2010年02月07日
フェデラーに勝つ方法..
昨日全部書き上げたのですが最後に操作を間違えて消えてしまいました
それをまた思い出して書きたいと思います。。
では、え~。。
今テニスの世界をリードする選手といえば間違いなくロジャーフェデラーです
グランドスラム20数大会連続ベスト4以上は考えられない数字です。
いつの時代もひとり絶対王者が現れると
「この人が負けるとき来んのかな..」
と思います。それくらい「王者」と呼ばれる人はみんな強いんですよね
一昨年だったか体調不良などでフェデラーが勝てないと言われたシーズンがありました。それとは別にして強い時のフェデラーでも負ける試合にはいくつかのパターンがあることに数年前気づきました。 勝った選手がやってきた作戦は以下の通りです。。
① とにかくフォアの強打でフェデラーのバックサイドに打ち込んで合わせて返すだけになった甘い返球をエースで決める。
② フェデラーのバックハンドの弱点は皆さんご存知の高いところだけでなく、普通のバウンドでも体から遠目のところは力が入らず返球が浅くなります。ナルバンディアンのように十分に引きつけてフェデラーの逆を突き、バックハンドを少し遠い打点にさせて打たせ、次で決める。
③ ナダルみたいに高く弾むスピンでフェデラーのバック側にボールを集め、浅くなったのを次で決める。これはナダルにだけ当てはまるものではなく、ガスケのようにバックハンドでヘビースピンをかけれる選手はフェデラーに勝っている試合があります。
そして今フェデラーに勝っているダビデンコやデルポトロはこれら数年前の戦術からヒントを得ているように見えます。
ダビデンコは「フェデラーがセンターにいたら、とにかく特にストレートへの展開を早くしてコートの隅を突きフェデラーの体勢を崩す」
デルポトロは「①より更に凄いフォアの強打をバック側だけでなく左右に打ち、サーブでピンチをしのいでフェデラーにテニスをさせない」
ものすごいスピンをスタイルとしていない選手は①と②から進化したテニスでフェデラーに挑んでいくように見えています。マレーについては以前の記事(こちらから)を御覧いただきたく思います (でもマレーはこの前の決勝では自分からあまり打っていかないスロー目のテニスをしていいプレーができずに負けましたが、いつもはもっといいはずです)
選手たちは勝つために相手、とりわけ王者を日々研究して次の大会に臨みます。その中で誰かが勝ってその方法を示すと他の選手たちも「これだったのか」と続いていくのです。。
どの選手も勝ちパターンと負けパターンがあります。これからもこういった自分なりの考察を自分のスクール生の方々だけでなく、読んでくださる皆さんにもお伝えしていきたいと思います。
次回は水曜日になります。どうぞよろしくお願いいたします
sugijiroの単発テーマ別1日レッスンはこちらにあります
それをまた思い出して書きたいと思います。。
では、え~。。
今テニスの世界をリードする選手といえば間違いなくロジャーフェデラーです
グランドスラム20数大会連続ベスト4以上は考えられない数字です。
いつの時代もひとり絶対王者が現れると
「この人が負けるとき来んのかな..」
と思います。それくらい「王者」と呼ばれる人はみんな強いんですよね
一昨年だったか体調不良などでフェデラーが勝てないと言われたシーズンがありました。それとは別にして強い時のフェデラーでも負ける試合にはいくつかのパターンがあることに数年前気づきました。 勝った選手がやってきた作戦は以下の通りです。。
① とにかくフォアの強打でフェデラーのバックサイドに打ち込んで合わせて返すだけになった甘い返球をエースで決める。
② フェデラーのバックハンドの弱点は皆さんご存知の高いところだけでなく、普通のバウンドでも体から遠目のところは力が入らず返球が浅くなります。ナルバンディアンのように十分に引きつけてフェデラーの逆を突き、バックハンドを少し遠い打点にさせて打たせ、次で決める。
③ ナダルみたいに高く弾むスピンでフェデラーのバック側にボールを集め、浅くなったのを次で決める。これはナダルにだけ当てはまるものではなく、ガスケのようにバックハンドでヘビースピンをかけれる選手はフェデラーに勝っている試合があります。
そして今フェデラーに勝っているダビデンコやデルポトロはこれら数年前の戦術からヒントを得ているように見えます。
ダビデンコは「フェデラーがセンターにいたら、とにかく特にストレートへの展開を早くしてコートの隅を突きフェデラーの体勢を崩す」
デルポトロは「①より更に凄いフォアの強打をバック側だけでなく左右に打ち、サーブでピンチをしのいでフェデラーにテニスをさせない」
ものすごいスピンをスタイルとしていない選手は①と②から進化したテニスでフェデラーに挑んでいくように見えています。マレーについては以前の記事(こちらから)を御覧いただきたく思います (でもマレーはこの前の決勝では自分からあまり打っていかないスロー目のテニスをしていいプレーができずに負けましたが、いつもはもっといいはずです)
選手たちは勝つために相手、とりわけ王者を日々研究して次の大会に臨みます。その中で誰かが勝ってその方法を示すと他の選手たちも「これだったのか」と続いていくのです。。
どの選手も勝ちパターンと負けパターンがあります。これからもこういった自分なりの考察を自分のスクール生の方々だけでなく、読んでくださる皆さんにもお伝えしていきたいと思います。
次回は水曜日になります。どうぞよろしくお願いいたします
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