ですから今後に期待したいです。
それにしてもすごい選手だなぁと思ったのは1回戦の相手ヒラルドです
フォアのスピードやスピンのキックはフェデラー以上といってもいいくらいすごかった印象です。サーブも長身からいーのが入ってましたし、これで全仏にこの4年かな、1度も勝ってないのは信じられません
しかもはじめからかなりプレーには「攻撃しながらもそれが入る」理想的なものが感じられましたし、最後は足の痙攣?と疲れから確率が悪くなりましたがストレートで簡単に勝ってもおかしくなかったと思います
このすごいプレーをしていた選手に錦織は第3セットの後半から「自分から攻めなきゃ」という気持ちで自分のプレーにスイッチを入れたように見えましたし、そう言ってるようです。ヒラルドと反比例して良くなっていきました
ジョコビッチに対してもそうすれば分からなかったと思う人多いのではないでしょうか。
ボールの深さは本当に大事です。深くといってもどのくらい深いといいのか、厳しく言えば「ベースラインから30センチ以内」に入ったらまあOKでしょうか..
それでも相手がちゃんと構えて打てたらエースを決められることもあると思います。深くても勢いがないとか、ただ深いだけで安心しない方がいいこともよくあるのでお気をつけください。。でも甘く・浅いよりは何倍もいいです、相手に「これはとりあえずつなぐか..」と判断させることができますしネットから相手を後方に下げるわけですからミスの率が上がり、当然浅い球になりやすいです。後から打ってくるからそれをポーチしに行く時間もできます。自分は試合する時は「1球タリとも浅くならないように」と強く意識してストロークやボレーします
もう今は深いのが当たり前でちょっと浅くなると違和感すごく感じます
最近時間がなくてなかなかアップできずにいます
いつも見てくださってる皆さまありがとうございます
できるだけ記事を書いてピーコさんにまた怒られないようにします

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全仏を見て、毎日スクールのコートに立っていて思うのは「深い球は遅くてもホントに嫌だなぁ」ということです。いつでもそうなんですが今年の全仏は特にボールの深い・浅いが気になり、そこからほとんどのポイントが決まってくるのが見えます

序盤からすぐジョコビッチは錦織のフォアを狙ってきていましたね、グリップの厚い錦織を右サイドに走らせてボールを浅くさせその球で攻め込むパターンですが、残念ながらバックも全体としては浅かったのが一番よくなかったなぁと思います


それにしてもすごい選手だなぁと思ったのは1回戦の相手ヒラルドです



このすごいプレーをしていた選手に錦織は第3セットの後半から「自分から攻めなきゃ」という気持ちで自分のプレーにスイッチを入れたように見えましたし、そう言ってるようです。ヒラルドと反比例して良くなっていきました

ボールの深さは本当に大事です。深くといってもどのくらい深いといいのか、厳しく言えば「ベースラインから30センチ以内」に入ったらまあOKでしょうか..



最近時間がなくてなかなかアップできずにいます


できるだけ記事を書いてピーコさんにまた怒られないようにします


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2010年05月30日
錦織をデータ分析
錦織と伊達の両選手、ホントに勝ってくれて嬉しいニュースでした
両方ともまだ試合は見ていませんがやはり錦織は天才だと思います、最近よく言う「持ってますね」でしょうか。マスコミや協会もホントに大事にしないと100年に1人の存在かもしれませんからね
スペインやアメリカ、フランスとかは別にして近年のオーストラリアのようにヒューイットだけしか上位にいないということに日本もなるかもしれません..まあ1人いるだけだって大きなことですが
今回本戦にギリで入れたりこういう時運が強いし、何よりポイントの取り方が緩急織り交ぜた幅の広いショットアレンジで動きも滑らかだしセンスの塊ですね、トップ10実現の可能性をホントーに期待しちゃいます
錦織は攻撃になる武器のレベルがトップクラス
フォアの強さ・ボールの回転、バックの上手さ、動き、読み、逆をついたりするヒラメキ
これにサーブ力がついたらまさにトップ選手のテニスですね
今回ジョコビッチに対しては「攻撃される前に先に打っていくこと」が大事だと思っていました。まだ見ていないので分かりませんがこの試合のマッチサマリーを分析すると「ジョコビッチのいいショットを返しきれなくてネットやアウトをたくさんした」のではないかと考えられます
その根拠は
「凡ミスの数がジョコビッチより少なくてエースの数も上回っている、ダブルフォルトは比べると8本も少ないし、サービスエースの数は差が2本しかない」
ジョコビッチはファーストサーブが入ったら72%もポイントを取っていたのに対し錦織は56%しか取っていません、つまりサーブで崩せてない証拠になります。しかし錦織はブレークポイントのチャンスが9回もありました。2回しかモノにできなかったのはこれもサーブ力の差と言えると思います
レシーブの数が2人の間で22回も差があって、錦織のレシーブした数が多いということはジョコビッチのサービスゲームがもつれてるか錦織がキープ・ブレークは別にして簡単に自分のサービスゲームを終えてるかです。もつれさせていたらいいですが。。この9回のうち、もう少し取れていたら分からなかったですね。
データからこんなふうに見てない試合を考えることができます
もちろん見てないと気付かないことがたくさんありますがアナガチ間違いでもないと思います
「打たれる前に自分から打っていく」
のはこのサマリーからも必要な戦術だったと思います。本人も言うように、とにかく今後グランドスラムをとるならサーブで崩せることが必要ですね
このままでもトップ20にいれると思いますが彼の才能からしたら物足りない
錦織の夢=日本人の夢を一緒に見たいですね~



昨日は数年ブリに大学の時の集まりがありました
またレポできたらしたいと思います。あ、同窓会といえば今ドラマで「ラブアゲイン症候群」ってやつがジワジワ来てるようですね
「高橋カツノリみたいなあんなカッコイー同級生いるわけないじゃん
」
これ見てる自分の周りの女性はみんな言ってます
彼を新宿でマジカでみたことありますがマジカッコよかったです
でも黒木ヒトミみたいな同級生もいませんよー
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今回本戦にギリで入れたりこういう時運が強いし、何よりポイントの取り方が緩急織り交ぜた幅の広いショットアレンジで動きも滑らかだしセンスの塊ですね、トップ10実現の可能性をホントーに期待しちゃいます




今回ジョコビッチに対しては「攻撃される前に先に打っていくこと」が大事だと思っていました。まだ見ていないので分かりませんがこの試合のマッチサマリーを分析すると「ジョコビッチのいいショットを返しきれなくてネットやアウトをたくさんした」のではないかと考えられます

「凡ミスの数がジョコビッチより少なくてエースの数も上回っている、ダブルフォルトは比べると8本も少ないし、サービスエースの数は差が2本しかない」
ジョコビッチはファーストサーブが入ったら72%もポイントを取っていたのに対し錦織は56%しか取っていません、つまりサーブで崩せてない証拠になります。しかし錦織はブレークポイントのチャンスが9回もありました。2回しかモノにできなかったのはこれもサーブ力の差と言えると思います


データからこんなふうに見てない試合を考えることができます

「打たれる前に自分から打っていく」
のはこのサマリーからも必要な戦術だったと思います。本人も言うように、とにかく今後グランドスラムをとるならサーブで崩せることが必要ですね






昨日は数年ブリに大学の時の集まりがありました


「高橋カツノリみたいなあんなカッコイー同級生いるわけないじゃん

これ見てる自分の周りの女性はみんな言ってます


でも黒木ヒトミみたいな同級生もいませんよー

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2010年05月23日
フェデラーの新しい戦術..
フェデラー対ナダルのマドリード決勝を見ました
今日の記事は長いです
ご興味ある方はお付き合いください
どちらも相手への対策をきちんとして「これで勝つ」というものを用意してきました
しかし..ファンの方すみません
第一セットの途中からフェデラーの方に「もう手がない」という過去の全仏の試合の雰囲気と同じモノが漂い始めたように思います。それはなぜか。。
それは大まかには「フェデラーに回り込ませないリバースフォアとフェデラーのフォア側へのショット」をナダルが用意していたからです
いつも通りじゃないかと思われる方もいるかとは思いますが、今年はさらにバージョンアップ
していると思う部分があります。以前の記事にもしたようにナダルはフォアの強烈なキックをするショット=エッグボールでフェデラーのバック側を攻めるのが基本中の基本線になっていますが、フェデラーも対抗してフォアで回り込む回数を増やしてバックにならないようにしたり、改良されたバックの高い打点のハードヒットやトップスピンで今までよりこの展開になっても渡り合えるようになっていると思います
しかしナダルはフェデラーのバック側へのエッグボールをさらに磨いてきました
ナダルがフォア側に走ってコートの外からクロスを打つ場合、今まではコースが甘くなってフェデラーが回り込みやすいボールになっていました。しかしそれが甘くならないようにフィニッシュでラケットを左肩の上の方に振り上げる「リバースフォア」でフェデラーが回り込めないようにきっちりクロスコートの隅にエッグボールを打ってきます
磨かれているのはそのコントロールの良さとボールの跳ね具合です
改良されたとはいえフェデラーはナダルのエッグボールがやはり打ちにくいようでバックで何球かはしっかり返せても次では返球が甘くなってしまったり、ミスしてしまう場面がよくありました。
しかもフェデラーがバック側をケアしないようにナダルはフェデラーのフォア側にもボールを打ってきます。元々ナダルはフォアの逆クロスがすばらしくこれまでもフェデラーを苦しめてきましたが、それに加えてバックハンドのスピン、エッグボールと言ってもいいくらいのキックのあるショットもフェデラーのフォア側に打ち込んで来ました
これは数年前から「自分のバックハンドにはまだまだ改良点がある」と言ってきたナダルの答えだと思います。2008年の全仏で見せた強烈なバックのクロスコートにキック力もプラスして打ち分けてフェデラーはバック側だけでなくフォア側もより警戒せざるを得なくなります
しかしフェデラーはもうひとつプランを用意していました。それはバック側に来たエッグボールをライジングでとらえ、フラット系の速いボールで対抗しネットプレーにつなげることでした
これが上手くいくシーンもありました。これをみた時は「そうだよなぁ、もうこれしか他にないよなぁ..」とテレビの前でつぶやきました。。
でもこれには条件があって速くて強いだけでは通用しないのです。あとひとつ「深さ=ラインぎりぎり」でないとナダルに切り返されてしまうのです。単発的にはポイントを取れるのですが、かなりレベルの高いショットになるのでこの作戦で頑張ってもナダルが切り返せるとなるとフェデラーはもう打開策を見つけられなくなったという気持ちになるでしょうね。。それが感じられるシーンが何度かありました。
バックのスライスをわざと浅く打ってナダルを前に泳がせて甘くなった返球を次で決めるパターンも前からフェデラーは使っていて今回も上手くいっていましたが、これで勝ちきれるまでには行ってない状況です。膝が良くなってどこにでも動ける今のナダルのストロークはこの数年あったボールの浅さは減っているように思います。
こうなるともうフェデラーがナダルに勝つ手立てはないのでしょうか?
いや
まだフェデラーがあまりナダルに使っていない作戦があります
それは過去にフェデラー自身が他の選手達にやられた作戦です。
「とにかくフォアでコートの左右に深くボールを叩き込むこと」
です。フェデラーは今回もフォアはエッグボールで返すことが多かったように思います。いいキックなのですがナダルには時間の余裕を与えてしまっていることにもなります
たとえ返せるところにボールが来てもフラット系の強~いショットが来るとしっかり構える余裕がなくなるしエッグボールの回転をかけて返すこともかなり難しくなります。
つまりこれをナダルのフォアに打ち込めばナダルは生命線のショットが打てなくなります。しかも返すボールが甘くなったらすぐにフェデラーに決められるでしょう。これでナダルに強打の警戒をさせてベースラインの後方にポジションを下げさせ、さっきのスライスで前に泳がせるのと組み合わせたら行けるかも知れません
ナダルはホントに強い

でもフェデラーにもまだチャンスはあると思いますっ。
もう全仏が始まりますね
毎日ライブスコアが楽しみです。
でも実は今年観に行くんです

すみません、ウソつきました

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どちらも相手への対策をきちんとして「これで勝つ」というものを用意してきました


それは大まかには「フェデラーに回り込ませないリバースフォアとフェデラーのフォア側へのショット」をナダルが用意していたからです

いつも通りじゃないかと思われる方もいるかとは思いますが、今年はさらにバージョンアップ



ナダルがフォア側に走ってコートの外からクロスを打つ場合、今まではコースが甘くなってフェデラーが回り込みやすいボールになっていました。しかしそれが甘くならないようにフィニッシュでラケットを左肩の上の方に振り上げる「リバースフォア」でフェデラーが回り込めないようにきっちりクロスコートの隅にエッグボールを打ってきます


しかもフェデラーがバック側をケアしないようにナダルはフェデラーのフォア側にもボールを打ってきます。元々ナダルはフォアの逆クロスがすばらしくこれまでもフェデラーを苦しめてきましたが、それに加えてバックハンドのスピン、エッグボールと言ってもいいくらいのキックのあるショットもフェデラーのフォア側に打ち込んで来ました

これは数年前から「自分のバックハンドにはまだまだ改良点がある」と言ってきたナダルの答えだと思います。2008年の全仏で見せた強烈なバックのクロスコートにキック力もプラスして打ち分けてフェデラーはバック側だけでなくフォア側もより警戒せざるを得なくなります

しかしフェデラーはもうひとつプランを用意していました。それはバック側に来たエッグボールをライジングでとらえ、フラット系の速いボールで対抗しネットプレーにつなげることでした

でもこれには条件があって速くて強いだけでは通用しないのです。あとひとつ「深さ=ラインぎりぎり」でないとナダルに切り返されてしまうのです。単発的にはポイントを取れるのですが、かなりレベルの高いショットになるのでこの作戦で頑張ってもナダルが切り返せるとなるとフェデラーはもう打開策を見つけられなくなったという気持ちになるでしょうね。。それが感じられるシーンが何度かありました。
バックのスライスをわざと浅く打ってナダルを前に泳がせて甘くなった返球を次で決めるパターンも前からフェデラーは使っていて今回も上手くいっていましたが、これで勝ちきれるまでには行ってない状況です。膝が良くなってどこにでも動ける今のナダルのストロークはこの数年あったボールの浅さは減っているように思います。
こうなるともうフェデラーがナダルに勝つ手立てはないのでしょうか?
いや


「とにかくフォアでコートの左右に深くボールを叩き込むこと」
です。フェデラーは今回もフォアはエッグボールで返すことが多かったように思います。いいキックなのですがナダルには時間の余裕を与えてしまっていることにもなります

つまりこれをナダルのフォアに打ち込めばナダルは生命線のショットが打てなくなります。しかも返すボールが甘くなったらすぐにフェデラーに決められるでしょう。これでナダルに強打の警戒をさせてベースラインの後方にポジションを下げさせ、さっきのスライスで前に泳がせるのと組み合わせたら行けるかも知れません

ナダルはホントに強い



もう全仏が始まりますね

毎日ライブスコアが楽しみです。
でも実は今年観に行くんです


すみません、ウソつきました


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2010年05月20日
帰ってきた逆クロス男..
最近調子を上げているグルビスとナダルの試合を見ました
グルビスのバックハンドが安定した攻撃力をつけたのかなと見る前は思っていましたが、もう少しフォアで回り込めたり、回り込めないようにナダルが配球してもどちらかのサイドにナダルを寄せておいてからフォアの強打をしたらもっとナダルを追い詰められたかなと思います。。
実際そういった場合はポイントが取れているシーンを見ています、確かにバックでの攻撃が増えたように思いましたがナダル本人へとナダルのボールに対して打ちづらさもあったのか、ソダーリンのような両手打ちでの打ち込みはあまり多くは見られませんでした。しかし本来の才能を発揮し始めてくれてテニスファンには大きな楽しみになりそうですね
ナダルはウィンブルドンに勝ったころみたいなテニスに戻ってきてくれたなと思います
「相手がドコに打ってもきっちり返してくる
」「苦しい時に攻撃できるしボールが入る
」
王者にふさわしいテニスにまたなっていました
全仏が楽しみですね~錦織とベスト8くらいで当たってくれたらいいなぁ。。
あと戻ってきたといえばフェレールです
動きが2007年のマスターズカップの時のようになってるし、生命線の「フォアの逆クロスからの展開」も戻ってると思います
この何年か体の故障もあった?かもしれませんが、いい時の戦術とはちょっと違うことしてるかなという印象はありました。。175センチで一撃必殺のショットも特に持ち合わせていない選手が「とにかくよく拾ってのフォアの逆クロス」でここまで来れるんだからホントにすばらしいです
当然ですがフォアの逆クロスは自分でやるとはっきり意識していないと出来るものではありません。とにかく「これを柱にするんだ」と思ってないと使えない戦術です。しかしコレが軸で展開できるとホントに相手のコートに穴が出来ます
ストレートへのエースだけでなく、もう一度逆クロスへ打って逆を突きエースを取ることもできます。やられる立場になった場合を想像してください、一瞬どっちに来るか分からなくなって足も止まります
決められた方は「くっそー」って感じですよね。。
以前に書いたかもしれませんがベッカーはボブ・ブレッドがコーチになってから、この「フォアの逆クロス」を軸に多く展開するようになり当時無敵のレンドルに勝てるようになっていきます。あと逆クロスと言えばグラフを忘れてはいけませんね、「ドクター中松」のジャンピングシューズでも履いてんのかと思うような軽やかなフットワークでどこまでも回り込み、相手は防戦イッポーになります
ここなんです
相手を守備だけにさせる、そのことにしか頭が回らなくなるようにできるのがこの「逆クロスの戦術」なのです
気づくと「返すので精一杯」になった経験ありませんか? 今度は皆さんがヤル番
「元気ですかぁぁー」
それは「春一番」
ドージテモ言いたくなりました
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実際そういった場合はポイントが取れているシーンを見ています、確かにバックでの攻撃が増えたように思いましたがナダル本人へとナダルのボールに対して打ちづらさもあったのか、ソダーリンのような両手打ちでの打ち込みはあまり多くは見られませんでした。しかし本来の才能を発揮し始めてくれてテニスファンには大きな楽しみになりそうですね

ナダルはウィンブルドンに勝ったころみたいなテニスに戻ってきてくれたなと思います

「相手がドコに打ってもきっちり返してくる


王者にふさわしいテニスにまたなっていました

あと戻ってきたといえばフェレールです



当然ですがフォアの逆クロスは自分でやるとはっきり意識していないと出来るものではありません。とにかく「これを柱にするんだ」と思ってないと使えない戦術です。しかしコレが軸で展開できるとホントに相手のコートに穴が出来ます


以前に書いたかもしれませんがベッカーはボブ・ブレッドがコーチになってから、この「フォアの逆クロス」を軸に多く展開するようになり当時無敵のレンドルに勝てるようになっていきます。あと逆クロスと言えばグラフを忘れてはいけませんね、「ドクター中松」のジャンピングシューズでも履いてんのかと思うような軽やかなフットワークでどこまでも回り込み、相手は防戦イッポーになります

ここなんです


気づくと「返すので精一杯」になった経験ありませんか? 今度は皆さんがヤル番

「元気ですかぁぁー」
それは「春一番」

ドージテモ言いたくなりました

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2010年05月11日
グラフの意味を持つショット
以前に記事にしました「思い出したようにしてるテニスのビデオ編集
」はまだまだ終わらないので続いています…
その中で先日96年の全米準決勝グラフ対ヒンギスを見ていました。残念ながらこの試合はテープの尺が切れてなくなり最後まで録画できてないのが悔やまれます
がこの時の二人は同じショットを打っていてもポイントの取れ方が違うといういい例だなと思いました。
試合の序盤はヒンギスのキレのいいストロークとストレートへの展開がすばらしく
グラフは上手く返せず手こずっているのがよく分かりました。ヒンギスが先に5ゲームを取り、このまま簡単に1stを取るかと思ったのですが、そこからグラフのテニスが変わります
とにかくフォアで回り込んで攻撃を始め、たとえバックで取る時もグリップが厚めのヒンギスに対して楽に打たせないように低いバウンドのバックのスライスを打っていきます
?っと思う方も多いと思いますがリードされてる時も最初からグラフはほとんどバック側はスライスを打っています。。でもリードされてる時は「ただ返す、繋いで状況をできるだけイーブンにするために打っている」ように見えました。
でも動きの良くなったグラフの意図して打つスライスとフォアの回り込んでの強打によってヒンギスはラリーを長く続けられない精神状態になります
「なんだよ
まだ返してくんのかよ…」と。
グラフはあっという間にゲームをひっくり返してセットを奪います
試合はこのままグラフが7-5 6-3で勝つのですが、ヒンギスはこらえきれなくなって崩れそうになった時に「グラフを左右に振って主にバックハンドで逆をついたりエースを取る」というパターンを忘れずに意図したショットを打ち続ければ結果は違ったかもしれません。同じショットを打つなら「こうするためにこれを打つ」と意図していると集中力も上がると思いますし粘りも出る気がします。
日常生活はいつも意図してボケようと心ガケていますが、この前浅くなったボールを取りきれず前につっこんだ頭にツーバウンドしたボールが「意図せず」当たりました
でもタダでは転びません、もちろんそこでっ
「Oh~ポカホンタぁス(バッファロー吾郎)」
言ったのは言うまでもありません
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その中で先日96年の全米準決勝グラフ対ヒンギスを見ていました。残念ながらこの試合はテープの尺が切れてなくなり最後まで録画できてないのが悔やまれます

試合の序盤はヒンギスのキレのいいストロークとストレートへの展開がすばらしく



?っと思う方も多いと思いますがリードされてる時も最初からグラフはほとんどバック側はスライスを打っています。。でもリードされてる時は「ただ返す、繋いで状況をできるだけイーブンにするために打っている」ように見えました。
でも動きの良くなったグラフの意図して打つスライスとフォアの回り込んでの強打によってヒンギスはラリーを長く続けられない精神状態になります
「なんだよ

グラフはあっという間にゲームをひっくり返してセットを奪います

日常生活はいつも意図してボケようと心ガケていますが、この前浅くなったボールを取りきれず前につっこんだ頭にツーバウンドしたボールが「意図せず」当たりました

「Oh~ポカホンタぁス(バッファロー吾郎)」
言ったのは言うまでもありません

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2010年05月01日
フェデラーにニラまれたカエル?
このブログに来てくださった方に「コナーズからフェデラーへ1~5」の記事は読んでくださる方が多いようで..ありがとうございます
「今まで現れたプレーヤーで一番強いのはやはりロジャー・フェデラーか」というのは少し前にテニスファンの中で議論されたのではないでしょうか。今では常識みたいになって話にも上がりませんね、それだけ強いということでしょうか
以前の記事はどんなパターンでフェデラーが負けるかを書いたと思うのですが、逆にフェデラーはどういったタイプに強いか書いてみます。まぁフェデラーに勝てるタイプの逆といえばそれまでなんですが、一言で言うと
「ボールのバウンドに高低差がないタイプというか、いいショットでも普通の高さのバウンドのボールしか打たない選手」
でその選手が普通につないでからナントカしようと思っていたらほとんど勝つチャンスがないと思います。だから対戦相手を見て、まずスピン系のキックしたり伸びるボールを結構使うのか、使わないとしたらフラットでガツンガツン叩いてフェデラーのバック側を攻めれるのかを考えて結果を予想します。でもダビデンコみたいに特別なビッグショットがなくても早目にストレートに展開してフェデラーに常に余裕を与えなければ、今年の年末年始にできたようにダビデンコが勝つ道が開けると思います
この場合はフェデラーがあまりダビデンコとのクロスラリーにこだわらなければフェデラーが勝つかなと。。
フェデラーの相手の出方で結果が変わる典型はツォンガだと思います
叩けるしサーブもいいので潜在的には勝てる可能性を持っていると思いますが去年のカナダで競って勝った他は2度とも完敗しています。バックハンドの攻撃力がやや欠けるとも言われますが原因はまずツォンガが普通にラリーでつないだことだと思います。ツォンガが無難なつなぎから入るテニスをしたら普通の選手になってしまいます
でも2年前の全豪準決勝のような破壊力のあるテニスをしたら可能性はかなり大きいはずです
高くない、普通の低いバウンドでテニスさせたらフェデラーに勝てる選手はそうゴロゴロしてないと思います。その意味でフェデラーが史上最強と言っていいと思います。。
そういえばゴールデンウィークに入りましたね
ゴロゴロしてたらフェデラーに勝てるかな
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以前の記事はどんなパターンでフェデラーが負けるかを書いたと思うのですが、逆にフェデラーはどういったタイプに強いか書いてみます。まぁフェデラーに勝てるタイプの逆といえばそれまでなんですが、一言で言うと
「ボールのバウンドに高低差がないタイプというか、いいショットでも普通の高さのバウンドのボールしか打たない選手」
でその選手が普通につないでからナントカしようと思っていたらほとんど勝つチャンスがないと思います。だから対戦相手を見て、まずスピン系のキックしたり伸びるボールを結構使うのか、使わないとしたらフラットでガツンガツン叩いてフェデラーのバック側を攻めれるのかを考えて結果を予想します。でもダビデンコみたいに特別なビッグショットがなくても早目にストレートに展開してフェデラーに常に余裕を与えなければ、今年の年末年始にできたようにダビデンコが勝つ道が開けると思います


フェデラーの相手の出方で結果が変わる典型はツォンガだと思います



高くない、普通の低いバウンドでテニスさせたらフェデラーに勝てる選手はそうゴロゴロしてないと思います。その意味でフェデラーが史上最強と言っていいと思います。。
そういえばゴールデンウィークに入りましたね

ゴロゴロしてたらフェデラーに勝てるかな

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2010年04月19日
試合でのニューボール対策
テニスの試合でニューボール使う時がありますね
真新しいきれいなボールを見ると嬉しくなる気持ちもありますが不安もあるかな...先日スクールでこういった話を聞きました。
ゲーム開始時に新しい缶を開けてニューボールを使用する際、いつも困惑すると。。
「ボレーの抑えが効かなかったり、ストロークの打点が何時もと明らかに違うように感じたり…慣れるまでにかなりのムダな時間を費やしてしまいます(>_<) 特に慣れてない試合会場でのニューボールはかなり厳しく感じるため、わざわざゲーム前の練習時にニューボールを出してやってみるんですが、やはりやたらと跳ねたりするのでビックリしてしまう事もしばしばなんです。早く身体が慣れるコツみたいなものがあるんでしょーか? 普段の練習時にもニューボールで練習した方が良いのでしょーか??」
同じことを自分も感じたことあります。感覚がゼンゼン違いますね
一度缶を開けて1ヶ月半?は使うでしょうから時間が経つほど軟らかくなって打ちやすくはなりますが、本来テニスの試合は新しいものでやるので「あれ?」となっちゃいます
試合までの時期にもよりますがプロたちは新しいボールで練習していますね。浅越選手の隣のコートでテニスしたことありますが井上悦子コーチが50個くらいのニューボールを使って球出ししたり男子のヒッティングパートナーと打ち合いをしていました。
一般の方の中でも試合間近ではニューボールで練習してたりするのではないでしょうか...自分も近いならそうしますね
では対策はと言うと自分が試合で意識するのは
「とにかくラケットの真ん中でボールを当てること」と「弾かれないように手首をいつもより意識してしっかり固めて押さえ込みぎみに打つこと」
です。ちょっとでも芯から外れると硬ぁ~い打球感を感じて「やりずらいなぁ」と思いますから、いつもはわざと真ん中で当てないで打つショットも「真ん中で
真ん中で
」と思っています。打点がずれるように感じるのも硬さが違うから弾みも変わるはずで、バウンドも速くなると思います。いつもより速いことをこれも意識して待っているしかないと思います、弾むのも新しいからより弾みますが
「これが本来のテニスなんだ」
と思って対応するしかないんですよね~
高く弾んできて弾かれたり打点が遅れて自然と面が上に向きアウトしないように、いつもより打点設定を前においてフォロースルーもちょっとかぶせぎみにしてストロークするかなと思います。とにかく自分の中にある「設定」をいつもと変えることですね
以前一流のサッカー選手がW杯でシュートがポストに当たって入らず負けた時に「それがサッカーだ」と言ったりするのを聞いて「この一流選手がそんなあきらめ方するんだ...」と驚きました。確かに「頑張ったけどダメだった」ならそう思うしかない、
「また次のチャンスがくるさ
」
と一流選手が言うとかっこいいなぁと思います
サフィンも確かテニスについてでも言ってたような気がします。似合うコメントですよね~
日本人もダメだったことはさっと忘れて次のチャンスをモノにできるように頑張ればいいんですね。。
え?自分の恋愛のことかって?
言わいでえーがな
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ゲーム開始時に新しい缶を開けてニューボールを使用する際、いつも困惑すると。。
「ボレーの抑えが効かなかったり、ストロークの打点が何時もと明らかに違うように感じたり…慣れるまでにかなりのムダな時間を費やしてしまいます(>_<) 特に慣れてない試合会場でのニューボールはかなり厳しく感じるため、わざわざゲーム前の練習時にニューボールを出してやってみるんですが、やはりやたらと跳ねたりするのでビックリしてしまう事もしばしばなんです。早く身体が慣れるコツみたいなものがあるんでしょーか? 普段の練習時にもニューボールで練習した方が良いのでしょーか??」
同じことを自分も感じたことあります。感覚がゼンゼン違いますね


試合までの時期にもよりますがプロたちは新しいボールで練習していますね。浅越選手の隣のコートでテニスしたことありますが井上悦子コーチが50個くらいのニューボールを使って球出ししたり男子のヒッティングパートナーと打ち合いをしていました。
一般の方の中でも試合間近ではニューボールで練習してたりするのではないでしょうか...自分も近いならそうしますね

「とにかくラケットの真ん中でボールを当てること」と「弾かれないように手首をいつもより意識してしっかり固めて押さえ込みぎみに打つこと」
です。ちょっとでも芯から外れると硬ぁ~い打球感を感じて「やりずらいなぁ」と思いますから、いつもはわざと真ん中で当てないで打つショットも「真ん中で


「これが本来のテニスなんだ」
と思って対応するしかないんですよね~


以前一流のサッカー選手がW杯でシュートがポストに当たって入らず負けた時に「それがサッカーだ」と言ったりするのを聞いて「この一流選手がそんなあきらめ方するんだ...」と驚きました。確かに「頑張ったけどダメだった」ならそう思うしかない、
「また次のチャンスがくるさ

と一流選手が言うとかっこいいなぁと思います


え?自分の恋愛のことかって?
言わいでえーがな

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2010年04月15日
天才的?レシーブ術...
学生の頃友達が誘ってくれて一日だけ強豪大学のテニス部の公開講習会に参加したことがありました。同じ学生同士で日本のトップチームと打ち合えるなんて...
とワクワクして参加しました。とてもいい経験になったので友達には感謝しています。。
その中で監督さんが「テニスの練習は最初と最後の練習をやればいいんだ」
と言われました。つまりテニスの最初はサーブまたはレシーブで最後はチャンスボールです。
「一般の方はコートに立つとラリーばかりやってテニスの真ん中ばかりやってる。これじゃ勝てるようにはならない
」
確かにそうだなと思いました。試合をして終わった後にサーブの良し悪しでゲームの流れが決まってる、精神的にもかなりの影響を与えてるということが分かるのではないでしょうか。またレシーブはレベルが上がれば上がるほどその重要性が増してくる技術だと思います。
速かったり跳ねたり曲がったりに対応できないと強い相手には勝てません。プロの世界でもトップ10からトップ5、トップ5からトップ3へと入るのにレシーブ技術が向上して実現するということがあります
これはだいたい誰にも当てはまりますが印象的なのは古い話ではエドバーグが5から3以内に入った時もそうでしたし、今で言うとフェデラーもそうですね。ロディックのサーブを事もなげに返してしまうのを見るとあのレシーブの名手レンドル以上だと思います。
難しいのは速いサーブを面を作って返すことはできても深さのコントロールができないということです。ばっと面作って真ん中にも当たって「捕らえたぜ
」と思ってもサービスラインぐらいまでしか飛んでないってことがよくあります。よほど「深く深く」と思ってないと次でやられてしまいます。。
高く弾むのは自分の経験だけですが「筋トレすれば打てる
」です。全体の主要な筋肉を鍛え始めたら返せるようになりました。たぶん体がぶれなくなって最後まできちっとフォームを作れるようになったからだと思います。もちろん機敏になったから打点も遅れないようになったんだということかな
左利きの変な?スピンサーブも鍛えてから「何も考えずに来たボールを打つ」と思ってるだけでナゼか返せるようになりました。結構あるのはレシーブの時「左だからこう来てこう弾むから...」と考えてるとダメだという事。もうボールは自分に近づいて来てしまいます
バンと当てることだけ考えてあとは無心で「長嶋茂雄的感覚」で打つということです。
そんなミスターのエピソードから...昔チームメイトが長嶋に「どうやったらヒットがたくさん打てるんですか?」の質問に満面の笑みで
「来た球打ちゃいいんだよ~
」
と答えたとか。。
そ、それでいいんです
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その中で監督さんが「テニスの練習は最初と最後の練習をやればいいんだ」
と言われました。つまりテニスの最初はサーブまたはレシーブで最後はチャンスボールです。
「一般の方はコートに立つとラリーばかりやってテニスの真ん中ばかりやってる。これじゃ勝てるようにはならない

確かにそうだなと思いました。試合をして終わった後にサーブの良し悪しでゲームの流れが決まってる、精神的にもかなりの影響を与えてるということが分かるのではないでしょうか。またレシーブはレベルが上がれば上がるほどその重要性が増してくる技術だと思います。
速かったり跳ねたり曲がったりに対応できないと強い相手には勝てません。プロの世界でもトップ10からトップ5、トップ5からトップ3へと入るのにレシーブ技術が向上して実現するということがあります

難しいのは速いサーブを面を作って返すことはできても深さのコントロールができないということです。ばっと面作って真ん中にも当たって「捕らえたぜ

高く弾むのは自分の経験だけですが「筋トレすれば打てる


左利きの変な?スピンサーブも鍛えてから「何も考えずに来たボールを打つ」と思ってるだけでナゼか返せるようになりました。結構あるのはレシーブの時「左だからこう来てこう弾むから...」と考えてるとダメだという事。もうボールは自分に近づいて来てしまいます

そんなミスターのエピソードから...昔チームメイトが長嶋に「どうやったらヒットがたくさん打てるんですか?」の質問に満面の笑みで
「来た球打ちゃいいんだよ~

と答えたとか。。
そ、それでいいんです

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2010年04月12日
気づかないミスの原因
うちのスクールはコートが3面で1面ずつネットで仕切られています
貸しコートにはとてもいいと思いますが、アウトドアなので声までは遮断できませんね。。
レッスン中によく隣のコートから「あ″~」とか「イヤイヤ今のは違うんだよー」とかミスした時に聞こえてきます。
焦ってミスとか相手が良くてミスすることは振り返って分かると思いますが、ナンデ入らなかったのか分からないミスはレベルアップを妨げる大きな原因です。「壁を越える」にはこういうところも知っていかないといけません。
そのひとつにストロークのネット
があります。ちゃんと引けたし当たりも悪くないのにネットした時、今自分がどうやって打ったのか思い返してください。
「相手のボールが深かったりして無意識に下がりながら打っていませんでしたか?」
特によくあるのがちょっと下がりながらバックのスライスを打つ時です。自分ではいつも通りに打ってるつもりでも気づかないうちにダウンスイング
しているのです。これはフォアでもバックでも球種に関係なく起こりやすいことなのですが、体が後に行きながらスイングすると腕は自然と上から下に下りやすくなります。だから意識して打たないとネットしたり、入ってもボールが伸びずに浅くなって相手のチャンスボールになるのです
何度か出てきましたがこの「気づかないうちに」ミスの原因が自分に起こっていることを意識しないとミスは減りません。下がりながら打つときは「自分が今下がりながら打ってる」ことを意識して上から下に振らないようにお気をつけください
自分はジュニアやキッズクラスの子供たちの前では意識して目をパチクリさせて若く見られようと気をつけております...
まつ毛カールとかしよかな
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貸しコートにはとてもいいと思いますが、アウトドアなので声までは遮断できませんね。。
レッスン中によく隣のコートから「あ″~」とか「イヤイヤ今のは違うんだよー」とかミスした時に聞こえてきます。
焦ってミスとか相手が良くてミスすることは振り返って分かると思いますが、ナンデ入らなかったのか分からないミスはレベルアップを妨げる大きな原因です。「壁を越える」にはこういうところも知っていかないといけません。
そのひとつにストロークのネット

「相手のボールが深かったりして無意識に下がりながら打っていませんでしたか?」
特によくあるのがちょっと下がりながらバックのスライスを打つ時です。自分ではいつも通りに打ってるつもりでも気づかないうちにダウンスイング


何度か出てきましたがこの「気づかないうちに」ミスの原因が自分に起こっていることを意識しないとミスは減りません。下がりながら打つときは「自分が今下がりながら打ってる」ことを意識して上から下に振らないようにお気をつけください

自分はジュニアやキッズクラスの子供たちの前では意識して目をパチクリさせて若く見られようと気をつけております...
まつ毛カールとかしよかな

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2010年04月10日
勝てない理由知ってますか?
これは経験談の一例です、ご参考になれば幸いです。。
試合で「なんで自分はいいショットをそこそこ打ってるのに相手に通用しなかったり、逆に打ち込まれたりしてしまうのか...」
と思ったことありませんか?自分も学生の頃、試合で結構打てるようになってきたのにクリーンショットで決められたりして「えェ~
」となることがよくありました。。
埼玉で1日草トーで試合しててゼンゼン思うようにならず心の中で
「あ″あ″~もう
」
と叫んだときにふと気づいたんです
「あ、自分の球が浅いんだ...」
自分では思いっきり厚く当ててバックのスライスをネットスレスレに打ってるのに、それをフォアでコートの隅に何度も打ち込まれてしまっていたんです。。
そして次の瞬間
「自分の目線からしかボールを見てなかったんだ。自分ではいいと思っていても相手から見たら、たいしたボールじゃなかったんだ...」
それからは「1球タリトモ相手に甘い球を打たないぞ
」
と言い聞かせて試合に臨むようになりました
この意識だけでゼンゼン試合内容が違ってきました。追い込まれて初めて「あっ
」と気づくこともあるんですね。それがホントに自分に必要でジューヨーなことだったりするのでしょーか。
恋愛でもこれを早く知っていれば自分の人生はゼンゼン違ったものだったでしょーね
ったく、早く気づけよっっ
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試合で「なんで自分はいいショットをそこそこ打ってるのに相手に通用しなかったり、逆に打ち込まれたりしてしまうのか...」
と思ったことありませんか?自分も学生の頃、試合で結構打てるようになってきたのにクリーンショットで決められたりして「えェ~

埼玉で1日草トーで試合しててゼンゼン思うようにならず心の中で
「あ″あ″~もう

と叫んだときにふと気づいたんです

「あ、自分の球が浅いんだ...」
自分では思いっきり厚く当ててバックのスライスをネットスレスレに打ってるのに、それをフォアでコートの隅に何度も打ち込まれてしまっていたんです。。
そして次の瞬間
「自分の目線からしかボールを見てなかったんだ。自分ではいいと思っていても相手から見たら、たいしたボールじゃなかったんだ...」
それからは「1球タリトモ相手に甘い球を打たないぞ

と言い聞かせて試合に臨むようになりました


恋愛でもこれを早く知っていれば自分の人生はゼンゼン違ったものだったでしょーね

ったく、早く気づけよっっ

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2010年03月21日
空いたっ!オープンコート
テニスは相手コートにオープンスペースを作らないと勝てない競技
学生の頃はどうやったら空くのかよく分からなくて何となくやってたかな
特に左ききと当たると初めの頃やりにくい感じがありました。フォアのクロスを打てば相手のバックになるんだからお互いに有利はずなのにナンデカ不利に感じる…何かヒントが欲しくてアガシ(右きき)対ムスター(左きき)の94年の全米の試合を何度もビデオで見ました
結局ムスターのバック側にトドメのショットを打つケースが多く見られたのですが、アガシはただやたらに相手のバック側へじゃなかったです
ムスターのフォア側に一度打たないとバック側は空かないから打つのですが、時折ムスターをコートの斜め後ろへ下がらせるようなループのスピンを使っていたのでした。するとベースライン後方でしかもコートの隅で下がるからネットとの距離が離れてボールが浅くなりやすく、よりアガシに有利な状況になってオープンコートに打ち込める=ムスターも追うけど切り返せない、またはバック側に走ったところを逆ついてまたフォア側に打ち込んでポイントを取る、という展開を要所で見せアガシの勝利でした。このままアガシは決勝まで行って優勝、二つ目のグランドスラムタイトルでした
この試合を見て「あ、テニスってこうやって勝つんだ
」と教えてもらった感じです。それからは単に相手を振ればいいだけじゃない、ひと捻りしたカラクリがイモずる式に見えるようになりました
まっ、分かりましたけど自分がコートに立った場合は熱くなって
見えなくなる時もよくありますけど

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特に左ききと当たると初めの頃やりにくい感じがありました。フォアのクロスを打てば相手のバックになるんだからお互いに有利はずなのにナンデカ不利に感じる…何かヒントが欲しくてアガシ(右きき)対ムスター(左きき)の94年の全米の試合を何度もビデオで見ました

結局ムスターのバック側にトドメのショットを打つケースが多く見られたのですが、アガシはただやたらに相手のバック側へじゃなかったです

ムスターのフォア側に一度打たないとバック側は空かないから打つのですが、時折ムスターをコートの斜め後ろへ下がらせるようなループのスピンを使っていたのでした。するとベースライン後方でしかもコートの隅で下がるからネットとの距離が離れてボールが浅くなりやすく、よりアガシに有利な状況になってオープンコートに打ち込める=ムスターも追うけど切り返せない、またはバック側に走ったところを逆ついてまたフォア側に打ち込んでポイントを取る、という展開を要所で見せアガシの勝利でした。このままアガシは決勝まで行って優勝、二つ目のグランドスラムタイトルでした

この試合を見て「あ、テニスってこうやって勝つんだ


まっ、分かりましたけど自分がコートに立った場合は熱くなって



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2010年03月12日
ギルバートとケーヒル
以前予告した「アガシに対するアドバイスの違いが見ていても分かるような気がした二人のコーチ」について書きたいと思います
先にアガシに付いたのがギルバートです。前にも書きましたがギルバートはアガシに
「このゾーンではこうしろ」「ここではやるな」
などその状況で優先すべきショットセレクションを教えて勝つ確率をあげ、その確率高いテニスをする中で打つショットはアガシが打つからいいショットになって更に勝つ確率が上がる
という展望だったと思います。
一方ケーヒルはヒューイットをNo.1にしたあとギルバートのあとにアガシに付くんですが、アガシのプレーを見ていて感じたのはケーヒルはアガシにゾーンごとの決められたプレーではなく
「打てる球(状況)ならどんどん場所を気にせず打っていっていーよ」
と言っていたんじゃないかなと思います。。それまであまり見られなかったディフェンスゾーン(ベースラインの後ろ)からのハードヒット
が増えてより攻撃的になったと思うのです。難しさから言ったらケーヒルの方が難しいと言うか高度なプレーが必要ですね。いずれにしてもアガシの天才的なショットを生かす2つの戦術でアガシはたくさんのすばらしいプレーを見せてくれたと思います
アガシありがとー

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先にアガシに付いたのがギルバートです。前にも書きましたがギルバートはアガシに
「このゾーンではこうしろ」「ここではやるな」
などその状況で優先すべきショットセレクションを教えて勝つ確率をあげ、その確率高いテニスをする中で打つショットはアガシが打つからいいショットになって更に勝つ確率が上がる

一方ケーヒルはヒューイットをNo.1にしたあとギルバートのあとにアガシに付くんですが、アガシのプレーを見ていて感じたのはケーヒルはアガシにゾーンごとの決められたプレーではなく
「打てる球(状況)ならどんどん場所を気にせず打っていっていーよ」
と言っていたんじゃないかなと思います。。それまであまり見られなかったディフェンスゾーン(ベースラインの後ろ)からのハードヒット


アガシありがとー


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2010年03月10日
ナダルの打点
学生の頃は地上波のテニス中継が当たり前だったのでよく見ていました
いつも思っていたのは
「何でこんな球が打てるんだろう...外人だから?日本人と何が違うの?」
ということでした。
何度もビデオを見て考えてましたが当時は分かりませんでした
でも要は「まずウエイトトレーニングをすること。そしてグリップに合った当たる瞬間の体の向きやフィニッシュでのラケットの収め方を参考にしたプロと同じにすること」でした。
今思えばこんな当たり前のことをナンデすぐに分からなかったのかなぁと不思議ですが
ここが出発点になっていろんなことがイモずる式にできるようになりました。
その中で読んでお分かりいただけそうな?コツを1つ書いてみます。2007年の全仏でのナダルを見ていて、オープンスタンスでの両手打ちバックハンドのクロスが何であんなに強烈に打てるのか驚いたんですが、あれは打点が前なんじゃなくて軸足(ナダルなら右足)のできるだけ近くになっているから打てるボールなのだとやってみて分かりました
けっこう厚めの握りでギリギリまで来てから打つことで、その厚さに合った打球効果を産むんです。もちろん感覚に個人差があるので自分のが絶対のコツではありませんが自分は「コレしかない」っていう感じです。両手打ちで左右共グリップの厚い方は試してみてください。
今日HPで「単発テーマ別1日レッスン」の4・5・6月のスケジュールが発表になっています。ご興味のある方はどうぞご覧くださいませ
よろしくお願いいたします
sugijiroの単発テーマ別1日レッスンはこちらにあります

いつも思っていたのは
「何でこんな球が打てるんだろう...外人だから?日本人と何が違うの?」
ということでした。
何度もビデオを見て考えてましたが当時は分かりませんでした

今思えばこんな当たり前のことをナンデすぐに分からなかったのかなぁと不思議ですが

その中で読んでお分かりいただけそうな?コツを1つ書いてみます。2007年の全仏でのナダルを見ていて、オープンスタンスでの両手打ちバックハンドのクロスが何であんなに強烈に打てるのか驚いたんですが、あれは打点が前なんじゃなくて軸足(ナダルなら右足)のできるだけ近くになっているから打てるボールなのだとやってみて分かりました

けっこう厚めの握りでギリギリまで来てから打つことで、その厚さに合った打球効果を産むんです。もちろん感覚に個人差があるので自分のが絶対のコツではありませんが自分は「コレしかない」っていう感じです。両手打ちで左右共グリップの厚い方は試してみてください。
今日HPで「単発テーマ別1日レッスン」の4・5・6月のスケジュールが発表になっています。ご興味のある方はどうぞご覧くださいませ

よろしくお願いいたします

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2010年03月06日
グランドスラムを取れる選手
テニスをやる人ならグランドスラムのタイトル
を1つでも取れたらどんなに嬉しいだろうと夢見ることがあるのではないでしょうか?
20年以上テニスを見てきて
「あ、この人は取れるな...」
と思う人にはだいたい共通点があるように思います。もちろんこれはあくまで個人的な見解ですのでご了承ください。
グランドスラムタイトルを取れる選手は
「サーブがいい、ストロークがいい、足が速い、リターンがいい、精神的に強い...」と書いて
「でしょ、ハイおしまい
」
にしたらこの仕事やってる意味ないですね。。
確かに平均的にどのショットもいいことは当たり前なのですが、自分がここに差が出ると思うのは
「フォアハンドのクロス」
です。以前のエキサイトブログの時の記事「あなたの右側狙われてます」でも書いた部分もありますが強い選手は皆このクロスコートを試合中に迷いなく打てる技術があると思います
フォアのクロスはスイング(振り終わってく)の方向とボールの飛ぶ方向が同じなので打ちやすいショットのように思いますが、試合中に思い切って打つと飛びすぎてアウトしそうな気がしたりして少し縮こまってしまいがち
なことは多くの方にご賛同いただけると思います。コートの隅に強めに打ってエースを取りにいったり、相手の体勢を崩したりするのはプロでも以外と難しいようです。
「え?プロなんだから何でも打てるに決まってる」
と思われる方もいられるかと思いますがどの選手も得手不得手があるのです。自分も大好きですし、ファンの方には例に出して大変申し訳ないのですがクライシュテルスが引退前に全米オープンのタイトル1つしか取れなかったのには、そこに理由があるように思います。
当時の彼女はフォアの逆クロスと自陣の右サイドからのストレート(ダウン ザ ライン)、どのコースも打てるバックハンドが武器でした
これだけあれば大概の選手にも勝てるしランキング1位にもいました。しかしフォアのクロスだけは他のショットに比べて強打していても深さや厳しさがちょっと甘かったのです。
相手がフォアのクロスコートを他のショットと同じくらいの強さで打てて深さのコントロールもできる選手とグランドスラムの決勝で当たった場合には残念ながら全て負けています
その相手は誰か...もうお分かりかと思いますがエナンです。他にカプリアティにも全仏で負けています。でもまたファンの方には申し訳ありません
あの試合は勝てる試合だったと思います。。カプリアティもすばらしかったですが、とにかく終盤にフォアがほとんど入らなくなり準優勝でした。
「クロスでエナンと張り合えればいくつかは勝てるのに...」
と思っていました。。そして復帰すると聞いても「あのクロスのままだったら難しい」と考えていましたが、復帰後のプレーを見て「これならいけるかも
」と思わせてくれるような深さと強さが同時に出るようにフォームの修正をしていました
違いはフィニッシュの仕方に表れていると思います。ボールがアウトしないように面でボールを抑えつつ強打する、以前より少しコンパクトな打ち終わりになっていると思いました。また時折フェデラーがやるようなエッグボールの打ち方をしてクロスに打ってる場面もあったかと思います。
そして全米での優勝
、しかもビーナス、セレナ、ウォズニアッキとフォアのクロスコートに不安のない選手3人に勝っての優勝ですから単なる勢いではない「優勝するための条件」を揃えたからの優勝ではないかと思います。
これから大きくなっていく子供を育てながらどうツアーに出て行くのか心配な面もありますが是非頑張ってほしいです
こうした優勝するための技術的な修正はフェデラーもナダルなどもしています。ナダルなんかは毎年しているような印象があります。またいつか記事にしたいと思います。。
今日は長くなりました
雨でテニスができなかった方の一助になれれば幸いです
sugijiroの単発テーマ別1日レッスンはこちらにあります

20年以上テニスを見てきて
「あ、この人は取れるな...」
と思う人にはだいたい共通点があるように思います。もちろんこれはあくまで個人的な見解ですのでご了承ください。
グランドスラムタイトルを取れる選手は
「サーブがいい、ストロークがいい、足が速い、リターンがいい、精神的に強い...」と書いて
「でしょ、ハイおしまい

にしたらこの仕事やってる意味ないですね。。
確かに平均的にどのショットもいいことは当たり前なのですが、自分がここに差が出ると思うのは
「フォアハンドのクロス」
です。以前のエキサイトブログの時の記事「あなたの右側狙われてます」でも書いた部分もありますが強い選手は皆このクロスコートを試合中に迷いなく打てる技術があると思います

フォアのクロスはスイング(振り終わってく)の方向とボールの飛ぶ方向が同じなので打ちやすいショットのように思いますが、試合中に思い切って打つと飛びすぎてアウトしそうな気がしたりして少し縮こまってしまいがち

「え?プロなんだから何でも打てるに決まってる」
と思われる方もいられるかと思いますがどの選手も得手不得手があるのです。自分も大好きですし、ファンの方には例に出して大変申し訳ないのですがクライシュテルスが引退前に全米オープンのタイトル1つしか取れなかったのには、そこに理由があるように思います。
当時の彼女はフォアの逆クロスと自陣の右サイドからのストレート(ダウン ザ ライン)、どのコースも打てるバックハンドが武器でした

相手がフォアのクロスコートを他のショットと同じくらいの強さで打てて深さのコントロールもできる選手とグランドスラムの決勝で当たった場合には残念ながら全て負けています

その相手は誰か...もうお分かりかと思いますがエナンです。他にカプリアティにも全仏で負けています。でもまたファンの方には申し訳ありません

「クロスでエナンと張り合えればいくつかは勝てるのに...」
と思っていました。。そして復帰すると聞いても「あのクロスのままだったら難しい」と考えていましたが、復帰後のプレーを見て「これならいけるかも


そして全米での優勝

これから大きくなっていく子供を育てながらどうツアーに出て行くのか心配な面もありますが是非頑張ってほしいです

こうした優勝するための技術的な修正はフェデラーもナダルなどもしています。ナダルなんかは毎年しているような印象があります。またいつか記事にしたいと思います。。
今日は長くなりました


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2010年03月04日
世界の名コーチたち
自分はテニス始めた中学の頃
からテニス中継を見ていて、選手と同じくらい画面にちょっと映るその選手のコーチがどうも気になって、とても興味がありました。
「えっ、この人はどんなことしてんだろ…こんなすごい選手のコーチなんだからソートーすごい人なんだろな…」
と思っていました。
自分がすごいなぁと思うコーチはどんなコーチかと言えば「そのコーチが見たら選手のプレーが変わった
」と分かるコーチですかね。。一般のスクールのコーチでもたくさんいらっしゃいますがプロの世界で何人か挙げるとしたら、一人目はボブ・ブレッド
ですね。
ベッカーのコーチとして初めに知って以来イワニセビッチ、キーファー、アンチッチ、そして今はチリッチなどあと少し伸びたら完全にトップ選手になるのにという選手をトップ10やNo.1にまでに引き上げてしまうコーチです
ベッカーはブレッドがいなかったらNo.1にはなっていないんじゃないかと思うくらいです。自分には彼が現代テニスで勝つのに何が必要かということを見抜ける能力がある人のように思えます。
二人目はホセ・ヒゲラス
です。マイケル・チャンの全仏優勝に貢献し、その後クーリエを全仏で優勝させランキング1位に、更にはブルゲラ、モヤ、コリアといったクレースペシャリストを次々育て上げた凄腕です

フェデラーのコーチも少ししていましたね。現役時代の優勝16回のうち15回がクレーであることからも分かるようにクレーでの戦術に長けているコーチですね。クレーが苦手な選手からは特にオファーがあるんじゃないでしょうか…
三人目はブラッド・ギルバート
途中まで自身もシングルスに出ながらアガシをNo.1に導いたコーチです。テニスコートを3つのゾーン:ネットからサービスラインまでを「決め」、サービスラインからベースラインまでを「仕掛け」、ベースライン以後を「守り」と分けて、そのゾーンに合ったプレーをアガシに徹底させたそうです。それをベースにすることによってアガシの雑な部分を排除できるようにし、プレーをまとめたんだと思います。最近ではロディックやマレーのコーチもしていましたね。
最後にラリー・ステファンキ
担当したのはマッケンロー、カフェルニコフ、リオス、ビヨルクマン、ヘンマン、ゴンザレス、そして今はロディックのコーチですね。カフェルニコフとリオスは在任中にNo.1になっています。彼がまず取り掛かるところはその選手の動きを良くすることだそうです
確かにゴンザレスもロディックもスムーズでミスの減った感じがよく分かりました。もちろん戦術的にも効果的なアドバイスを送っているようです。
他にも王者レンドル、全米2連覇のラフター、最近ではフェデラー、ヒューイットのコーチをしているトニー・ローチも名将の1人ですが、レンドル以外どう選手を変えたのかがまだあまりよく分かっていないのでお名前だけにさせていただきます。。
でもそんなことしたら65歳のトニー・ローチがアンタッチャブルの“ザキヤマ”みたいに
「イヤイヤ
イヤイヤ
」
ってグイグイ言って来そうですね。。
絡みづらいなぁ~ローチ...
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「えっ、この人はどんなことしてんだろ…こんなすごい選手のコーチなんだからソートーすごい人なんだろな…」
と思っていました。
自分がすごいなぁと思うコーチはどんなコーチかと言えば「そのコーチが見たら選手のプレーが変わった


ベッカーのコーチとして初めに知って以来イワニセビッチ、キーファー、アンチッチ、そして今はチリッチなどあと少し伸びたら完全にトップ選手になるのにという選手をトップ10やNo.1にまでに引き上げてしまうコーチです

二人目はホセ・ヒゲラス




三人目はブラッド・ギルバート

最後にラリー・ステファンキ


他にも王者レンドル、全米2連覇のラフター、最近ではフェデラー、ヒューイットのコーチをしているトニー・ローチも名将の1人ですが、レンドル以外どう選手を変えたのかがまだあまりよく分かっていないのでお名前だけにさせていただきます。。
でもそんなことしたら65歳のトニー・ローチがアンタッチャブルの“ザキヤマ”みたいに
「イヤイヤ



ってグイグイ言って来そうですね。。
絡みづらいなぁ~ローチ...
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2010年02月28日
グロージャンについて
以前の記事で復活して感激したことを書いたセバスチャン・グロージャンについてもう少し書きたいと思います。熱いグロージャンファンの方ほど詳しくないですが
グロージャンのテニスは2つあるフランステニス
(自分なりの解析です)の一方を継いでる天才肌の選手だと思います。その2つとは①アンリ・ルコントのような決まると観客がどっと沸くようなファインショットやトリックショットを打ち、華麗で魅せるテニス ②ヤニック・ノアやギー・フォルジェ、アルノー・クレマンのように最後まで諦めない、内に秘めるか表に出すかの違いはありますが闘志あるファイターなテニスです。
グロージャンは相手が見送るだけになるようなフォアに回り込んでの逆クロスとストレート、そこから来るかと言わせるドロップショットとドロップボレー、走り込んでのパッシングなど魅力ある①タイプのプレーをしてくれていました。03,04年に2年連続ウィンブルドンベスト4になった時は嬉しかったです
ただ本人の流儀なのでしょうかバックハンドであまりガツガツ攻撃しないんです。もちろん攻撃的なショットを打てるのですが、前に書いたヒューイットの誘い球みたいな緩い球でバックは繋いでおいて、フォアでドカンといき緩急をつけているようです。他の選手ならここでもっとヒットしたり仕掛けてくというバックの時に打っていかないことが他のトップ選手と比較すると多いので、逆にそこを突かれて勝てる試合も難しくなっていたのは残念でした。。
また魅せるテニスだから仕方ないのですが普通に打てばいいところをトリッキーにやったりしてミスしてしまうのも実力がある選手だけに惜しいと思っていました。復活してこれからの活躍を自分はホントに祈っているグロージャンです。。
「グロージャン、頑張れよ」と言っても
「お前も頑張れよ」(ジミー大西)とすぐに切り返して言われそうですが
今日は午後早く晴れてくれたらテーマ別1日レッスンです
どーかできますように


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グロージャンのテニスは2つあるフランステニス

グロージャンは相手が見送るだけになるようなフォアに回り込んでの逆クロスとストレート、そこから来るかと言わせるドロップショットとドロップボレー、走り込んでのパッシングなど魅力ある①タイプのプレーをしてくれていました。03,04年に2年連続ウィンブルドンベスト4になった時は嬉しかったです

ただ本人の流儀なのでしょうかバックハンドであまりガツガツ攻撃しないんです。もちろん攻撃的なショットを打てるのですが、前に書いたヒューイットの誘い球みたいな緩い球でバックは繋いでおいて、フォアでドカンといき緩急をつけているようです。他の選手ならここでもっとヒットしたり仕掛けてくというバックの時に打っていかないことが他のトップ選手と比較すると多いので、逆にそこを突かれて勝てる試合も難しくなっていたのは残念でした。。
また魅せるテニスだから仕方ないのですが普通に打てばいいところをトリッキーにやったりしてミスしてしまうのも実力がある選手だけに惜しいと思っていました。復活してこれからの活躍を自分はホントに祈っているグロージャンです。。
「グロージャン、頑張れよ」と言っても
「お前も頑張れよ」(ジミー大西)とすぐに切り返して言われそうですが

今日は午後早く晴れてくれたらテーマ別1日レッスンです





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2010年02月21日
コナーズからフェデラーへ5
この話は今日で完結です。やっとここまで来ました
このエッグボールは今やたくさんの選手が打っていて、女子でも見られるようになっていますね。。またここまでのスピンと言わなくてもフラットドライブのボールを打ちにいってフィニッシュをフェデラーの打ち終わり方と同じにする「決め」のフォアは以前の記事でに書いたシュエドワもやっているように男女とも当たり前になったなぁと思います。
守備のスペシャリスト、ヒューイットに代わり絶対王者になったフェデラーの武器を見た他の選手たちが
「あ~...勝つにはこれがいるんだな」
と取り入れてこのタイプの打ち方が浸透していったように思います。でも一般の方はご注意下さいね。この打ち方を慣れないのに無理してやったり、自己流でやると腕を痛める可能性がありますから。。このようにヒューイットの「相手に攻めさせて逆襲するパターンを持つ」テニスが攻撃的で安定したフォアを産み、男女ともに世界に広がってよりテニスのレベルを上げているのです。
だからヒューイットはこのきっかけを作った功労者だと言いたいです。あれだけすごいカバーリングとパスを持った選手だったのですから... 自分より詳しい方からするとこの記事の観点は結果論的なところもあるかもしれませんが流れはこう繋がっていると自分的には思われます。 今後もテニスは形を変えながら進化を遂げていくでしょうね
出来る限り追って行きたいです。。
次回は水曜日になります、今週もありがとうございました。
また来週もよろしくです。。

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このエッグボールは今やたくさんの選手が打っていて、女子でも見られるようになっていますね。。またここまでのスピンと言わなくてもフラットドライブのボールを打ちにいってフィニッシュをフェデラーの打ち終わり方と同じにする「決め」のフォアは以前の記事でに書いたシュエドワもやっているように男女とも当たり前になったなぁと思います。
守備のスペシャリスト、ヒューイットに代わり絶対王者になったフェデラーの武器を見た他の選手たちが
「あ~...勝つにはこれがいるんだな」
と取り入れてこのタイプの打ち方が浸透していったように思います。でも一般の方はご注意下さいね。この打ち方を慣れないのに無理してやったり、自己流でやると腕を痛める可能性がありますから。。このようにヒューイットの「相手に攻めさせて逆襲するパターンを持つ」テニスが攻撃的で安定したフォアを産み、男女ともに世界に広がってよりテニスのレベルを上げているのです。
だからヒューイットはこのきっかけを作った功労者だと言いたいです。あれだけすごいカバーリングとパスを持った選手だったのですから... 自分より詳しい方からするとこの記事の観点は結果論的なところもあるかもしれませんが流れはこう繋がっていると自分的には思われます。 今後もテニスは形を変えながら進化を遂げていくでしょうね

次回は水曜日になります、今週もありがとうございました。
また来週もよろしくです。。

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2010年02月20日
コナーズからフェデラーへ4
グーガも答えの3人のうちの1人になる要素があるかなと思いますが今日も続きをお読みください...
グーガが好調のときのストローク戦は意図的にベースライン真ん中にいる相手に向かって強く重い球を体めがけて打ち込んでいって相手のラケットを弾き
甘くなった変球を更に打ち込んで決めるという形がよく見れました。この戦術は今の選手達、女子でもセレナやエナンにまで見られるようになり、グーガのNo.1達成から10年近く経ってまた再び出てきたなぁと思っています。コースをついてポイントを取るテニスの定石からは発想できない、大胆でオットコ前なやり方だと思いました
そしてこのあとテニス界に大きな変化をもたらす選手が1位になります。3人のうちの2人目、誰でしょうか。。
答えの2人目はレイトン・ヒューイットです。ヒューイットはレンドルと似てレシーブが上手く、流れの中でも前に来た相手をパッシング(パス)で抜くのが得意でした。打てる球もわざと「オラ打って来いよ~
」と浅目に弱く低いバウンドになるように打ち、前におびき寄せてパスの嵐を浴びせ、ボレーされても驚異的なフットワークで追いつき面白いように抜き去っています
振り返るとこの時期他の選手たちは王者ヒューイットを相手にこの「ハイハイ前来いよ~」の誘い球を打ち込んで決められるほど技術的にも余裕がなかったのだと思います。
今と比べて当時の技術では低く浅い中途半端な球を常に一発で決めるような選手はほとんどいなかったと思います。それができなかったために「普通にアプローチしたら抜かれる、無理したらミスる、ベースライン同士でも結局攻めないと勝てないから左右に振ろうとするけどヒューイットのフットワークにやられたり、その動きを恐れてミスになりうまくいかなくなる」パターンをよく見ました。。
とにかく苦手とする全仏以外でヒューイットに勝つには「誘い球」を決めるか、ベースラインからストロークで完全に体勢を崩すことしかなかったのです。それを実現できるようになった最初のプレーヤーが最後の答え、ロジャーフェデラーです
いろんな見方がありますが彼の一番の特徴的な武器はフォアハンドだと思います。このフォアはおそらくヒューイットに勝つには何が打てればいいかを考えた結果のように思われます。
単なるトップスピンではない「エッグボール
」と言われるボールが生きてるように高く弾んだり伸びたりするトップスピンをミスなく打てるようになり(3位とか5位の頃は打とうとしてよくフレームショットがありました)このショットの弾道の低いバージョンを打つことによってサービスラインくらいからの短い距離のフォアでもガツンと打ってコートの左右に打ち込めるようになりました。エッグボールは身につければ強く打ってもボールが入るし、相手も打ちづらいので試合では最高の武器になります。みなさんのご要望があれば中上級クラスのレベルになりますが、そのうちいつも担当している「単発テーマ別1日レッスン」でもテーマに取り上げたいと思います。。
これによってヒューイットは「誘い球」が通用しなくなり、少しでも甘っかったらカンタンに決められてしまうので、あれだけ強かった王者ですがフェデラーに勝てなくなっていきます。。つまりヒューイットは相手を追い込むために使っていた「誘い球」がきっかけでフェデラーに敗れることになるのです...
だんだんこの話も終わりに近づきました。明日が完結になりそうです。
どうぞよろしくお願いします

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グーガが好調のときのストローク戦は意図的にベースライン真ん中にいる相手に向かって強く重い球を体めがけて打ち込んでいって相手のラケットを弾き

甘くなった変球を更に打ち込んで決めるという形がよく見れました。この戦術は今の選手達、女子でもセレナやエナンにまで見られるようになり、グーガのNo.1達成から10年近く経ってまた再び出てきたなぁと思っています。コースをついてポイントを取るテニスの定石からは発想できない、大胆でオットコ前なやり方だと思いました

そしてこのあとテニス界に大きな変化をもたらす選手が1位になります。3人のうちの2人目、誰でしょうか。。
答えの2人目はレイトン・ヒューイットです。ヒューイットはレンドルと似てレシーブが上手く、流れの中でも前に来た相手をパッシング(パス)で抜くのが得意でした。打てる球もわざと「オラ打って来いよ~


今と比べて当時の技術では低く浅い中途半端な球を常に一発で決めるような選手はほとんどいなかったと思います。それができなかったために「普通にアプローチしたら抜かれる、無理したらミスる、ベースライン同士でも結局攻めないと勝てないから左右に振ろうとするけどヒューイットのフットワークにやられたり、その動きを恐れてミスになりうまくいかなくなる」パターンをよく見ました。。
とにかく苦手とする全仏以外でヒューイットに勝つには「誘い球」を決めるか、ベースラインからストロークで完全に体勢を崩すことしかなかったのです。それを実現できるようになった最初のプレーヤーが最後の答え、ロジャーフェデラーです

単なるトップスピンではない「エッグボール

これによってヒューイットは「誘い球」が通用しなくなり、少しでも甘っかったらカンタンに決められてしまうので、あれだけ強かった王者ですがフェデラーに勝てなくなっていきます。。つまりヒューイットは相手を追い込むために使っていた「誘い球」がきっかけでフェデラーに敗れることになるのです...
だんだんこの話も終わりに近づきました。明日が完結になりそうです。
どうぞよろしくお願いします


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2010年02月19日
コナーズからフェデラーへ3
この記事も第三話目、思ったより長くなっております
90年からはまた新しい風が吹き始めます。
サンプラスが先に注目を浴びていたアガシに全米で勝ち突然優勝します
しかし突然といってもちゃんと布石はあり、前年の89年の全米でディフェンディングチャンピオンのビランデルが一回戦で負けてしまうんですがナントその相手がサンプラスだったのです
90年ではベスト8でずっとかわいがってもらっていたレンドルに勝ち、次にマッケンローに勝っての優勝でした。何か時代の変わり目を感じずにはいられないですね。。
この頃はエドバーグも対レンドルの勝ち方を身につけてベッカー・エドバーグの下にこれから上がってくるサンプラス、アガシ、クーリエ達がいる時代です
でもレンドル以降、彼のような絶対王者みたいな選手はサンプラスまでいなかったように思います。サンプラスは93年から90年代王者として無敵の時期が長くありました。そして90年代の最後の最後からアガシの逆襲が始まります。
95年に一時ランキング1位になりますがその後は大きくランキングを落とします。しかしその後奇跡の復活をして99年の全仏で大逆転の優勝。そこからはサンプラスもたタジタジになるようなテニスをした時もあり、今まであった浮き沈みの波も消えて抜群のフィットネス
を携えた王者の強いテニスを展開します。昔はムラっけがありましたがブラッド・ギルバートと取り組み、スイッチが入ったアガシを見た時は
「とうとうアガシが本来の姿を表してくれた」
と感激しました
アガシが契約した二人のコーチ、ギルバートとダーレン・ケーヒルのそれぞれ考えていたと思われるアガシへの戦術アドバイスについてはまたいつか書きたいと思います。。
90年代はこの2大スターが目立ちますが後期にアガシが低迷していた頃、それまであまり見たことないストローク戦を展開する選手が彗星のように?サンバのリズムに乗って現れます。
そうです、グーガことグスタボ・クエルテンです
「あ、あ゛ぁ~(わざとらしい?) 時間が
」
グーガの男前のストローク戦術についてはまた明日...
どうぞお楽しみに

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90年からはまた新しい風が吹き始めます。
サンプラスが先に注目を浴びていたアガシに全米で勝ち突然優勝します


この頃はエドバーグも対レンドルの勝ち方を身につけてベッカー・エドバーグの下にこれから上がってくるサンプラス、アガシ、クーリエ達がいる時代です

95年に一時ランキング1位になりますがその後は大きくランキングを落とします。しかしその後奇跡の復活をして99年の全仏で大逆転の優勝。そこからはサンプラスもたタジタジになるようなテニスをした時もあり、今まであった浮き沈みの波も消えて抜群のフィットネス

「とうとうアガシが本来の姿を表してくれた」
と感激しました

アガシが契約した二人のコーチ、ギルバートとダーレン・ケーヒルのそれぞれ考えていたと思われるアガシへの戦術アドバイスについてはまたいつか書きたいと思います。。
90年代はこの2大スターが目立ちますが後期にアガシが低迷していた頃、それまであまり見たことないストローク戦を展開する選手が彗星のように?サンバのリズムに乗って現れます。
そうです、グーガことグスタボ・クエルテンです

「あ、あ゛ぁ~(わざとらしい?) 時間が

グーガの男前のストローク戦術についてはまた明日...
どうぞお楽しみに


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2010年02月18日
コナーズからフェデラーへ2
昨日のマッケンローの続きになります。どうぞお読みください
え~85年の全米でマッケンローを破りランキング1位になったイワン・レンドルの話ですね。その以前はトップ選手でありながら精神的に弱く「チキンハート」と言われていたのは有名です。レンドルはすばらしいレシーブの技術があり、ストローク主体のパサー(パッシングショットが上手い)と言われるまさにマッケンローに真っ向から対向するスタイルのテニスをしていました。
しかしレンドルがその後のテニスに影響を及ぼす新しい流れを作ったとは言えないように思います。もちろんそれは影響を与えた人がより優れているということではありません、結果的にそうなったということですのでボルグ、マッケンロー、レンドルファンの方々はどうか怒らないでくださいませ
この時期はいろんなタイプの選手がいた時代でした。ストロークマシーンのマッツ・ビランデルはタッキー二のウェアがよく似合い両手打ちがカッコよかった
またレンドルのJr.時代からのライバルでフランスの英雄ヤニック・ノア、85年に衝撃的なウィンブルドン優勝を飾ったボリス・ベッカー、何もかもが芸術的だったステファン・エドバーグ、魅せるテニスで観客を沸かせたアンリ・ルコント、金の長髪とジーパンのテニスウェアでコナーズを破り全米ベスト8に進出して世界的な注目を浴びた当時18歳のアンドレ・アガシ...個性的な選手も多くて楽しみがたくさんあったなと思います。
レンドルは85年から88年まで1位をキープし90年までは落ちても確か2位までだったと思います。これに対しビランデルがその王者レンドルにどうやったら勝てるのかを示していきます。レンドルは全体の傾向として速い球には速い球で返し、遅い球には遅く返す癖?がありました。ここに目をつけてわざと遅目のボールでゆっくりレンドルに返させてお互いゆっくりやるのかと思わせておいたところで急に攻めたりしてレンドルのペースを崩していく作戦でした。崩れるとレンドルの表情には昔の「チキン...」の頃のレンドルが見え隠れしたようです。。
88年全米の決勝レンドル対ビランデル戦は試合途中までビランデルの1stサーブの確率が100%という驚異的なものでした。この年ビランデルはウィンブルドン以外の3つグランドスラムに勝ちランキング1位に立ちます。負けることないんじゃないかと思わせたレンドルに対するテニスをベッカーも今はチリッチのコーチ、ボブブレッドと共に完成させレンドルに勝っていくようになります。
この時期からベッカーはサーブでドカンドカン行くテニスからフォアの逆クロスを軸に、いろんな種類・球種のショットを打ってネットもこなし、かつビッグサーブも放つとても完成度の高いテニスをしていました。この頃のベッカーのテニス、大好きです。特に88年のナビスコマスターズ決勝や89年の全米決勝共に対レンドル戦はとても感動的です。。
ちょっといろいろ思い出して熱くなってしまいましたが
今日はここまでに...
明日はいよいよサンプラスの登場です


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え~85年の全米でマッケンローを破りランキング1位になったイワン・レンドルの話ですね。その以前はトップ選手でありながら精神的に弱く「チキンハート」と言われていたのは有名です。レンドルはすばらしいレシーブの技術があり、ストローク主体のパサー(パッシングショットが上手い)と言われるまさにマッケンローに真っ向から対向するスタイルのテニスをしていました。
しかしレンドルがその後のテニスに影響を及ぼす新しい流れを作ったとは言えないように思います。もちろんそれは影響を与えた人がより優れているということではありません、結果的にそうなったということですのでボルグ、マッケンロー、レンドルファンの方々はどうか怒らないでくださいませ

この時期はいろんなタイプの選手がいた時代でした。ストロークマシーンのマッツ・ビランデルはタッキー二のウェアがよく似合い両手打ちがカッコよかった

レンドルは85年から88年まで1位をキープし90年までは落ちても確か2位までだったと思います。これに対しビランデルがその王者レンドルにどうやったら勝てるのかを示していきます。レンドルは全体の傾向として速い球には速い球で返し、遅い球には遅く返す癖?がありました。ここに目をつけてわざと遅目のボールでゆっくりレンドルに返させてお互いゆっくりやるのかと思わせておいたところで急に攻めたりしてレンドルのペースを崩していく作戦でした。崩れるとレンドルの表情には昔の「チキン...」の頃のレンドルが見え隠れしたようです。。
88年全米の決勝レンドル対ビランデル戦は試合途中までビランデルの1stサーブの確率が100%という驚異的なものでした。この年ビランデルはウィンブルドン以外の3つグランドスラムに勝ちランキング1位に立ちます。負けることないんじゃないかと思わせたレンドルに対するテニスをベッカーも今はチリッチのコーチ、ボブブレッドと共に完成させレンドルに勝っていくようになります。
この時期からベッカーはサーブでドカンドカン行くテニスからフォアの逆クロスを軸に、いろんな種類・球種のショットを打ってネットもこなし、かつビッグサーブも放つとても完成度の高いテニスをしていました。この頃のベッカーのテニス、大好きです。特に88年のナビスコマスターズ決勝や89年の全米決勝共に対レンドル戦はとても感動的です。。
ちょっといろいろ思い出して熱くなってしまいましたが

明日はいよいよサンプラスの登場です



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2010年02月17日
コナーズからフェデラーへ1
遅くなりましたが予告した
「チャンピオンを倒して新しいテニスの流れができる」話を...
でもほとんどの選手に影響を与えるような流れを作ったのはほぼ3人かな(答えは後ほど..)ですので自分が見てきた「男子王者の流れ
」をお読みいただきたいと思います。目のつけ方によっては違った記述になりますが「en tout cas」版、しかも数回に分けての長編でお付き合いください...
自分は1985年からしかテニスをやっていないのでそこからのことをメインにします。 その前の時代はプレースメント(コントロール)主体のホントにうまさの光るテニスだったと思います
とにかくミスが少なく、コントロールで相手を追い込んでいくテニスです。
このテニスのスタイルは無礼な言い方でしたらお詫び申し上げますが、今だいたい40代半ば以降のコーチや全日本クラスの方のテニスで多くお見かけします。まだ何もかもよく分かってなかった学生の頃、日本ランキングでベテランカテゴリーの上位にいるコーチの方達と練習したことがありましたが、
まぁ~当時の自分は
「どこに打っても返されて相手は絶対にミスしない!なんだこりゃ~!」
とよく思いました
そのテニススタイルをジミーコナーズ(答えの1人目)が打ち破ったと聞いています。コナーズは当時「テニスを格闘技に変えた」と言われたそうです。74年から79年までランキング1位をほぼ維持していたことからもどれだけ強かったかが分かります
フラットのテニスで果敢に戦うコナーズに続いてトップスピンで世界を征したビヨンポルグ(全仏4連覇・全英5連覇など)や、天才的なネットプレーヤーで当時テニスファンでなくても子供でも知ってたジョンマッケンローが現れて順にトップに立っていきます。
マッケンローは76年にデビューしてから半年でランキング71位になり、その年は最終的に243位上がって21位になりました。(※この記事の数字は全て自分が調べられる限りの数字です) この数字で上り詰めてくのを想像してください。当時みんなどれほどマッケンローに熱狂したでしょうか。。そして80年から85年までランキング1位か2位にいてテニス界を大きくリードしていきます
このあと現れた王者はレンドルです
自分がテニスを始めた85年から1位の選手なのでとても思い出深いプレーヤーです。
あ
時間がないので続きはまた明日以降に...どうぞまた読んでください
P.S. ランキングのことを調べてる時に70年代のトップ10を見ると、今は数々のトップ選手のコーチをしている名将「トニーローチ」や「ホセ・ヒゲラス」の名前がありました。 見つけた瞬間に思わず
「おぉ~~っ」
と言ってしまいました
今はシブ~イ味を出していますがピチピチの頃があったんですね
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「チャンピオンを倒して新しいテニスの流れができる」話を...
でもほとんどの選手に影響を与えるような流れを作ったのはほぼ3人かな(答えは後ほど..)ですので自分が見てきた「男子王者の流れ


自分は1985年からしかテニスをやっていないのでそこからのことをメインにします。 その前の時代はプレースメント(コントロール)主体のホントにうまさの光るテニスだったと思います

このテニスのスタイルは無礼な言い方でしたらお詫び申し上げますが、今だいたい40代半ば以降のコーチや全日本クラスの方のテニスで多くお見かけします。まだ何もかもよく分かってなかった学生の頃、日本ランキングでベテランカテゴリーの上位にいるコーチの方達と練習したことがありましたが、
まぁ~当時の自分は
「どこに打っても返されて相手は絶対にミスしない!なんだこりゃ~!」
とよく思いました

そのテニススタイルをジミーコナーズ(答えの1人目)が打ち破ったと聞いています。コナーズは当時「テニスを格闘技に変えた」と言われたそうです。74年から79年までランキング1位をほぼ維持していたことからもどれだけ強かったかが分かります

フラットのテニスで果敢に戦うコナーズに続いてトップスピンで世界を征したビヨンポルグ(全仏4連覇・全英5連覇など)や、天才的なネットプレーヤーで当時テニスファンでなくても子供でも知ってたジョンマッケンローが現れて順にトップに立っていきます。
マッケンローは76年にデビューしてから半年でランキング71位になり、その年は最終的に243位上がって21位になりました。(※この記事の数字は全て自分が調べられる限りの数字です) この数字で上り詰めてくのを想像してください。当時みんなどれほどマッケンローに熱狂したでしょうか。。そして80年から85年までランキング1位か2位にいてテニス界を大きくリードしていきます

このあと現れた王者はレンドルです

あ


P.S. ランキングのことを調べてる時に70年代のトップ10を見ると、今は数々のトップ選手のコーチをしている名将「トニーローチ」や「ホセ・ヒゲラス」の名前がありました。 見つけた瞬間に思わず
「おぉ~~っ」
と言ってしまいました


sugijiroの単発テーマ別1日レッスンはこちらにあります
2010年02月14日
お色気サーブ?
以前の記事でテニスのDVD編集をやっていると書きましたが(こちらから)
先日94年?のジャパンオープンのサンプラス対マイケルチャンの試合を編集しながら見ていました。
試合がチャンのサーブで始まって第2ゲームはサンプラスのサーブなわけですが、その1ポイント目の1stサーブをサンプラスが「バンっ
」と打ったら観客が
チャンのサーブとの違いに驚き、場内が「おぉ~っ」と沸きました。
そこでサンプラスはニヤッとしたような気がしました。
「よ~しじゃあもっといいサーブ打ってやるぜ
」
と思ったかどうかわかりませんがそこから1stサーブが数ポイント入らなくなります。。それを見てはっとしました
レッスンで生徒さんのレシーブ練習のために自分が強めにサーブを打ち続けることがありますが、いいとこに入ったりすると「もっといいの打ってやる」と色気
が出て、そこから入りづらくなったりします...
いいとこに入ったなら
「また同じようなやつ打てればいいな...」
でいいのに過分な欲をかいてはいけないということですね。。
みなさんもありませんか?
お色気はホドホドに
次回は水曜日になります、来週もよろしくお願いいたします。

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先日94年?のジャパンオープンのサンプラス対マイケルチャンの試合を編集しながら見ていました。
試合がチャンのサーブで始まって第2ゲームはサンプラスのサーブなわけですが、その1ポイント目の1stサーブをサンプラスが「バンっ

チャンのサーブとの違いに驚き、場内が「おぉ~っ」と沸きました。
そこでサンプラスはニヤッとしたような気がしました。
「よ~しじゃあもっといいサーブ打ってやるぜ

と思ったかどうかわかりませんがそこから1stサーブが数ポイント入らなくなります。。それを見てはっとしました

レッスンで生徒さんのレシーブ練習のために自分が強めにサーブを打ち続けることがありますが、いいとこに入ったりすると「もっといいの打ってやる」と色気

いいとこに入ったなら
「また同じようなやつ打てればいいな...」
でいいのに過分な欲をかいてはいけないということですね。。
みなさんもありませんか?
お色気はホドホドに

次回は水曜日になります、来週もよろしくお願いいたします。

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2010年02月11日
嫌なサーブだな..
今日は頑張って記事2つ目です。。
試合で「あ、やだなこのサーブ...
」
なんて思ってしまったことありませんか?
以前のブログから恒例?のシリーズ。 今回は
「いいサーブを打つ相手にいいサーブを打ちづらくさせる方法」
を書きたいと思います。。もちろんいいサーブをガツンとレシーブできればいいんですが今その技術に自信がなくても、まぁ大丈夫かな。。
1stサーブでドカンと打ってくる相手に
「1st、ちょっと入れてこうかな...
」
と思わせると強気なサーブを打ちづらくなるはずです。 それには
「2ndサーブになったらレシーブから攻めていくことで2ndを打つ状況が嫌になるようにし、1stから入れてこ...とプレッシャーをかける」
ということです。単純ですがサーブで相手にドンドン圧(お)されてて、こんなことを試合中に思いつくのは時に難しいかもしれないのです。。自分も試合が終わってから
「あ~そうすればよかったじゃん...
」
と思った経験があります。プロの世界ではサーブが強いのは当たり前ですが、その中でもロディック
やカロビッチなんかが相手になったらこのパターンは必ず取ってきます。プロだけでなく一般のプレーヤーならば尚更効き目があります。是非やってみてください。
自分が毎月担当している「単発テーマ別1日レッスン
」ではシングルス・ダブルス問わず、さまざまな戦術的なものも実践で練習したりします。(もちろんガツンと打つレシーブなどもお教えします
)
お読みくださってる皆さんとも一緒にテニスしてこういったことをやりたいな...といつも思っています。 いつかお会いできる日を楽しみにしております

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試合で「あ、やだなこのサーブ...

なんて思ってしまったことありませんか?
以前のブログから恒例?のシリーズ。 今回は
「いいサーブを打つ相手にいいサーブを打ちづらくさせる方法」
を書きたいと思います。。もちろんいいサーブをガツンとレシーブできればいいんですが今その技術に自信がなくても、まぁ大丈夫かな。。
1stサーブでドカンと打ってくる相手に
「1st、ちょっと入れてこうかな...

と思わせると強気なサーブを打ちづらくなるはずです。 それには
「2ndサーブになったらレシーブから攻めていくことで2ndを打つ状況が嫌になるようにし、1stから入れてこ...とプレッシャーをかける」
ということです。単純ですがサーブで相手にドンドン圧(お)されてて、こんなことを試合中に思いつくのは時に難しいかもしれないのです。。自分も試合が終わってから
「あ~そうすればよかったじゃん...

と思った経験があります。プロの世界ではサーブが強いのは当たり前ですが、その中でもロディック

自分が毎月担当している「単発テーマ別1日レッスン


お読みくださってる皆さんとも一緒にテニスしてこういったことをやりたいな...といつも思っています。 いつかお会いできる日を楽しみにしております


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2010年02月10日
全豪決勝フェデラー対マレー
マレー
とフェデラー
の全豪の決勝をやっと全部見れました。
前の記事にも書きましたがマレーのプレーが予想と違い
「あれ、マレーどうしたの
」
というのが正直な感想です…
マレーが勝つ時はだいたいバックハンドのクロス、ストレートの打ち分けを基点にしてフェデラーに打ち勝つ時です。試合の始めからマレーはいつもより少しゆっくりしたラリーの打ち合いをしたように思います。
ガツガツバックハンドで打ってくポイントがすごく少なかったです。だんだん元気は出てきましたが第三セットの終盤リードしたとこで逆にマレーは「硬くなったなぁ」と思います。腰の痛みもかかえていたようですがいつもより落とし目なペースに序盤したのはそれもあったかも知れませんね…
マレーがリードしてもチャンスを取り切れなかったのが勝負の分かれ目でした…フェデラーは定石通り相手のバック側にボールを集めますがマレーは本来バックハンド、
「い~んです。(カビラ兄弟風の言い方で)」
試合の後半マレーがペースをあげた時はやはりフェデラーを崩す展開が増えて何本かセットポイントまでありました。
一方フェデラーは予想通り(こちらから)フェデラーが勝つためにはこれしかない「間髪いれずに速い攻め」でどんどん行ってまたタイトルを手にしました。これからも若手が成長するでしょうがまだまだグランドスラム最多優勝記録を伸ばしそうですね~
あ、カビラ兄弟の「い~んです」誕生秘話ご存知ですか
それについてはまた書きますね…
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前の記事にも書きましたがマレーのプレーが予想と違い
「あれ、マレーどうしたの

というのが正直な感想です…
マレーが勝つ時はだいたいバックハンドのクロス、ストレートの打ち分けを基点にしてフェデラーに打ち勝つ時です。試合の始めからマレーはいつもより少しゆっくりしたラリーの打ち合いをしたように思います。
ガツガツバックハンドで打ってくポイントがすごく少なかったです。だんだん元気は出てきましたが第三セットの終盤リードしたとこで逆にマレーは「硬くなったなぁ」と思います。腰の痛みもかかえていたようですがいつもより落とし目なペースに序盤したのはそれもあったかも知れませんね…
マレーがリードしてもチャンスを取り切れなかったのが勝負の分かれ目でした…フェデラーは定石通り相手のバック側にボールを集めますがマレーは本来バックハンド、
「い~んです。(カビラ兄弟風の言い方で)」
試合の後半マレーがペースをあげた時はやはりフェデラーを崩す展開が増えて何本かセットポイントまでありました。
一方フェデラーは予想通り(こちらから)フェデラーが勝つためにはこれしかない「間髪いれずに速い攻め」でどんどん行ってまたタイトルを手にしました。これからも若手が成長するでしょうがまだまだグランドスラム最多優勝記録を伸ばしそうですね~

あ、カビラ兄弟の「い~んです」誕生秘話ご存知ですか

それについてはまた書きますね…

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2010年02月07日
フェデラーに勝つ方法..
昨日全部書き上げたのですが最後に操作を間違えて消えてしまいました
それをまた思い出して書きたいと思います。。
では、え~。。
今テニスの世界をリードする選手といえば間違いなくロジャーフェデラーです
グランドスラム20数大会連続ベスト4以上は考えられない数字です。
いつの時代もひとり絶対王者が現れると
「この人が負けるとき来んのかな..」
と思います。それくらい「王者」と呼ばれる人はみんな強いんですよね


一昨年だったか体調不良などでフェデラーが勝てないと言われたシーズンがありました。それとは別にして強い時のフェデラーでも負ける試合にはいくつかのパターンがあることに数年前気づきました。 勝った選手がやってきた作戦は以下の通りです。。
① とにかくフォアの強打でフェデラーのバックサイドに打ち込んで合わせて返すだけになった甘い返球をエースで決める。
② フェデラーのバックハンドの弱点は皆さんご存知の高いところだけでなく、普通のバウンドでも体から遠目のところは力が入らず返球が浅くなります。ナルバンディアンのように十分に引きつけてフェデラーの逆を突き、バックハンドを少し遠い打点にさせて打たせ、次で決める。
③ ナダルみたいに高く弾むスピンでフェデラーのバック側にボールを集め、浅くなったのを次で決める。これはナダルにだけ当てはまるものではなく、ガスケ
のようにバックハンドでヘビースピンをかけれる選手はフェデラーに勝っている試合があります。
そして今フェデラーに勝っているダビデンコ
やデルポトロはこれら数年前の戦術からヒント
を得ているように見えます。
ダビデンコは「フェデラーがセンターにいたら、とにかく特にストレートへの展開を早くしてコートの隅を突きフェデラーの体勢を崩す」
デルポトロは「①より更に凄いフォアの強打をバック側だけでなく左右に打ち、サーブでピンチをしのいでフェデラーにテニスをさせない」
ものすごいスピンをスタイルとしていない選手は①と②から進化したテニスでフェデラーに挑んでいくように見えています。マレーについては以前の記事(こちらから)を御覧いただきたく思います
(でもマレーはこの前の決勝では自分からあまり打っていかないスロー目のテニスをしていいプレーができずに負けましたが、いつもはもっといいはずです
)
選手たちは勝つために相手、とりわけ王者を日々研究して次の大会に臨みます。その中で誰かが勝ってその方法を示すと他の選手たちも「これだったのか
」と続いていくのです。。
どの選手も勝ちパターンと負けパターンがあります。これからもこういった自分なりの考察を自分のスクール生の方々だけでなく、読んでくださる皆さんにもお伝えしていきたいと思います。
次回は水曜日になります。どうぞよろしくお願いいたします
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それをまた思い出して書きたいと思います。。
では、え~。。
今テニスの世界をリードする選手といえば間違いなくロジャーフェデラーです

グランドスラム20数大会連続ベスト4以上は考えられない数字です。
いつの時代もひとり絶対王者が現れると
「この人が負けるとき来んのかな..」
と思います。それくらい「王者」と呼ばれる人はみんな強いんですよね



一昨年だったか体調不良などでフェデラーが勝てないと言われたシーズンがありました。それとは別にして強い時のフェデラーでも負ける試合にはいくつかのパターンがあることに数年前気づきました。 勝った選手がやってきた作戦は以下の通りです。。
① とにかくフォアの強打でフェデラーのバックサイドに打ち込んで合わせて返すだけになった甘い返球をエースで決める。
② フェデラーのバックハンドの弱点は皆さんご存知の高いところだけでなく、普通のバウンドでも体から遠目のところは力が入らず返球が浅くなります。ナルバンディアンのように十分に引きつけてフェデラーの逆を突き、バックハンドを少し遠い打点にさせて打たせ、次で決める。
③ ナダルみたいに高く弾むスピンでフェデラーのバック側にボールを集め、浅くなったのを次で決める。これはナダルにだけ当てはまるものではなく、ガスケ

そして今フェデラーに勝っているダビデンコ


ダビデンコは「フェデラーがセンターにいたら、とにかく特にストレートへの展開を早くしてコートの隅を突きフェデラーの体勢を崩す」
デルポトロは「①より更に凄いフォアの強打をバック側だけでなく左右に打ち、サーブでピンチをしのいでフェデラーにテニスをさせない」
ものすごいスピンをスタイルとしていない選手は①と②から進化したテニスでフェデラーに挑んでいくように見えています。マレーについては以前の記事(こちらから)を御覧いただきたく思います


選手たちは勝つために相手、とりわけ王者を日々研究して次の大会に臨みます。その中で誰かが勝ってその方法を示すと他の選手たちも「これだったのか

どの選手も勝ちパターンと負けパターンがあります。これからもこういった自分なりの考察を自分のスクール生の方々だけでなく、読んでくださる皆さんにもお伝えしていきたいと思います。

次回は水曜日になります。どうぞよろしくお願いいたします

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