2010年02月26日
ガット張り機の記事
先日の記事の書き直しです。はじめにガット(ストリング)の張り方には細かいことを言い出したらキリがなくなるくらい...流派もあり、深い世界で自分の記述が1つしかない答えだと言えるものではないということをお知らせいたします。もちろん誰かと言い争うつもりも全くありません。
以下は自分が経験したり、調べてみた結果というだけのものです。ご興味のある方はお読みくだされば幸いです。。
この前「フェデラーのストリングの張りは45ポンド前後と聞いて『緩いな...』と思ったけどそれは(最近の)電動式張り機や“トゥルー”という張り機で45ポンドで張った場合で、そうなると一般の方もそうかもしれませんが自分の昔からのポンドの感覚=バネ式張り機の仕上がりでは約55ポンドで張った強さに張り上がるんだから別にフェデラーが緩く張ってるわけじゃないことをあとから思い出した...」
という記事に「その45と55の違いは引く強さの違いではなく、ガットを引く強さ(ポンド値)と張り上がった面の面圧値の違い(?)で電動式もバネ式も同じ数字なら引く力は同じだから同じ張り上がりになる」
というご指摘をいただき自分に面圧の数値などについてブログで公開して書けるだけの知識がなかったので、もし誤情報なら公開は防ぎたいと記事削除のおことわりと訂正の予定を月曜日にしていました。
「同じ機械の45ポンドで張ってもラケットやストリングが違うと面圧が変わる」のはもちろん以前から認識しております。また実際に思い出せただけで分銅式・バネ式・高級な電動式合わせて6種類の張り機で張った経験がありますが有名メーカーの電動式で張る時はバネ式で張るときより約10ポンド数値を落として張るように言われていました。
つまり張り機の違いや詳しい張り方の指定をしない(ご存知ない)方が電動式のお店で普通に「50ポンドで」とお願いしたら、お店の方は約40ポンドに数値を設定して張ります。もし50ポンドに設定したら頼んだ人の想定(期待)よりすごく硬く張りあがってしまいます。
確認のため東京の有名テニスショップ2店にも聞いてみたところ、やはりバネ式と電動式でそれぞれ同じポンド値で同じガットを同じラケットに張っても張り機の性質の違いから約10ポンドの違いが出るということでした。
面圧についてはいくつか面圧測定機の種類があるそうですが2店とも面圧を測っても出た数値に単位がない測定機を使っています。それが今は主流になっているかもしれません。それぞれ数値の出かたは一方のお店は「-1、0、1、2、3...」でもう一方は「30、34、38、42、46」などと数値が出ます。後者は硬くもなく軟らかくもない標準値が38で、例えば90平方インチのラケットで面圧が38と出たら厳密ではありませんがだいたいバネ式で55ポンドで引いて張ってるということになるそうです。
長くなりましたが今回の記事で自分にうっすらした記憶しかなかった面圧について知識を深められてとても良かったです。(面圧の測定に関してもいろんなタイプがあってキリがありません)ちなみにフェデラーの45ポンド前後というのは電動式で張った場合の数値ということもお店の方に確認をとりました。マッケンローの場合と同じです。
お読みくださった皆様、今日もありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。。
sugijiroの単発テーマ別1日レッスンはこちらにあります
以下は自分が経験したり、調べてみた結果というだけのものです。ご興味のある方はお読みくだされば幸いです。。
この前「フェデラーのストリングの張りは45ポンド前後と聞いて『緩いな...』と思ったけどそれは(最近の)電動式張り機や“トゥルー”という張り機で45ポンドで張った場合で、そうなると一般の方もそうかもしれませんが自分の昔からのポンドの感覚=バネ式張り機の仕上がりでは約55ポンドで張った強さに張り上がるんだから別にフェデラーが緩く張ってるわけじゃないことをあとから思い出した...」
という記事に「その45と55の違いは引く強さの違いではなく、ガットを引く強さ(ポンド値)と張り上がった面の面圧値の違い(?)で電動式もバネ式も同じ数字なら引く力は同じだから同じ張り上がりになる」
というご指摘をいただき自分に面圧の数値などについてブログで公開して書けるだけの知識がなかったので、もし誤情報なら公開は防ぎたいと記事削除のおことわりと訂正の予定を月曜日にしていました。
「同じ機械の45ポンドで張ってもラケットやストリングが違うと面圧が変わる」のはもちろん以前から認識しております。また実際に思い出せただけで分銅式・バネ式・高級な電動式合わせて6種類の張り機で張った経験がありますが有名メーカーの電動式で張る時はバネ式で張るときより約10ポンド数値を落として張るように言われていました。
つまり張り機の違いや詳しい張り方の指定をしない(ご存知ない)方が電動式のお店で普通に「50ポンドで」とお願いしたら、お店の方は約40ポンドに数値を設定して張ります。もし50ポンドに設定したら頼んだ人の想定(期待)よりすごく硬く張りあがってしまいます。
確認のため東京の有名テニスショップ2店にも聞いてみたところ、やはりバネ式と電動式でそれぞれ同じポンド値で同じガットを同じラケットに張っても張り機の性質の違いから約10ポンドの違いが出るということでした。
面圧についてはいくつか面圧測定機の種類があるそうですが2店とも面圧を測っても出た数値に単位がない測定機を使っています。それが今は主流になっているかもしれません。それぞれ数値の出かたは一方のお店は「-1、0、1、2、3...」でもう一方は「30、34、38、42、46」などと数値が出ます。後者は硬くもなく軟らかくもない標準値が38で、例えば90平方インチのラケットで面圧が38と出たら厳密ではありませんがだいたいバネ式で55ポンドで引いて張ってるということになるそうです。
長くなりましたが今回の記事で自分にうっすらした記憶しかなかった面圧について知識を深められてとても良かったです。(面圧の測定に関してもいろんなタイプがあってキリがありません)ちなみにフェデラーの45ポンド前後というのは電動式で張った場合の数値ということもお店の方に確認をとりました。マッケンローの場合と同じです。
お読みくださった皆様、今日もありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。。
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