2010年05月11日
グラフの意味を持つショット
以前に記事にしました「思い出したようにしてるテニスのビデオ編集」はまだまだ終わらないので続いています…
その中で先日96年の全米準決勝グラフ対ヒンギスを見ていました。残念ながらこの試合はテープの尺が切れてなくなり最後まで録画できてないのが悔やまれますがこの時の二人は同じショットを打っていてもポイントの取れ方が違うといういい例だなと思いました。
試合の序盤はヒンギスのキレのいいストロークとストレートへの展開がすばらしく グラフは上手く返せず手こずっているのがよく分かりました。ヒンギスが先に5ゲームを取り、このまま簡単に1stを取るかと思ったのですが、そこからグラフのテニスが変わります とにかくフォアで回り込んで攻撃を始め、たとえバックで取る時もグリップが厚めのヒンギスに対して楽に打たせないように低いバウンドのバックのスライスを打っていきます
?っと思う方も多いと思いますがリードされてる時も最初からグラフはほとんどバック側はスライスを打っています。。でもリードされてる時は「ただ返す、繋いで状況をできるだけイーブンにするために打っている」ように見えました。
でも動きの良くなったグラフの意図して打つスライスとフォアの回り込んでの強打によってヒンギスはラリーを長く続けられない精神状態になります
「なんだよ まだ返してくんのかよ…」と。
グラフはあっという間にゲームをひっくり返してセットを奪います 試合はこのままグラフが7-5 6-3で勝つのですが、ヒンギスはこらえきれなくなって崩れそうになった時に「グラフを左右に振って主にバックハンドで逆をついたりエースを取る」というパターンを忘れずに意図したショットを打ち続ければ結果は違ったかもしれません。同じショットを打つなら「こうするためにこれを打つ」と意図していると集中力も上がると思いますし粘りも出る気がします。
日常生活はいつも意図してボケようと心ガケていますが、この前浅くなったボールを取りきれず前につっこんだ頭にツーバウンドしたボールが「意図せず」当たりました でもタダでは転びません、もちろんそこでっ
「Oh~ポカホンタぁス(バッファロー吾郎)」
言ったのは言うまでもありません
sugijiroの単発テーマ別1日レッスンはこちらです
その中で先日96年の全米準決勝グラフ対ヒンギスを見ていました。残念ながらこの試合はテープの尺が切れてなくなり最後まで録画できてないのが悔やまれますがこの時の二人は同じショットを打っていてもポイントの取れ方が違うといういい例だなと思いました。
試合の序盤はヒンギスのキレのいいストロークとストレートへの展開がすばらしく グラフは上手く返せず手こずっているのがよく分かりました。ヒンギスが先に5ゲームを取り、このまま簡単に1stを取るかと思ったのですが、そこからグラフのテニスが変わります とにかくフォアで回り込んで攻撃を始め、たとえバックで取る時もグリップが厚めのヒンギスに対して楽に打たせないように低いバウンドのバックのスライスを打っていきます
?っと思う方も多いと思いますがリードされてる時も最初からグラフはほとんどバック側はスライスを打っています。。でもリードされてる時は「ただ返す、繋いで状況をできるだけイーブンにするために打っている」ように見えました。
でも動きの良くなったグラフの意図して打つスライスとフォアの回り込んでの強打によってヒンギスはラリーを長く続けられない精神状態になります
「なんだよ まだ返してくんのかよ…」と。
グラフはあっという間にゲームをひっくり返してセットを奪います 試合はこのままグラフが7-5 6-3で勝つのですが、ヒンギスはこらえきれなくなって崩れそうになった時に「グラフを左右に振って主にバックハンドで逆をついたりエースを取る」というパターンを忘れずに意図したショットを打ち続ければ結果は違ったかもしれません。同じショットを打つなら「こうするためにこれを打つ」と意図していると集中力も上がると思いますし粘りも出る気がします。
日常生活はいつも意図してボケようと心ガケていますが、この前浅くなったボールを取りきれず前につっこんだ頭にツーバウンドしたボールが「意図せず」当たりました でもタダでは転びません、もちろんそこでっ
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言ったのは言うまでもありません
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